かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

競馬の馬と騎手のように、事前に機長と副操縦士の事が判るようにして貰わないといけないかも?

2015-03-27 23:04:08 | Weblog
 今日は休みをとってサボテンの植え替えをしました。温室の改造も行う予定だったので多分一日がかりだろうと予測はしていたのですが、正味朝から晩までかかったのには苦笑いしか出ませんでした。去年一回植え替えをせずに育てていたのですが、そのためか皆著しく成長しており、大きくなったり仔吹きで数が増えたりして、とにかく必要な場所が大きくなったので温室を2段に改造したのですがそれでも置き場所が足らず、いよいよ第2温室を考えないといけないかも、と悩みながら、なんとか全部を収めました。でもまた再来年植え替えする時には更に一段と大きくなっていたり数が増えたりしているかもしれませんから、そうなると今度こそ置き場所が足りません。多分その頃には今温室に使っているスチール棚もサビがひどくなって使えなくなってそうですし、その時には今の温室より更に大きなものを作ることで、対応することを考えたいところです。

 さて、昨夜も一応夢を見て、寝ぼけながらメモも書いたのですが、読み取れる文字が「かいすいよく」しかなく、どんな夢かさっぱり思い出せませんでした。枕元のメモは確かに夢の記録には有効ですが、字が残念な私ではその有効性を十全に活用できない弱点があると改めて感じました。

 ところで、フランス南東部のアルプスで起きたドイツ旅客機墜落の話、落ちたのがエアバスA320とこれまでも航空機事故ではよく見かけた気がする機体だっただけに、また何か不具合でも出たのか? と思っていたのですが、事態は予想のはるか斜め上を飛び越え、なんと、副操縦士による、乗客乗員を道連れにした自殺の可能性が有力視されているのだそうな。機長がおそらくはトイレに行って操縦室から出たのを狙い、戻ってきた機長の呼びかけに応じず操縦室のドアの鍵を掛けたまま操縦室に一人立てこもり、機体をアルプスの山肌に激突させたようなのです。ハイジャックやテロを警戒し、操縦室からしかドアの鍵を開けられない仕組みになっていたのが災いし、機長といえど中の副操縦士が開けてくれなければ操縦室に戻ることができない構造だったそうです。
 それにしてもこれは実に恐ろしいことで、空に上ってしまったら文字通り命を預けるしか無い操縦士の心が病んでいるなど、ホラー以外の何物でもありません。テロ対策で頑丈にしたドアを、緊急時にはなんとか開けられるようにしては、なんていう話も聞こえてきますが、そもそもそんな危なっかしいヒトに操縦桿(今はハンドルでしたっけ)を握らせているということ自体が最も肝要な問題であり、大勢の命を預かる職業のヒトの心のメンテナンスは、他の職業よりもより細心かつ十二分にやっていただかないと、公共交通機関だからと安心して乗ることもできなくなります。離陸から着陸まで完全に自動化できればこのような事も起きずに済むのでしょうが、今度はとっさの時の臨機応変な対応が難しかったりするようで、やっぱりヒトに頼らねばならない部分がどうしても残ってしまうようです。飛行機は、ヒトはミスをする生き物と言う前提で、2重3重の安全策を用意してそのミスが重大局面に至らないようにするフェイルセーフが徹底しているはずですが、ミスではなく故意に重大局面に至るヒトの行動まで視野に入れた新しいフェイルセーフの考え方を、これからは発明しなければいけないのでしょう。

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