かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

だから電子書籍なんて信用ならない、などと言われないように立て直してもらいたいものです。

2014-05-29 21:02:43 | Weblog
 昨日は黄砂の影響と思われるくしゃみ連発などがあったので、花粉症症状が悪化するかも、と抗アレルギー剤を服用しました。そのおかげか、今日は鼻がむずむずすることもくしゃみが出ることもなく過ごせましたが、その代償にやたら眠いは体がダルイは、一日仕事するのがとにかく大変でした。飲まないと酷いアレルギー症状に苦しめられますし、飲んだら飲んだで副作用がきつくてまともに生活できないという困った話ですが、こうなってみると早く梅雨入りして雨が降ってきて欲しいと思います。じめじめでうっとおしくても、マスク無しで過ごせる快適さで十分黒字ですから、とにかくまずは一雨が欲しいですね。

 さて、ヤマダ電機が行っている電子書籍サービスが、システムを一新するためいったんサービスを終了するとのことですが、旧サービス利用者に対して、購入した電子書籍は読めなくなるしそれについての保証などは一切しない、と告知して騒ぎになったそうです。コンテンツをダウンロードするのではなく、オンラインでサーバーまで読みに行くタイプなのでしょうか? それはともかく、紙ベースで売られているのとそれほど変わらない値段で「販売」されていたデータが一方的に見られなくなる、と言うのはどう考えても納得できないでしょう。結局そんな反対の声が強かったからか、ヤマダ電機は前言を撤回、手違いでしたと平謝りして、旧サービス利用者は新サービスでも同じコンテンツを利用できるようにするし、これを機に辞めるヒトにはそれなりの補償をします、というような事になったのだそうです。
 「ご案内の内容に一部記載不備があったことにより、既存ユーザー様に誤解を生じさせてしまい、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」というように、本当に単なる記載不備という手違いだったのかどうか、なんとも怪しい決着ではありますが、一応はメデタシメデタシで話がつく模様です。
 そもそも電子書籍からして、私のような紙にこだわる守旧派には利用へのハードルは恐ろしく高いのですが、こんなドタバタを演じていては電子書籍に対する不信感を増大させ、これまでのユーザーにはそっぽを向かれるは、新規はそもそも振り向いてもくれなくなるはとまさにふんだり蹴ったりになるよりないでしょう。果たして新生するこの電子書籍サービスがこのつまづきを乗り越えられるのかどうか、電子書籍の未来を占う上でも重要な一戦になるのかもしれません。まあ個人的には当面どのサービスも様子見ですが。

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