かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

気象異常の一因が海洋生物にもあるという学説があるそうです。

2009-08-01 22:39:39 | Weblog
 今日はお天気のせいでPCのスイッチを入れたり切ったり忙しい一日でした。日が差していたな、と思っていたら急に暗くなってどかどかっと降り出し、30分もしないうちにやむ、と言う、温帯の降雨とは思えない雨が断続的に一日中降っていたからです。まあ雨だけなら何も気にするところではないのですが、お定まりというべきか、そういう雨に限って雷がピカピカゴロゴロと小うるさく、もし落雷・停電などになったら面倒ですし、万が一にも直撃されてラインに高電圧の一撃が侵入されでもしたらPC関連は一巻の終わりですから、とにかく黙って作業を中断、電源を落とした上でコンセントも引っこ抜く、というのを何度も繰り返すことになりました。一応集中コンセントは雷サージつきのモノを選んではいますが、しょせん気休め程度の効果しか期待できないでしょうし、電源と電話線のラインを引っこ抜いておくのがなんといっても安心なので、面倒ではありましたがこまめに一時停止を繰り返したのでした。
 この天気、今夜から明日にかけても続くらしいですから、今夜は寝る前に忘れずにコンセントを抜いておいた方がよいかもしれません。

 それにしても今年の夏は異常気象が常態化している昨今でも極め付きの異常ぶりです。原因のほどは判りませんが、7年ぶりに、夏にエルニーニョ現象が発生しているのも一因なのだとか。ならば何故エルニーニョ現象が起こるのか、と言う点についてはまだはっきりしたことが判らないそうで、地球規模の気象変動ですから、スケールが大きいことや影響ありそうな因子が多すぎて、観測も解析も難しいのでしょう。
 そんな中、ナショナル・ジオグラフィックに、「海洋生物が泳ぐことも気候変動の要因か」という記事が。気象現象は地球規模で起こっている熱循環の表れの一つであり、大気が気流によって混ぜ合わされるように、海も海洋混合と言って、たとえば表層部分と深海の海水が循環し、混じり合うことで熱交換がなされ、その結果が気象にも反映されるということだそうですが、従来この海洋混合は風や潮流によって起きている、という定説に対し、海の生き物が泳ぐこともまた、海洋混合の重要な要素になっている、と言う新説が唱えられているのだそうです。それもクラゲが泳ぐ程度でも起こると言うのですからなかなか驚かされます。まだまだ、観察によるデータの積み上げや理論構築などを続け、批判に耐えうる学説に育てる必要がありますが、この学説で理論武装した捕鯨禁止論や海洋資源保護運動なんてのも出てくるかもしれませんし、単に話の新奇さだけで聞き流して板はいけないのかもしれません。おりから、中国東方海上で越前クラゲが大発生し、またぞろわが国沿岸めがけ大挙押し寄せる可能性アリ、などというニュースもありますが、小さなクラゲで影響あるならあんな巨大なものが海を埋め尽くしてやってくるのですから、相当大きな影響があっても不思議でないかもしれませんね。


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