かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

五輪厳戒中の北京で外国人が殺されるなんて、何とも不安を掻き立てられる事件です。

2008-08-09 23:06:14 | Weblog
 今日は朝から軽い頭痛が抜けず、やたら暑苦しいのと合わさってただひたすらごろごろと時を無駄に過ごしておりました。ひょっとしたら風邪を引いて微熱でもあったのかもしれませんが、一昨日の疲れが出てきていることも考えられますので、一応風邪薬を飲んでさっさと寝ようと思います。今日は午後6時ごろ、ドン!ドン! と散発的に太鼓を叩くような音が聞こえて、一体近くで祭りでもあっただろうか、などと思っておりましたら、夕立が降って、太鼓の音と思ったものは雷鳴でした。近辺に2,3発落ちるほどのこの夏初めて、と言っても過言ではない激しい雷雨です。おかげさまで一気に気温が下がりましたので、今夜はゆっくりじっくり眠ることができそうです。

 さて、何とか無事開幕した北京五輪ですが、早くもほころびが現れたのかもしれない、と予感させる事件が起こりました。五輪開催で厳戒態勢が敷かれているはずの北京で、9日正午、凶器を持った中国人の男が、米国人の男女の旅行者や中国人の女性ガイド3人を襲撃し、米国人男性1人が死亡、女性2人が負傷したとのことです。犯人の男は自殺したそうですが、この行為が共産党政権に対する抗議とかアメリカに対する報復などの何らかの政治的背景を持つテロ行為なのか、それとも何か個人的な怨恨に基づくものなのか、あるいは衝動的な無差別殺人なのか、犯人が自殺してしまってはその真相を明らかにするのは難しいかもしれませんが、犯人の動機次第では今世界的な注目を集める北京は、たちまち危険な街になってしまうかもしれません。それで万一五輪がどうなろうと、個人的にはそう大した感慨もありませんが、我が国の同胞が傷ついたり死んだりするような事態だけは、起こって欲しくないものです。
 一方でグルジアでの『戦争』は、現場がいまだ混乱したままなのか、情勢がもう一つ混沌としてよく判らないまま、拡大の一途をたどっているみたいに見えます。その影響が今後どう世界に波及するのかあるいはしないのか、政府やマスコミには是非一がんばりして、情報収集と分析、その公開にいそしんでいただきたいところです。
 

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