かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

猫にマタタビにはちゃんと科学的な根拠があったことが判明したそうです。

2021-01-21 20:26:32 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は−2.4℃、昼の最高気温は14.2℃、五條市アメダスの最低気温は−4.3℃、最高気温は15.3℃でした。今日は朝から快晴の青空が広がり、朝の冷え込みは一段と厳しいものになりました。未明、おそらく4時過ぎだろうと思いますが、あまりの寒さに目が覚めたくらい、今朝の寒さはこの冬一番に感じました。しかし、日が昇ると気温はぐんぐん上がり、まさしく小春日和となりました。週間予報によるとここ1週間は雨模様の天気が多いものの気温は高めで推移するそうですから、本当に春がきたのかと勘違いしたくなるような天気が続くようです。時折こんな早すぎる春? みたいな年がありますね。そう思って検索してみたら、2年前のちょうど同じ頃、早くもサボテンに蕾が付いた、という記事を投稿しているのを見つけました。これは今年も一度確認してみないと。いま温室を厳寒対策で薄手のビニルでガチガチに巻いてしまいましたので、それを一旦解くのが大変ですが、この土日に雨がそれほどでもないようなら一度確かめてみようかと思います。

 さて、猫はマタタビを見るとやたらと身体を擦り付け、猫によっては恍惚と酔ったような症状を示したりしますが、その原因がわかったという研究結果が公表されました。岩手大の宮崎雅雄教授ら研究グループによると、マタタビに含まれるネペタラクトールという物質に蚊が忌避する特性があり、猫はそれを本能的に知って身体にこすりつけることで、自らを蚊の害から守っているのだそうです。ヒトでもそうですが、蚊は様々な病原菌を運んでくる恐ろしい昆虫であり、猫にとっても大敵の一つになるとのこと。この性質はネコ科に共通らしく、大阪の天王寺動物園や神戸の王子動物園の協力の下、ジャガーなどにネペタラクトールをかがせたところ、猫と同じ反応を見せたそうです。更に猫がマタタビをかいだ時の脳内の状態を調べたところ、いわゆる脳内麻薬の濃度が上がっていることも突き止めました。マタタビ酔いの原因が初めて明らかになったわけですが、ではどうしてそうなるのかまではまだわからないそうです。蚊に対する防御といい、いつどうやってその行動を本能的に獲得したのか、実に興味深いですが、ひょっとして巨大で獰猛なサーベルタイガーとかがマタタビ酔いしていたりするのか、と想像するとなんとも面白い気がします。


 また、
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