かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

フィリピンで大人気の70年代アニメが現地で実写化されるそうです。

2021-01-16 21:23:09 | アニメ特撮
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は2.7℃、昼の最高気温は13.8℃、五條市アメダスの最低気温は0.8℃、最高気温は17℃でした。今日も午前中は晴れて暖かかったですが、早いうちから日差しがあるにも関わらず、間欠にワイパーを動かさないと運転時の視界が怪しくなるくらいのけぶるような雨が降ってきました。更に午後は轟音とともに落雷があり、時折ざあっと強めの雨が降ってきて、風も吹き出し荒れた天気になりました。雨自体は短時間で止みましたが、その後は気温が下がり、少し冷えこんできています。それでも先日の寒波の時より断然暖かいのですが、妙にここ2,3日暖かくなったためか、体感的には一段と強い冷え込みに感じられるようです。風邪など引かぬよう気をつけませんと。

 さて、1977年に放映された長浜ロマンロボシリーズの一つ、「超電磁マシーンボルテスV」が、フィリピンで実写映像化されるのだそうです。フィリピンではなぜかこのロボットアニメが国民的な大人気作品になっていて、何度も再放送されるわ、主題歌が国民的な愛唱歌になっているわ、堀江美都子が国賓待遇を受けるわと熱狂的なファン層が育っているらしいのですが、そんな中、地元のテレビ局の手で「Voltes V: Legacy」と題して実写化の話が着々と進められているのだそうです。その予告編がyoutubeに上がっていたのですが、これが実に素晴らしい出来で、しかも作品愛にあふれる内容だったことに感動しました。

Voltes V: Legacy, soon on GMA!


 何が素晴らしいと言って、その原作アニメを忠実に再現しつつも迫力ある現代的な3D映像に仕上げられた映像の説得力の高さです。敵味方ともキャラクターについてはほとんど露出のない映像でしたが、敵の宇宙戦艦やボルテスVの基地、戦闘メカ、そしてロボット本体など、40年以上前のアニメ映像が実に忠実に実写化されています。日本でアニメ原作の実写化をやると、技術的には問題ないはずなのに、何故か大抵の場合残念で情けない出来にしかならないのですが、これはやはり原作に対する愛情の深さが影響しているのでしょうか。
 まあ情けない我が国の実写映像界の話は脇において、このフィリピン版ボルテスVは是非本編を観てみたいです。映画なのかテレビドラマなのかわかりませんが、日本の映画配給会社やテレビ局は、ツマラナイ映像に無駄金を投じるくらいなら、この作品に投資して即日本でも公開できるように契約すべきでしょう。是非近い将来、我が国でVoltes V: Legacyが観られるようになることを期待したいですが、駄目なら現地まで観に行かないといけないかもしれませんね。どこかの旅行会社が、Voltes V: Legacy鑑賞ツアーとか企画したりしないのでしょうか? それなりに参加するヒトが居ると思うのですが。

コメント
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