かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

悲劇か無能か、岡田代表が未来に冠せられるのは果たしてどちらになるでしょうね。

2016-07-30 21:57:07 | Weblog
 今日は朝から奈良市に仕事に行きました。昼すぎまで打ち合わせなどして、昼食でも取ろうと近鉄奈良駅から東向商店街、餅飯殿商店街、と食べるところを探して歩き回りましたが、さすがに休日というところでしょうか、どちらも人通りが殊の外多く、移動するのに少しばかり苦労しました。ただ、観光客らしい通行人のしゃべっている言葉を聞いていると、どうも中国系の発音っぽいものが耳によく入ってきます。彼らは声が大きいというのもあるのでしょうが、回りを歩いている東洋人観光客は、大半が中国人なのかもしれません。中国は経済が減速し、ついにバブルが弾けるのか? などと随分前から言われていることがようやく本当になるかもしれない、という局面を迎えているそうですが、こうして身近な観光客の姿を見ている限りでは、まだもう少し大丈夫なのではなかろうか、と感じるくらい、盛況な様子でした。

 さて、民進党の岡田代表が、次の代表選挙には出ない、と代表を降りる事を宣言されたそうです。参院選での敗退、都知事選でも鳴り物入りで担ぎ上げた鳥越候補の苦戦など、責任が問われる結果が次々出て、さすがにこれ以上は無理と思われたのでしょうか? 民主党が政権与党から滑り落ちた後という、負け戦の後を任される不運もあったのでしょうが、最大野党の退潮を抑えることができないまま代表を降りるのは、内心忸怩たるものがあるんじゃないか、と思わずにはおれません。ご本人は達成感があった、とのたまっておいでですが、本当にそうなのか、あの顔色の悪い記者会見の模様を見る限りでは、達成感というよりただただ疲れた、ということなんじゃないのか? と勘ぐりの一つもしたくなるような様子でした。ただ、共産党との野党連携を自画自賛して、後継にもそれを引き継いで欲しいと言うのはいかがなものかと思います。そもそも共産党と組むというのはどう見ても呉越同舟で、その集合は選挙互助会、すなわち野合としか見えませんでした。きちんと政策のすり合わせをして、互いに妥協点を見出した上での連携なら問題無さそうですが、それもこれも後回しで、ただただ安部総理を倒す事のみに焦点を当てる選挙なんて、政党として無責任にもほどがあります。民進党の退潮を防ぐのに窮する余り、岡田氏の目も大概曇ってしまったのだな、と思わずにはいられませんでした。
 次の代表が誰になるにせよ、その道はとんでもなく密生した茨の荒野とならざるをえないでしょうが、野党第1党として、また一度は政権をとった元与党として、ちゃんと責任ある態度を見せて欲しいところです。そのうえで、果たして奇跡の復活なるか、それとも社会党の後を追うことになるのか、このまま行けば後者の未来しかなさそうにも思えるだけに、しっかり努力して欲しいです。

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