かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

祝! H2Aロケット30号機打ち上げ成功!

2016-02-17 20:08:51 | Weblog
 今日も1日北西の季節風が吹く寒い日でしたが、昨日までとは違い、時折暖かそうな日が差していました。ただそのせいなのか、今日は一日中くしゃみが連発して、大変弱りました。多分本格的な花粉の飛散が始まったのでしょうね。外にでる時はしっかりマスクをしてましたが、それでも完全には防ぎきれません。それで花粉の飛散状況が知りたくて環境省の花粉観測システム花子さんのサイトを見に行きましたら、「現在サーバ移行中のため閲覧できません。平成28年の運用は3月上旬を予定しております。しばらくの間お待ちください。
」なんて書いてあるではありませんか! 何この役立たず。なんでそんなメンテナンスをシーズン入りする前に済ませておかなかったの! とそのお役人仕事ぶりに激しく怒りが沸騰しましたが、無いものはどうしようもありません。花粉の状況を知るには、別の方法を探して見るよりなさそうです。環境省、いくら霞ヶ関では劣位の官庁だからといって、存在価値をアピールできる時に手を抜いては駄目ですよ。

 さて、気を取り直して、H2Aロケット30号機、天候不順で打ち上げが延期されていましたが、今日の午後5時45分、無事に種子島宇宙センターから打ち上げられたとのことです。搭載していたX線天文衛星アストロHもきっちり予定軌道に投入、見事、24回連続打ち上げ成功の結果となりました。これで成功率96.7%、我が国の、低予算な上に限られた打ち上げ可能期間という悪条件を乗り越え、よくぞここまで宇宙ロケットをモノにしてきました。開発者や運用の皆さんの叡智と努力の賜物ですね。 思えばペンシルロケットなんて言うおもちゃみたいな超小型火薬式ロケット(こう書くとまるで打ち上げ花火みたいですが)からスタートして、地道に研究と実績を積み上げること半世紀以上、低予算はずっと変わらないままでしたが、それがここまで育とうとは。4日後は日本ロケットの生みの親糸川英夫博士の命日ですが、きっと極楽浄土でこの成功を祝いでお出ででしょう。
 是非今後も素晴らしい成績を伸ばし続け、信頼の日本製の地位を確固たるものに積み上げていただきたいものです。

コメント
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