かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

惑星を貪欲に飲み込む白色矮星! には残念ながら「帝国」は存在しないでしょうね。

2015-10-26 23:26:51 | Weblog
 結局昨夜は、ひどい悪寒にブルブル震えながら7時半には布団にくるまり、そのまま寝てしまいました。途中、今度はひどい熱感に襲われて暑くてたまらなくなりましたが、多分熱を出していたのでしょう。そうして、何度か目が覚めて水を呑んだりトイレに行ったりしておりましたが、朝、7時過ぎに起きた時には、悪寒も熱もすっかり無くなっていました。ざっと12時間眠り続けていたわけですが、やはり体調の異常時には寝るのが一番、ということなのでしょう。代わりに腰の痛みが半端ないのと一日、まるで時差ボケのようなぼんやり感が頭を支配していたのが長時間睡眠の副作用でした。明日の仕事には影響なさそうで、まずは何よりでした。

 さて、アメリカのハーバード・スミソニアン天体物理学センターのアンドリュー・ヴァンダーバーグ氏らの研究チームが、地球から570光年離れたところにある白色矮星が、「惑星の破片を貪っている」様子を初めて直接観測した、として論文を発表されたとのことです。白色矮星は、赤色巨星化した末期の恒星から外側のガスが失われ、中心の燃えさしである超高温・超高密度の、質量は太陽ほど、大きさは地球ほどというとんでもない存在の星ですが、それが、惑星を砕きながら吸い取っている様子が観測されたのだとか。これはまさに白色彗星帝国ガトランティスそのものじゃないか、と大人気なく興奮してしまいましたが、残念ながら白色彗星のように自由に飛び回っているわけではないようですし、一瞬で星を噛み砕いたりもしないようで、その辺は実にのんびりとした動きの模様です。多分その中心核にはヤマトを遥かに凌駕する超巨大戦艦など潜んではいないのでしょう。
 まあそれでも、かつての興奮を呼び覚ますには十分の研究成果ではないかと思います。こういうロマンあふれる研究は、内容が十分理解できなくても大いに楽しめるのが良いですね。



 
コメント
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