かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

宇宙人の脅威に備えよ、と言われても、何をしたら何とかなりそうなのかが想像できません。

2015-10-04 20:10:23 | Weblog
 今日は上天気の日曜日らしく、毎日使っている敷布団を干すついでに、これから必要になるだろう毛布を奥から引っ張りだして干しておきました。午後3時前に取り入れた布団のホカホカした乾いて肌触りの良いシーツの感触を楽しみながら寝そべって本を読んでおりましたらいつの間にか寝落ちしてしまいましたが、まずまずの心地よい休みを満喫した気が致します。これで明日からの仕事もまた気合いを入れて出勤できそうです。

 さて、以前発達したAIとの進化競争で人類は勝負にならず、滅亡させられる、というAI天敵論を披露して物議をかもした宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、今度は宇宙人こそ人類の真の天敵になるかも、という「警告」を発して、改めて話題になっているようです。ホーキング博士はこの7月から地球に届く電磁波を解析して文明の存在を示す信号を探すプロジェクトを立ち上げ、これにロシアの実業家ユーリ・ミルナー氏が1億ドル(約120億円)出して、今後10年間に銀河系内の100万個の天体を中心に探査する予定だそうですが、そうやって探しているにもかかわらず、もし見つかるようなことがあっても安易に関わりを持つべきではないという持論を展開されているとのことです。その理由は、もし宇宙人が地球に来た場合、コロンブスの米大陸上陸時のように、先住民族のことをよく知らないために起きた結果(大虐殺)になる、とのことで、人類が滅ぼされてしまうだろうという悲観的な見方をしています。
 正直、そもそも本当に宇宙に他の文明が存在するのかも判りませんし、近傍の恒星系だって何十光年と離れている銀河系内で、たとえ別の文明が見つかったとしても、連絡したり接触したりする術はほとんどありません。もし、そんな遠方からやってくるほどの文明を誇るのだとしたら、未だ1光年どころか38年かかって2光日移動するのがやっとの我々に勝ち目などあろうはずはなく、かつてのドラマの火星人のごとく、地球のウイルスか細菌にやられてでももらわないと戦いにすらならないでしょう。そういう意味ではホーキング博士が言わんとすることもそれなりに理解できることではありますが、さて、本当にそこまでの文明が宇宙に存在するのか、そして、そんな存在がわざわざ地球までやってくるのか、素人考えではとてもありそうにない話にも感じます。
 フィクションで光速突破が様々想像されている以上、いずれその内、科学はそれを実現する事になるかもしれませんし、是非そうなって欲しいとは思いますが、仮にそうなったとしても、文明の有りそうな星を探してそこにたどり着くのは、帆船でヨーロッパからアメリカ大陸を目指すよりもはるかに厳しく困難なミッションになりそうですし、今現在で言えば、博士の懸念は懸念としても、わざわざ備えを固めるにはリスクが小さすぎ、また色々はるかに困難でそもそも備えてなんとかなる気がしません。それならまだAI脅威説のほうが説得力があり、対応も喫緊であろうと思えるのですが、敢えてこんなことを言い出すとは、ひょっとしてひょっとしたら、何かに「接触」でもされたんでしょうか?

コメント
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