かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

去る生命あれば来る生命あり。枯れたサボテンの新たな分身を発見しました。

2011-10-09 21:18:58 | サボテン
 うららかな秋の日、久々にじっくりサボテンを愛で楽しんでおりましたら、新しい生命の誕生を見つけました。



 写真中央に並んで2つ、緑色の小さな粒があります。大きさは、およそ2mm位。今年発芽した、青王丸(ノトカクタス属)の赤ちゃんです。青王丸は自家受精する珍しいサボテンで、花が咲くと大量の種子ができるのですが、それがこぼれて、いつの間にか芽吹いたようです。冬越できるくらいまで生長できるかどうかはこれからの生育次第ですが、なんとか冬を乗り切れば、新たなファミリーがうちに加わることになります。先日、親株を謎の変色萎凋で枯らしてしまったばかりだったので、この誕生は正直かなり嬉しいです。他にもないかとよく探して見ましたら、更に2本、同じような赤ちゃんを見つけました。




 こちらは、枯れた親株の根元に半ば埋まっていた子です。子吹きしたのかと思っていましたが、枯れた株を抜いた時によく見ると完全に独立した株でした。これも多分以前に種子がこぼれて芽吹いたものが生き残ったのでしょう。左上の小さなものが去年、手前の大きな方は一昨年生まれじゃないでしょうか? それにしては少々小さ過ぎる気もするのですが、ひょっとしたら小さいのと大きいので、半年くらい芽が出た時期に差があるだけで、どちらも去年の誕生かも知れません。




 更にこちらは、もっと前に芽吹いた生き残りです。一番大きなものは確か3年前誕生。今年は親に負けない大きな花を2輪も咲かせました。手前の小さいの二株は2年前誕生のもの。順調に成長すれば、来年花が咲くかも知れません。

 これで青王丸は確認されただけで9株あります。うち4株が今年の生まれです。もう少し増えたら、そのうち大鉢に青王丸だけ寄せ植えして、初夏には黄色い大輪を鉢いっぱいに咲いているのを観てみたいですね。ただ、花が咲くとかなりの確率で勝手に種が実ってしまうため、どこかでセーブしないと温室が青王丸だらけになってしまいます。まあそんなことで悩むのはまだまだ先の話ですから、いずれそのうち対策は考えることにして、今はどうやってこの赤ちゃんを無事冬越しさせるかを検討しようと思います。

コメント
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