かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

はやぶさ、かぐや、きぼう、そして、あかつき。いっそ他のものにもかっこいい名前をつけてみては。

2009-10-23 21:52:48 | Weblog
 気がつけば10月もあと1週間少々で終わり。今日は二十四節季の霜降という、冬の入り口とでも言うべき日になっていました。なんだか最近特に一ヶ月という期間があっという間に過ぎて行くような気がしてなりません。まあ9月から10月にかけては東に西にとひたすらで歩いていたこともありますし、締め切りを抱えている文書つくりを複数抱えていたりするせいもありますし、柄にも無く全国ネットのテレビ番組に出演したり(もちろん仕事です)、とめまぐるしいほどにいろんなことが一時にあった秋で、のんびりしている暇も無かったのですが、それにしたってあと2ヶ月少々で今年も終わり、だなんて、いくらなんでもそれはないでしょう? と言いたくなったりもします。明日、明後日は久しぶりに普通の休日となりそうなので、少し位は仕事を忘れてのんびりと秋の1日を過ごしてみたいと思いますが、休みは休みで色々とやりたいこともありますし、なかなか身も心も羽を伸ばして、という訳には行かないかもしれません。

 さて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2010年に打ち上げる金星探査機「PLANET-C」の愛称が「あかつき」に決定したそうです。一般公募して集めた候補の中から選ばれた、一日の始まりである夜明けを意味する『暁』という言葉には、明けの明星金星に相応しい、情景の美しさ、物事の実現への力強さ、ミッション成功への想いと決意が込められているんだそうです。どうせなら平仮名じゃなくて、墨痕黒々とした書で『暁』とその本体に漢字一文字を書き付けて欲しいものですが、何故か我が国の衛星は平仮名で名づける慣習があるようなので、それも致し方ないでしょう。それにしても、月探査機『かぐや』とか、小惑星探査機『はやぶさ』とか今回の『あかつき』とか、こと宇宙に関しては、結構我が国の命名センスも捨てたものじゃない、と見直しております。この際ですから、是非ロケットとかこの間国際宇宙ステーションと無人接舷したHTV-1などにも、日本らしい良い名前をつけて欲しいです。

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