かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

迷信を真剣に科学する人達も、西洋にはいらっしゃるようです。

2006-03-24 23:57:34 | Weblog
 花粉症が遂に始まったのか、今日は一日中くしゃみをしておりました。くしゃみその物はまあ大したことではないのですが、問題はくしゃみするたび、炎症を起こしている喉が引きつりそうな程痛むこと。風邪ひきながら花粉症というのは大変やっかいです。それにしても、以前は花粉症で数日くしゃみに悩まされた末に、喉に炎症を起こして風邪ひいて寝込む、と言う順番だったのに、今は先に風邪をひいて、それから花粉症に悩まされております。どちらにしても季節の変わり目に弱いことには違いがないのですが、昨年に続いて今年も花粉症の症状が出ず、このまま乗り切れるのかも? と期待していただけに、今日のくしゃみ連発には少し落ち込みました。世の中、そう甘くはないと言うことでしょうか?
 甘くないと言えば破傷風の予防接種した腕が結構痛みます。日を追って筋肉痛のような痛みが増してきているみたいです。今のところ腕が動かなくなる、と言うほどでもないし、
日常には何ら影響がないのですけど、何となく腕が重い感じで、ふとした拍子に意識させられます。ともかく、何かに付け体の調子が今ひとつというのは心の方にも影響するみたいで、気力が削がれること著しいので、早くましになって欲しいと願うばかりです。

 日本では迷信を真剣に研究する学者は民俗学関係くらいのものではないかと思われますが、西洋では医学系を初めとする色々な研究者が、結構大まじめに取り組んでいるらしいです。例えば13日の金曜日に交通事故が増えるか、とか、手術後の出血が多くなるか、とか、満月に精神疾患受診者数が増えるかとかいうような統計解析を行っている例が結構あるそうです。いずれも大体否定的なデータが揃っていますが、ごく一部何とも言い難いデータが出る例もあるようです。この種の結果には、データの取り方などにも色々問題もあるらしいのですが、オカルト系の雑誌や下らない特集を組みたがる低俗なテレビ番組などでは、こういう針先の小さな孔を思い切り拡大解釈して、あたかも本当に不可思議な事象があったかのごとく大声を張り上げるので、注意が必要です。日本ではどうなのでしょうね。仏滅とか4の付く日とか、個人的にはこれら「迷信」を全否定するのはどうも味気ない気がするのですが、人の不安につけ込んで金儲けを企むような輩が横行する世の中では、神秘な浪漫に心遊ばせる余裕も抱いてはおれないのかも知れません。

コメント
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