ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

常温核融合の実験で核反応によるとみられる過剰熱発生を恒常的に確認

2018年01月20日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース20180114-20180120

●(経1/19企業14) 東レと千葉県柏のACAはコストを8割減らした炭素繊維のリサイクル事業に乗り出す,音速空気流で粉砕しシート資材で販売 (現状は廃棄,高熱伝導性を生かし農業資材などに)

●(経1/17企業総合13) 伊藤忠は英蘭シェルからイラクでの油田権益を取得,日本政府の政策に沿い安定調達へ,一方メジャーは再生可能エネへ軸足 (我が国の温暖化対策の政策が課題)

●(刊1/17建設18) 戸田建設は本業に繋がるプロジェクトで国内で初めてグリーンボンドを発行,国内初の浮体式風力発電事業に,地銀などが購入

●(経1/15科学技術9) 山形大学とフラスクの研究グループは希少金属を使わなくても発光効率が高く長寿命の有機EL素子を開発,まず緑色で実現
http://flask.co.jp/wp-content/uploads/2018/01/569379bab254b1f2a809c0ccb8a1a7ad.pdf


◎(経1/19機械8) 住友重機械工業は和歌山県田辺の中田食品からバイオガス発電型嫌気性廃水処理システムを受注,FIT活用し売電 (紀州梅干しと梅酒のトップメーカー,年商70億円弱)

◎(刊1/17表紙1) パナソニックと東京精密は半導体ウエハーのチップ切断工程にレーザーとプラズマ照射を組み合わせ切断幅を5分の1に (チップの個数5%増,両社の得意技術の融合)

◎(刊1/17科学技術26) 京都工芸繊維大学の研究グループは水中のリンを除去する高い耐久性と環境負荷が小さい水質浄化剤を開発,シリカゾル,再用

◎(刊1/16素材17) 三菱マテリアルは熱処理工程後の洗浄工程を不要にしたLED素子などの接合に使い金スズ合金ペーストを開発,廃水処理不要
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2018/18-0115.html


◎(刊1/15素材11) 広島市のアカネは熱伝導率が銅の2倍の黒鉛銅複合材を開発,次世代パワー半導体の放熱基板などに期待,多軸通電焼結機使い

◎(経1/14サイエンス38) テクノバや日産自動車,名古屋大学等の研究グループは常温核融合の実験で核反応によるとみられる過剰熱発生を恒常的に確認 (米で1989年発表ごも地道な研究開発が継続され,ニセ情報との説が覆されつつある。新春らしいニュースかな)

国連の持続可能な開発目標(SDGs)を重要視する企業が増大

2018年01月20日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20180114-20180120

●(刊1/19総合2 ) 経済同友会は温室効果ガスの排出削減に向け提言,最終需要者への炭素消費税は思考停止せず検討課題,カーボンフットプリント活用

●(経1/18総合2) 日本風力発電協会は17年の風力発電新設量が16.9万kWと16年比12%減少と,政府目標の3割,5年近い環境影響評価,高い送電費用 (聞き飽きた原因)

●(刊1/18表紙1) 日刊工業新聞は国連の持続可能な開発目標(SDGs)を重要視する企業が増大と,SCR・統合報告書でSDGsに触れる企業増大と紹介

●(刊1/18最裏面2) 日刊工業新聞は深層断面欄で経団連の企業行動憲章の改定内容を紹介,持続可能な開発目標を経営戦略に組み込み達成へと促進 http://www.keidanren.or.jp/policy/cgcb/charter2017.html

●(経1/17マーケット商品20) 水産庁はシラスウナギの稚魚が記録的不漁だった2013年を大きく下回り1t未満で取引価格も前年度の3.3倍の過去最高水準と (乱獲や環境悪化)

●(環1/17表紙1) 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟は原発即時廃止と自然エネルギーへの全面返還転換を図る基本法案の骨子案,国会提出へ (元首相2人が顧問)<エネルギー政策では現政権は無能に近い?>

●(刊1/16総合2) 政府はものづくり日本大賞の受賞者にJFEスチールのCO2回出削減製鉄原料製造技術などを決定

●(経1/14総合3) 日本経済新聞は電気自動車の開発競争激化と,駆動用モーターの研究開発で米中の研究論文突出,政府主導で中国本気,遅日本 (国家予算少なく日本の大学など研究現場に危機感どころか絶望感漂う)

◎(経1/19国際8) 日本経済新聞は東南アジアで反石炭の世論が及び石炭火力発電所への逆風に直面,電力不足が工業化の足かせ,石炭依存に影 (超々臨界圧石炭火力でもばい煙が出ると住民反対)

◎(経1/15社会35) 日本経済新聞はセンサー欄で多摩川上流で民有林の間伐の担い手が激減し森の放置で保水力減少,土砂流入し水源地水質悪化と