ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

環境ニュース 090201-090207

2009年02月07日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(経2/7社会34) 環境省は家電4品目について買い替えると電気料金や二酸化炭素がどれだけ減るかを検索できるシステムをホームページで公開(まだ使える製品の廃棄(リサイクル)に伴う資源などロスについては分からない局部最適化システム。使用中止の効果や他技術採用も紹介が必要)

◎(経2/6経済5) 政府はポスト京都議定書で新提案へ,国連に技術移転のための専門家機関設置,純粋な削減幅を議論し排出枠は補助手段にと等(実績があがっていないんが玉に瑕)

◎(経2/6首都圏29) 東京都は大規模事業所の二酸化炭素削減で業務部門の削減義務を15年までに8%と産業部門の6%より厳しく設定(圧倒的多数の中小事業所と家庭を野放しにするなら愚。監督効率優先のため意識改革遅れる)

◎(経2/6社会34) 環境省はサンゴ礁や干潟などの保護強化のため国立国定公園内の海域での開発行為など規制する新たな仕組みを作る,海域公園

●(経2/6総合3) 政府は環境対応車の購入時優遇税制を09年度税制改正案に盛り込んだ,予算成立で取得税や重量税を免除,欧米も優遇

●(経2/6国際6) スウェーデン政府は80年来の脱原発政策を転換する方針を決定,地球温暖化対策の一環として,代替エネへの転換進まず

○(環2/4総合3) 新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)は酸化タングステン系の可視光型光触媒の量産技術を開発,コスト面が難点(タングステンは中国に偏在し代替化は必須)

○(刊2/4環境11) 日刊工業新聞は中国向けの廃プラが滞留のため,国内でのリサイクルのため洗浄技術開発など相次ぐと動向紹介

●(環2/4表紙1) (環境省は)エコアクション21の認定事業者が1月30日現在3010事業者,ガイドライン改定で生物多様性の視点など予定

◎(経2/3社会30) 新潟県柏崎市は地震で休止中の東京電力柏崎刈羽発電所の原子力発電所7号機の緊急使用停止命令を3日付で解除

○(経2/2夕刊表紙1) EUは総計23兆円相当の景気対策を温暖化対策や省エネ分野に重点配分する計画,低利融資支援や税制優遇を加盟国に求める(我が国の動き鈍い)

◎(経2/2夕刊総合3) 英ニューカーボンファイナンス(調査)は温暖化ガス排出量取引の世界市場規模が08年に10.6兆円と前年比84%増と(肝心の排出量削減効果の情報はない,排出量が統計上他社に移動しただけでは)

◎(経2/2社会34) 気象庁は商船からの海洋気象情報の提供が海賊被害回避のため半減と,船舶や航路情報を悪用されることへの懸念