シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

glee シーズン3 第22話 Goodbye

2012-07-30 | 海外ドラマ

つ、つ、つ、ついに、最終回です。卒業式です。
あー、ツライような悲しいような、それでいてなぜかちょっとホッとするような・・・

卒業生それぞれにスポットを当てながら最後の数日間の様子が語られます。

カートクリスコルファーのお父さんマイクオマリーがカートへの卒業プレゼントとして、ティナジェナアシュコウィッツとブリタニーヘザーモリスをバックに「Single Ladies」を踊ってくれちゃうんですよー。もうここですでに涙が~。カートのお父さん良い人過ぎる!

メルセデスアンバーライリーはサムコードオーバーストリートが投稿したYou Tubeの動画のおかげでバックコーラスからだけど、プロのレコーディングに参加することになったらしい。マイクハリーシャムジュニアはシカゴのダンスの学校への奨学金をゲット。その話を聞いたサンタナナヤリベラは冴えないケンタッキーの大学に行くのをためらいます。

ブリタニーは当然留年。彼女自身は大して気にしていないようだけど、それを知ったサンタナは自分も高校に残ると言いだして、お母さんグロリアエステファンにたしなめられます。サンタナのお母さんとしてグロリアエステファンが登場。いつか1曲披露してほしいものです。

フィンコーリーモンテースがシュー先生マシューモリソンにイヤーブックにメッセージを頼むとあまりに素っ気ない内容だったので、フィンが「弟のように思っているよ」とか書いてくれると思ったのにとガッカリしていると「10回も書こうと思ったけど泣けてきてできなかった」とシュー先生が言ったのにも泣かされた。

クインダイアナアグロンは補修の勉強で自信をなくしているパックマークサリングに自信を取り戻すためにキスしてあげる。それでパックは自信を取り戻してなんとか「Cマイナス」で合格。パックって超単純だなぁ。これぞ「グリー」な展開。

クインがチアリーダーのユニフォームをスー先生ジェーンリンチのところに返しに行くとスー先生は「若いころの私にそっくりだと思っていたけど、お前のほうが少しだけ善良だ。お前がいつか立派になって、昔あの子を知っていたよと言える日が楽しみだ」とこれまた泣かせる話をしてくれます。いつもクインのことを「Q」と呼んで特別に感じていたようでしたもんね。スー先生、シーズン3は終始良い人だったなぁ。

卒業式のあと、カート、レイチェルリアミシェル、フィンは3人で一緒にそれぞれの合否通知を開けます。フィンはアクターズスタジオのオーディションに手ごたえがあったと一番に開きますが不合格。(オーディションに本物のジェイムズリプトンが登場したので驚きました)続いてカートも不合格。結局レイチェルだけがNYADAに合格しましたが、レイチェルは1年入学を伸ばして来年3人で一緒にニューヨークへ行くと言います。

結婚式に向かうレイチェルとフィン。しかし、フィンはレイチェルをニューヨーク行の列車に乗せるべく駅に連れて行きます。自分は父親の名誉を回復するためにやっぱり入隊することにしたと。いつか二人の運命がそうなるべきならばまた一緒になれる。それまで運命に身を任せようとレイチェルに別れを告げます。あ~、この最後のシーンは事前にネタバレインタビューを見ちゃったので知っていたんですけど、それでももうレイチェルと同じくらいだだ泣きしてしまったー。フィンはレイチェルの足手まといにはなりたくなかったんだよねー。まだ高校生だもんね。仕方ないよな~。でも悲しい。

このシーンのあとレイチェルはグリー部のみんなに見送られて列車で去っていくんですが、この見送りのシーンのときフィンとレイチェル以外のキャストは二人が別れたということは知らず、オンエアを見て初めて知ってビックリしたそうです。脚本がフィンとレイチェルにしか配られなかったんだって。

「Sit Down, You're Rockin' the Boat」冒頭で初期メンバーの5人(レイチェル、メルセデス、ティナ、アーティケヴィンマクヘイル、カート)がみんなの前で歌っています。これが初めて5人でグリー部として歌った歌だったんですよね。当時のフラッシュバックが入って感動です。
「I'll Remember」カートがみんなにさよならを告げるために歌います。ここでもだだ泣き。
「You Get What You Give」卒業生から在校生へ。You've got music in youっていう歌詞がいいですね。
「In My Life」在校生から卒業生へ。ブリタニーは留年だから歌わなかったようです。在校生の顔ぶれを見ると女子がいまいちパンチがないなぁ。
「Glory Days」卒業式の歌。一人一人が呼ばれて登場するシーンが可愛い。
「Roots Before Branches」レイチェルがニューヨークへ向かいながら歌う歌。

今回お話が目一杯だったからか、シーズンフィナーレにしてはパフォーマンスはちょっといまいちでした。最後はニューディレクションズ全員で何か歌って終わりにしてほしかった。全員で歌う曲が一曲もなかったのが寂しい。しかもレイチェルがニューヨークを歩いているシーンで終わりだなんて・・・これはドラマ自体はシーズン4も続いていくし、本当にグランドフィナーレっていう印象を持たれるのがイヤだったのかなぁと思いました。シーズン4からはもう見ないって思っている人も多いだろうから、少しこの先が気になる終わり方にしたかったのかも。



「glee」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」