シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

glee シーズン3 第20話 Props

2012-07-19 | 海外ドラマ

全国大会と卒業式の前のエピソードだから、今回はつまんないかなーと思っていたら、コメディ要素で言うとシーズン3で一番面白い回だった。

「前回までのグリー」ですでにティナジェナアシュコウィツにガンガンスポットが当たっていました。今回はグリートータルで64話目にして初めてティナにスポットライトが当たる番です。

全国大会を前に、レイチェルリアミシェルはNYADAの審査員カルメンティビドーウーピーゴールドバーグに全国大会に来て自分の歌を聞いてほしいと電話をかけまくっています。そりゃあもうストーカーで訴えられるよ?っていうくらいに。そのためにもレイチェルは当然全国大会でソロを歌わなければいけないし、トラブルトーンズは約束通り1曲歌わせてもらえるしってことで決定しかけているところに、ティナが「私だってソロを歌いたい!」と怒ってしまう。ティナはまだ3年生だから来年チャンスがあるのにと恋人のマイクハリーシャムJr.ですら味方になってくれません。そんなティナにレイチェルは「私でいるのは辛いことよ。フェイスブックもツイッターも靴のヒモも結ぶ時間もないくらいに歌の練習をしているから」と言います。

全国大会の衣装係のティナは生地を買いに行ったショッピングモールでブレインダレンクリスとカートクリスコルファーの目の前でモールの噴水に落ちて頭をぶつけてしまいます。ブレインとカートがティナを起こしますが、ティナは自分がレイチェルになった幻覚を見ます。ここからティナの幻覚が続くのですが、このシーンがもう最高です。

ティナとレイチェルが入れ替わっているだけではなく、グリーメンバー全員が誰かと入れ替わっています。

ブレイン⇔パックマークサリング
カート⇔フィンコーリーモンテース
サンタナナヤリベラ⇔アーティケヴィンマクヘイル
ブリタニーヘザーモリス⇔メルセデスアンバーライリー
サムコードオーバーストリート⇔ローリーダミアンマクギンティー
マイク⇔ジョーサミュエルラーセン
クインダイアナアグロン⇔シュガーヴァネッサレンジーズ
シュー先生マシューモリソン⇔スー先生ジェーンリンチ

それぞれがそれぞれのふりをして演技をしているのですが、もうそれが最高に面白いです。このドラマを3シーズン分見てきて一番笑ったかも。しかもこれがシーズン3のこのタイミングっていうのが絶妙なんですよねー。みんながお互いのクセとかを知り尽くしているから相手になりきっているのが笑えます。ブレインはパックのふりして人が歌っている間もきょろきょろしていたり、ブリタニーに扮したメルセデスは「猫がドラッグを買うために私のiPadを売ろうとした」とかワケ分からないこと言ったり、シュガーになりきったクインがアホっぽ~い感じで曲にノッていたり。メルセデスとアーティがブリッターナになり切って小指をつないでキスしてたり。一番笑ったのはスー先生の真似したシュー先生かも。歌を聴いているときの顔がそっくり。みんなも撮影するとき楽しかっただろうな~と思います。

ティナはオリジナルメンバーなのに無視され過ぎているというのはアメリカのグリークたちもよくネットに書いていたので、その意見を汲んでのエピソードだったのかな。

今回は前々回の「Choke」からすべてのエピソードがつながっていて、レイチェルのオーディションの件、パックの留年の件、ビーストドットジョーンズのDVの件のお話でした。

パックはホッケー部の奴らにルーザー呼ばわりされてヤケになってケンカしますが、ビーストが止めてくれ地理の先生に頼んで追試も受けさせてくれるようになったそうです。

サンタナやメルセデスはビーストがクーターエリックブラスコッターと別れていないことを知って、考える時間を作るために一緒に全国大会に行こうと誘います。くぅ~、なんて良い生徒たちなの(涙)サンタナがこんな良い子になるなんてねぇ。サンタナたちに言われたことやパックが頑張る姿を見て、ビーストもついにクーターと本当に別れる決心をして一緒に全国大会に行くとシュー先生とスー先生に言います。ちゃんとクーターと別れたと言ったときのスー先生のハグが泣けた。

レイチェルになってみてレイチェルの気持ちが分かったティナはやっぱりNYADAを諦めちゃいけないとレイチェルを励まし、2人でカルメンに会いに行き全国大会を見てくれるよう頼み込みます。カルメンは断りますが、果たしてどうなるのでしょうか。

「Because You Loved Me」ティナがレイチェルに扮して歌います。なぜこの曲なのかはよく分からなかったけど。ティナのちゃんとしたソロって初めて?ティナも歌唱力はちゃんとありますよね。
「Mean」パックとビーストのデュエット。ビーストはやっぱりカントリーが似合います。
「Flashdance...What A Feeling」ティナが卒業前に一緒にデュエットをしてほしいとレイチェルに頼んだ曲。このエピソードの前半でスー先生が全国大会で歌う曲にこれを選んでいて振付の練習などさせられていたので、この曲が鳴らずに終わるとストレスが貯まるところでした。最後にちゃんと歌ってくれてスッキリしたー。

アメリカではこのエピソードのあとすぐに全国大会のエピソードと2時間連続の放送だったようですね。

*ちなみにティナの名誉のために書いておくと、写真はティナがレイチェルに扮しているのですごく変な格好になっちゃってます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿