シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

フライトゲーム

2016-02-22 | シネマ は行

ニューヨークからロンドンに向かう旅客機に乗り込んだ連邦保安官ビルマークスリーアムニースン。彼の端末に1億5000万ドルを指定の口座に振り込まなければ20分に1人死ぬという強迫メールが届く。隣に座っていた乗客ジェンジュリアンムーアやCAのナンシーミシェルドッカリーの助けを借りながら犯人捜しを始めるビルだったが、犯人が指定した口座がビル名義のものだったことが判明し、クルーたちはビルに疑いのまなざしを向け始める。

犯人の宣言通り20分おきに人が殺されていく中、巧妙なやり口で犯人はなかなかしっぽを出さない。ビルが色々と試行錯誤して犯人を特定しようとする過程が結構面白かった。

それにしてもこういう刑事とかがアルコール依存とかそういう問題を抱えているっていう設定多いね。リーアムニースンってアクション俳優の中でもインテリっぽいイメージがあって、コメディでもない限り彼がアルコール依存症というのはなんだか似合わないなぁと思ってしまいました。どうしても完全無欠のヒーローっていうよりどこか欠陥のあるヒーローにしたいんだろうけどね。

ジュリアンムーア演じるジェンが先が短い病気だっていうのは分かったけど、で、何してる人?なぜ彼女が自分の職業を隠す必要があるのかよく分からなかった。ニューヨーク=ロンドン便によく乗るんだから無職ではなさそうだし、それが何か物語に影響してくるのかと思ったら思わせぶりなだけで特に何もなかったね。

あまり深く考えずにハラハラドキドキを楽しむのがいいでしょう。こういうのはたいがい犯人が誰か分かるまでが面白いもんで、犯人が分かってからというのはどうしても少し面白さは半減してしまいますね。

それでもやはり飛行機なので最後は無事着陸できるかというところまでハラハラさせてくれました。こういう時の子どもの使い方がアメリカ映画はうまいな。




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