67 金森敬之 投手 32歳 年俸700万円
【2017年成績】 E 32試合 2勝0敗2S 防御率9.00 31回 46被安打 3被本塁打 15与四球 0与死球 20奪三振
この成績でよく契約してもらえた、とは昨オフの契約更改での本人のコメントでしたが、まさにその言葉どおりのシーズンとなってしまいました。
独立リーグからNPBに復帰をして手薄な投手陣を支える存在として期待をされましたが、この4年間はその期待に応えられないままに年を重ねてしまった感があります。
さすがに今オフは戦力外通告を受けてトライアウトに参加をしましたが声はかからず、それでも社会人野球の名門であるパナソニックに入社をするとの報道があり、ホームページにはまだその記載がないのが気にはなりますし年齢的にも再度のNPB復帰を視野に入れたものではないでしょうが、好きな野球を続ける選手がいるのは喜ばしくもあります。
石垣島では当然に二軍スタートながらも国際交流試合に登板機会をもらって無難な結果ではありましたが、しかし面白みのないピッチングでもありました。
いわゆる平均的、それもやや低いところでのそれですから一軍は無理だろうな、がそのときの印象で、しかし二軍でここまでダメダメだったのは本人も想定外だったでしょう。
春先からそこそこ投げても防御率は高止まりをしたままで気持ちが切れてしまったのか、そんな金森が30試合を超えているのですから二軍が二軍として機能をしていなかった証左でもあり、本人にとってもチームにとっても不幸な一年は哀しいながらも現実、今岡監督の改革に期待をするしかありません。
とにもかくにも金森にはその不屈の精神で悔いのない野球人生を送ってくれればと、ドラフト6巡目での13年間は胸を張っていい頑張り、お疲れ様でした。
【オリオン村査定】 700万円 → 戦力外通告 ※10/3に戦力外通告