台風11号は九州や四国、中国地方に大きな影響を与えているようですが、今日の首都圏は時折に激しい雨に見舞われたものの降水確率ほどの雨量はありませんでした。
その予報からすれば中止だと思っていたQVCマリンでの試合も、試合中に降られることはなかったようです。
チケットの予約をしながらも休日出勤となった自分からすれば密かに中止を期待していただけに残念でもあり、そして惨敗ですからなおさらです。
しかも仕事がはかばかしくなかったことで明日も出社となり、立て続けのシーズンクーポンのゴミ箱行きをただ嘆くしかありません。
そして涌井が10敗目です。
一回り目は抑えたものの二回り目に四球が絡んでの被弾、と悪いパターンの涌井で、あっさりと五回で降板です。
前日の藤岡と同じくベンチは堪え性が無くなったのか、中継ぎ陣の現状を理解できていないのか、さすがに6人で回して三回や五回の交代では年俸がペイしません。
そして一軍に戻ってきた上野も制球が甘く西武打線の勢いを止められず、前日に先発で73球を投げた藤岡のロングリリーフ、火に油を注いで浦和に戻されるどころかユニフォームすら脱がされかねない金森の公開処刑、ここ4日間で3試合を投げた伊藤と、連勝の疲れが一気に出てしまった感があります。
この嫌な流れを成瀬が止めることができるのか、逆てるてる坊主でも作るのか、伊東監督の眉間の皺が跡に残りそうです。
打線はラッキー8に連打で4得点とまだ勢いのあるところを見せてくれましたが、投手陣の崩壊をカバーしきれませんでした。
今江の走塁ミス、なぜ打てる気配もない井口がスタメンで福浦がベンチなのか、などはありましたが、それでも頑張ってくれたと思います。
得点差があったからこそのチャレンジによるものではありましたがプロ初スリーベースに初打点の高濱はこのチャンスをしっかりと掴んでもらいたく、それは大嶺翔も同様です。
48時間で浦和行き、と報じられた井上のように主力に甘く若手に厳しい風潮は伊東体制になっても変わりませんので、残された時間はあまり多くはありません。
もちろん全力疾走の福浦などベテラン勢も負けてはいないでしょうから、とにかく老いも若きも魅せるプレーをお願いします。
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◆8月9日(土) 千葉ロッテ-西武16回戦(西武10勝6敗、18時、QVCマリン、25,093人) ▽バッテリー |