木村の入団が決まったというニュースの片隅に、長野との交渉が難航していることを示すかのような記事が載っていました。
難航と言うよりはコンタクトすら取れていない雰囲気が醸し出されており、期限の8日を待たずに既に白旗状態のようにも見えます。
ロッテ球団社長、越年しても長野を待つ! (12/2 日刊スポーツ)
ロッテ瀬戸山球団社長が1日、ドラフト2位指名のホンダ・長野久義外野手(23)との契約について、越年も辞さない構えを見せた。
「よく考えて、いい結論を出してもらえればと思っている。入団発表会見(14日)に間に合わなくてもしょうがないでしょう」と話した。
ホンダ・安藤監督から8日をメドに結論を出すと言われているが、ロッテ側は野球協約にある新人選択選手との交渉期限の1月31日まで待つ覚悟だ。
瀬戸山社長は「長野君にとってできるだけ早くプロに入ってプレーするのがベストだと思っている。外野手は活躍の場があるので、後悔させないようにします」とあらためてラブコールを送り、粘り強く水面下での交渉を続けていく。
Hondaの新チームが始動する8日の1週間前に「越年しても」と言っている時点で、長野が入団を前向きに考えているとは球団が受け取っていないと言っているのも同然です。
また新チームに参加した長野がそこから翻意するとも思えず、それこそ門前払いの繰り返しという屈辱をさらに味わう覚悟があるのかどうかも、実のところは疑っています。
まだ長野がどう転ぶかはわからないと思っていますが、もし入団を拒否された場合はスッパリと諦めるべきだと、ここのところはそう考えています。
これ以上長野だけにかかずりあって他の補強がおろそかになるという負の連鎖は避けたいですし、以前にも書いたとおり、ここまで引っぱった挙げ句に拒否をするのであれば、そんな失礼な人間性の長野はこちらから願い下げです。
ドラフト2巡目の枠を無駄にするのは痛いですし、このまま野手の補強がゼロで来季を迎えるのは苦しくもありますが、「さすがに来年は巨人さんが1巡目で指名してくれるでしょうから、巨人で頑張ってください」ぐらいの態度を示して欲しいと思います。