電脳筆写『 心超臨界 』

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( レオ・ブスカーリア )

論語 《 互郷は与に言い難し 》

2024-08-06 | 03-自己・信念・努力
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◆互郷(ごきょう)は与(とも)に言い難し


『現代語訳 論語』
【 宮崎市定、岩波書店 (2000/5/16)、p117 】

  述而第七(148~184)

175 互郷難与言。童子見。門人惑。子曰。与其進也。不与其退也。唯何甚。人潔己以進。与其潔也。不保其往也。

(訓) 互郷(ごきょう)は与(とも)に言い難し。童子(どうじ)、見(まみ)えんとす。門人惑う。子曰く、其の進むことを与(ゆる)し、其の退くを与さざるならば、唯何ぞ甚しきや。人、己を潔(きよ)くして以て進まば、其の潔きを与さん。其の往(むかし)を保せざるなり。

(新) 互郷という邑は人気の悪いことで有名で、誰からも相手にされなかった。その邑の少年が孔子に入門のため、面会を求めてきた。門人たちはその扱いに当惑した。子曰く、面会を認めたからには、何時までも門下に引きとめておかねばならぬものだというなら、それはあまりに取越苦労というものだ。たとえば、人が着物を着かえてやってきたなら、そのこざっぱりした点を認めてやらねばならぬのと同じだ。今まで何をやっていたか、その本質が何であるかを一々問いただすに及ばない。

其往を普通に将来の意に訳すのはおかしい。往は既往、往昔の往であって、過去の意味にとるべきであろう。
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