20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『選択的夫婦別姓は戸籍廃止を策した反日勢力の亡国法案です』【「水間条項」国益最前線ブログ】
■超拡散記事『上限の無い特定技能外国人(移民)に認めるバス運転手・鉄道運転手に貴方の命を預けられますか!』
■国内外に拡散宜しく『安倍晋三ファン必見10連発動画』 55.1K
■安倍晋三総理 移民受入れ4連発動画 419.7K
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当時よくかけていたのはショパンの「英雄ポロネーズ」でした。伸行を寝かしつけた後、私は台所で仕事をしながら聴いていました。ところがそのテーマの部分に来ると、奥の和室のふすまがバタバタ音を立てるのです。何かと思って部屋をのぞいてみると、伸行が全身でリズムを取って足でふすまを叩いているではありませんか。しかもそのバタバタの音が、見事に演奏に合っているのです。
◆スタニスラフ・ブーニンの「英雄ポロネーズ」
《 世界一になった天才ピアニスト 》
辻井伸行さん、母はこうして育てた――高橋克佳・株式会社アスコム代表取締役
( 「WiLL」2009年8月号 )
▼いつ子さんの子育て(p233)
では、いつ子さんのどのような子育てが、伸行くんの才能を開花させたのでしょうか。それは一言で言えば、母親であるいつ子さんが伸行くんのことを「よく見ていた」からだと言えます。
象徴的ななのは、伸行くんが生後8カ月目に入り、やっと寝返りが打てるくらいの頃の次のエピソードです。
〈当時よくかけていたのはショパンの「英雄ポロネーズ」でした。伸行を寝かしつけた後、私は台所で仕事をしながら聴いていました。ところがそのテーマの部分に来ると、奥の和室のふすまがバタバタ音を立てるのです。何かと思って部屋をのぞいてみると、伸行が全身でリズムを取って足でふすまを叩いているではありませんか。しかもそのバタバタの音が、見事に演奏に合っているのです。〉
(『今日の風、なに色?』)
その後、あまりに毎日、何回もかけすぎた「英雄ポロネーズ」のCDに傷がついて、途中で演奏が先に進まなくなってしまった。仕方なく他のCDをかけても、伸行くんの表情がすぐれません。
そこで、いつ子さんとご主人は、銀座の山野楽器に「英雄ポロネーズ」の新しいCDを買いにいきました。ところが、そのCDをかけても伸行くんの機嫌はなおらなかった。
〈「おかしいわね、この曲嫌いになっちゃったのかしら」
私たちは何が起きているのかわからずに、不機嫌な伸行をあやしたりなだめたりしていました。
「もしかして違う人が演奏しているからかしら」
「まさかぁ、そんなことをこんなに幼い子どもがわかるはずがないじゃないか」
「でも前のCDとは演奏がずいぶん違うわよ」
(中略)私は改めてCDのジャケットを見比べてみました。前のものはピアニストがスタニスラフ・ブーニン、後のものはサンソン・フランソワ。同じ曲を演奏しているのですが、ピアニストが異なります。
その時私にはひらめくものがありました。
――もし、もう一度ブーニン版を買ってきて伸行の機嫌が直るなら、それはこの子の耳の力の証明になる。〉
(同前)
▼「らしさ」を見つける
いつ子さんがブーニンの「英雄ボロネーズ」を買って聴かせてみると、はたして、伸行くんは手足をバタバタさせて全身で喜びを表現したといいます。
伸行くんが8カ月のその時、いつ子さんがこのことに気づいていなければ、「世界の辻井伸行」は生まれていなかったのです。
その後、いつ子さんは伸行くんにオモチャのピアノを買っています。そして、伸行くんが2歳3カ月の時のクリスマスには、いつ子さんがジングルベルを歌いながら料理をしていると、隣の部屋からいつ子さんの口ずさむメロディーに合わせたピアノの音が聞こえてきた。伸行くんが小さなピアノでメロディーを奏でていたのです。
8カ月の赤ちゃんが演奏を聴き分けられるとは信じがたいですが、いつ子さんはそれを見逃さなかった。伸行くんの好きなこと、個性をよく見ていたのです。
このいつ子さんのこの視点は、どんな子供の子育てにもあてはまることではないでしょうか。
その子「らしさ」を見つけることが親の役割だと考えるに至ったいつ子さんの気持ちは、ぜひ著書を読んで知って頂ければと思います。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『選択的夫婦別姓は戸籍廃止を策した反日勢力の亡国法案です』【「水間条項」国益最前線ブログ】
■超拡散記事『上限の無い特定技能外国人(移民)に認めるバス運転手・鉄道運転手に貴方の命を預けられますか!』
■国内外に拡散宜しく『安倍晋三ファン必見10連発動画』 55.1K
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禅の中に、「用意ができたときに師は現われる」という教えがあります。自分に準備がなければ、すべては無意味な存在でしかないということです。意志が生まれたとき、手をさしのべる師は現われる。師はいたる所にいる。ふと目にした新聞の記事や子供の質問に答えた自分の言葉であることもある。「師はどのように現われるのか?」との質問への答えは、「これがそうだ」という以外にない。たとえば死にかけた虫を見て、自分の中に同情心がかき立てられた瞬間に、師が出現したことになるのである。
当時よくかけていたのはショパンの「英雄ポロネーズ」でした。伸行を寝かしつけた後、私は台所で仕事をしながら聴いていました。ところがそのテーマの部分に来ると、奥の和室のふすまがバタバタ音を立てるのです。何かと思って部屋をのぞいてみると、伸行が全身でリズムを取って足でふすまを叩いているではありませんか。しかもそのバタバタの音が、見事に演奏に合っているのです。
◆スタニスラフ・ブーニンの「英雄ポロネーズ」
《 世界一になった天才ピアニスト 》
辻井伸行さん、母はこうして育てた――高橋克佳・株式会社アスコム代表取締役
( 「WiLL」2009年8月号 )
▼いつ子さんの子育て(p233)
では、いつ子さんのどのような子育てが、伸行くんの才能を開花させたのでしょうか。それは一言で言えば、母親であるいつ子さんが伸行くんのことを「よく見ていた」からだと言えます。
象徴的ななのは、伸行くんが生後8カ月目に入り、やっと寝返りが打てるくらいの頃の次のエピソードです。
〈当時よくかけていたのはショパンの「英雄ポロネーズ」でした。伸行を寝かしつけた後、私は台所で仕事をしながら聴いていました。ところがそのテーマの部分に来ると、奥の和室のふすまがバタバタ音を立てるのです。何かと思って部屋をのぞいてみると、伸行が全身でリズムを取って足でふすまを叩いているではありませんか。しかもそのバタバタの音が、見事に演奏に合っているのです。〉
(『今日の風、なに色?』)
その後、あまりに毎日、何回もかけすぎた「英雄ポロネーズ」のCDに傷がついて、途中で演奏が先に進まなくなってしまった。仕方なく他のCDをかけても、伸行くんの表情がすぐれません。
そこで、いつ子さんとご主人は、銀座の山野楽器に「英雄ポロネーズ」の新しいCDを買いにいきました。ところが、そのCDをかけても伸行くんの機嫌はなおらなかった。
〈「おかしいわね、この曲嫌いになっちゃったのかしら」
私たちは何が起きているのかわからずに、不機嫌な伸行をあやしたりなだめたりしていました。
「もしかして違う人が演奏しているからかしら」
「まさかぁ、そんなことをこんなに幼い子どもがわかるはずがないじゃないか」
「でも前のCDとは演奏がずいぶん違うわよ」
(中略)私は改めてCDのジャケットを見比べてみました。前のものはピアニストがスタニスラフ・ブーニン、後のものはサンソン・フランソワ。同じ曲を演奏しているのですが、ピアニストが異なります。
その時私にはひらめくものがありました。
――もし、もう一度ブーニン版を買ってきて伸行の機嫌が直るなら、それはこの子の耳の力の証明になる。〉
(同前)
▼「らしさ」を見つける
いつ子さんがブーニンの「英雄ボロネーズ」を買って聴かせてみると、はたして、伸行くんは手足をバタバタさせて全身で喜びを表現したといいます。
伸行くんが8カ月のその時、いつ子さんがこのことに気づいていなければ、「世界の辻井伸行」は生まれていなかったのです。
その後、いつ子さんは伸行くんにオモチャのピアノを買っています。そして、伸行くんが2歳3カ月の時のクリスマスには、いつ子さんがジングルベルを歌いながら料理をしていると、隣の部屋からいつ子さんの口ずさむメロディーに合わせたピアノの音が聞こえてきた。伸行くんが小さなピアノでメロディーを奏でていたのです。
8カ月の赤ちゃんが演奏を聴き分けられるとは信じがたいですが、いつ子さんはそれを見逃さなかった。伸行くんの好きなこと、個性をよく見ていたのです。
このいつ子さんのこの視点は、どんな子供の子育てにもあてはまることではないでしょうか。
その子「らしさ」を見つけることが親の役割だと考えるに至ったいつ子さんの気持ちは、ぜひ著書を読んで知って頂ければと思います。