電脳筆写『 心超臨界 』

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( クリストファー・モーレー )

不都合な真実 《 「国際連合」は日本人の妄想の中にしか存在しない――加瀬英明 》

2024-08-06 | 04-歴史・文化・社会
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おそらく、外務省がそういう訳を当てたのだと思いますが、「連合国」では戦争で戦った敵方ですから国民に抵抗感があります。そこで、国民に受けがいいように、故意に「国際連合」と訳したのだと思います。外務省は時々そういうことをすることがあります。意図的誤訳と言うのか、迷訳とでも言うのでしょうか。


◆「国際連合」は日本人の妄想の中にしか存在しない

『グローバリズムを越えて自立する日本』
( 加瀬英明&馬淵睦夫、勉誠出版 (2019/4/30)、p18 )

【加瀬】 本書のテーマは、まず「国際連合」です。

困ったことに国際連合は、戦後、日本では「平和憲法」と並ぶ、“平和信仰”の柱になってきました。

しかし、「国際連合」略して「国連」という名称の国際機構は、世界中どこを探しても、存在していません。国連は、日本人の頭の中にだけ存在している、妄想の楼閣のようなものです。

昭和16(1941)年の12月8日に、日本は真珠湾を攻撃して、第2次世界大戦に参戦をします。それから1カ月もたたない、昭和17(1942)年1月1日に、ルーズベルト大統領が日本と戦っている諸国をワシントンに招集して、「これからわれわれの軍事同盟を、“United Nations”と呼ぼう」と、言ったのです。すなわち、「連合国」です。

そして、日本が沖縄戦を戦っているときに、アメリカが中心となって、戦後の世界を管理する国際機構を作る会議を、サンフランシスコに招集します。

その国際機構も、同じく「連合国United Nations」と呼ぶことになりました。

日本の新聞は、『朝日新聞』をはじめ、敗戦の年の10月までは、正しく「連合国」と訳しています。日本政府も、同様です。ところが11月になって、突然、「国際連合」と呼ぶようになりました。

【馬淵】 おそらく、外務省がそういう訳を当てたのだと思いますが、「連合国」では戦争で戦った敵方ですから国民に抵抗感があります。そこで、国民に受けがいいように、故意に「国際連合」と訳したのだと思います。外務省は時々そういうことをすることがあります。意図的誤訳と言うのか、迷訳とでも言うのでしょうか。しかし問題は、国際連合と訳した結果、国連の本来の意味が誤解されて国民の間に広まったことです。やはり、言葉というものは生き物ですから、それがもたらす影響に注意しなければいけません。
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