植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:朱治

2011年02月06日 08時12分59秒 | ゲームシステム
所属:孫堅→孫策→孫権
年齢:約46歳(200年の時)

 呉が続きます。呉にとって重要な武将ですが、某ゲームではビミョウーな内政よりの能力と言う方です。
 元、揚州の従事でしたが孫堅の配下になり、孫堅が長沙太守として区星の反乱を鎮圧するのを助け、さらに陽人の戦いにも参戦し、孫堅と共に出世します。その後、劉表攻めで孫堅が亡くなってしまうと、行き場を無くした孫策に袁術を頼って力を蓄えるように勧め、さらに孫策が基盤を整えると、劉繇攻めを勧めることで孫策の自立のきっかけを作ります。劉繇攻めでは開戦前に劉繇が治める曲阿に赴き、孫策の家族を保護するなど用意周到な働きをします。その後、呉郡の許貢を追い出し、呉郡を統治します。
 支えます。朱治は呉郡太守として統治する傍ら、山越を討伐や黄巾軍の残党を駆逐するなど周辺地域の安定に寄与します。
 朱治は、孫権は15才の時に孫権を孝廉に推挙しています。孝廉に推挙されることで役人としてのスタートラインに立つことから、推挙してくれる人は師のような存在で、しかも孫堅の時代からの古参だったため、朱治は孫権に対して小言も言ったでしょう。孫権は朱治に対して礼を尽くす一方、その小言にストレスを溜めそれを諸葛謹が気持ちを晴らさせる逸話が残っています。
 そんな朱治は死ぬまで呉郡太守としてこの地の発展に寄与して亡くなりました。

 能力は、政治家と言うよりは武将なのでしょうが、その功績からすると政治や献策に功があるのが目立ちます。ですので統率は3も悩んだのですが2とし、武力も2で、代わりに政治を3、数々の献策を行ったことから知力も3としました。
コメント
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