植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

プレイレポート「ロシアの興亡」

2006年06月18日 20時58分22秒 | ゲームシステム

【日 付】2006/6/4
【場 所】セルフコン
【参加者】ポルトガル(カズ), イタリア(イザワ), 英国(アダチ), ドイツ(タイラ), ロシア(Imn), 日本(千夜)

【経 過】
 ついに来ましたルールを最終確定させるためのテストプレイの日。今日はセルフコンで行われたプレイレポートを報告いたします。
 今回はロシアのImnさんを中心に動いたゲームでした。
 第1Qで、ロシア(国力3)がカナダ(国力2)、チベット(国力0)を植民地にし、その後1ポイント租借で失ったものの順当に4ポイントで終えます。
 そして、第2Qでロシアはさらにバルカン(国力1)を得て、大植民地帝国を築きます。さすがに本人も「マズイ!」と言ってたように、他の国が狙い出します。まず、英国がバルカンに戦争を仕掛けます。これにはロシアは最低限度の兵力だけを出して引き渡します。次にイタリアがカナダに攻め込みます。ロシアはこの戦争でも全軍を投入することが出来ず、敗戦してしまいます。
 それ以外の第2Qの動きは、ポルトガルがメキシコ(国力1)、インドネシア(国力2)を植民地とし、ロシアに替わって国力を伸ばします。これに対して第2Qの最終ターンにロシアがインドネシアを奪い形勢を戻します。そこにアメリカ(国力3)を出し日本も喰らいついてきます。
 第3Qはイタリア以外の国が植民地を得て、ラストスパートを駆け出します。出遅れたイタリアは、まだトップだったロシアのインドネシアを奪いにいきます。
 この際、イタリアは新ルールを使用します。攻める植民地に租借地を1ポイント置かせる約束で、1枚兵力の援軍を同盟国日本に求めます。このイタリア=日本連合とロシアの戦いがこの回の最大の戦争となり、インドネシアをイタリアが奪取します。
 しかし、イタリアの苦労は、折角得たインドネシアの残った国力も英国に租借されてしまい、ここでゲームエンド。
 結局、ロシアはこの後はなんとか、英国とドイツの攻撃を防ぎきりトップ。そして以外にもロシアの陰に隠れて目立たず国力を伸ばしたポルトガルと日本が同点トップという大混戦の回でした。
 ゲーム後、ロシアのImnさん唯一人、勝ったもののくたびれていました。(^_^;)

【結 果】
    1Q 2Q 3Q 計
ポルトガル 3+ 4+14=21*
イタリア   1+ 4+10=15
英国   4+ 4+12=20
ドイツ   1+ 5+14=20
ロシア   4+ 5+12=21*
日本   2+ 3+16=21*


オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テストプレイ

2006年06月04日 19時28分43秒 | ゲームシステム
今日、主催しているコンベンションで植民地戦争のテストプレイを行ってきました。
4回ほどゲームして参加者さんに大好評で、特にルール上の問題点もなく、これで一旦ルールをFixさせることにしました。
新ルールの、同盟国に攻める植民地の租借を約束する代わりに、1毎の兵力を要求出来ると、前回追加した1回限りの強力な兵力カード「英雄(+10)」「将軍(+5)」「司令官(×2)」が連携し、状況によっては強力な援軍も得られるようになったことが大きいです。
この効果についても、後ほどプレイレポートにして掲載したいと思います。

また、量産化計画についても進めていきますので、こうご期待です♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする