植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ブレッツカフェ クレープリー

2008年08月19日 19時21分29秒 | 国:フランス
 そば粉100%で作るクレープ「ガレット」を専門店で食べてきました。クポーンを使うと、リンゴのお酒「シードル」が1杯ついて来ますので、あまりお酒を飲まない私らはそれだけで済んでしまい、結局ガレットを2枚頼んだだけでした。(なんて利益にならない客(~_~;))
 ガレットは、ピザの具と同じくチーズにハムやトマト、それに卵などを乗せて焼いたタイプと、焼いたガレット上に後から生野菜を乗せたものがあり、折角なので季節のガレットでこの2種類があったのでそれを注文しました。

 トマトとクールジェットのコンプレット ・・・ 1200円
  (目玉焼きタマゴ、グリエールチーズ、オーガニックトマト、
   ズッキーニ、ハム(ジャボンドパリ))

 シシリエンヌ ・・・ 1480円
  (モッツァレッラチーズ、セミドライトマト、アボガド、
   ルッコラ、パルマ産生ハム、バジルソース)

 トマトとクールジェットのコンプレットは普通にビザのように美味しかったです。シシリエンヌの方は、生ハムの塩分とドライトマトの甘み・酸味が混ざってとても美味しく、それがアボガドとチーズととっても合います!
 それにシードルもとてもフルーティーで美味しかったです。

 このガレット、フランスのブルターニュ地方の郷土料理らしく、店内にブルターニュ地方の地図があったりと、気分はブルターニュ公です。(*^_^*)

 ブルターニュ地方は、1532年にフランスに併合されるまで、一応フランス王臣下の形はとっていましいたが、れっきとした独立国家でした。その上人種もフランス人がゲルマンのフランク族の末裔なのに対して、このブルターニュは、5世紀にゲルマンのアングロ・サクソン人に襲われたケルト人がブリテン島から海峡を越えて来た一族で、ブリテン島から来たのでブルトン人と呼ばれ、そしてブルターニュ地方と呼ばれるようになりました。
 今ではフランスの一部ですが、こう言った独自の郷土料理が残っているなど、フランスとは異なる文化を感じれて良かったです。
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地中海連合

2008年07月20日 16時52分55秒 | 国:フランス
 また、面白いニュースがありました。さる7月13日に地中海連合と言う組織の初会合が行われました。連合といっても参加国との間で、エネルギー、安全保障、カウンターテロリズム、移民、貿易を協力していくと言う程度ですが、その参加国というのが、全てのEU(欧州連合)加盟国にモロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプトそしてイスラエルやレバノン、パレスチナ自治政府や、南北で停戦中のキプロスまで含まれており、中東の和平に一役買うのではと言われています。

 地図の青(濃いのと薄いの)がEU、薄い緑がEU以外の参加国です。黄色のリビアはオブザーバー参加です。

 以前なにかで、EUが発足した際に古代ローマ帝国が復活したと言われていましたが、交易圏からするとずっと今回の地中海連合の方が近いです。

 ちなみに、地図に赤のラインで囲まれた範囲がローマ帝国の最大版図です。

 この地中海連合と言うのを仕掛けたのは、フランスのサルコジ大統領で、北アフリカ諸国に対して原子力発電などの技術を売るのが狙いのようです。さらにサルコジ大統領は、当初はスペインやイタリアなどの地中海沿岸諸国だけで地中海連合をを目指す予定だったらしく、しかもその連合の形態もEUと同じぐらいのものを目指してたようです。
 薄い青の地域を除き、濃い青の国々と薄い緑の国で考えると、より古代ローマ帝国の版図に近くなります。一部ではかなりの野心家と言われているサルコジ大統領。もしかしたらその頭の中には、ローマ帝国の再来なんてイメージがあったのかもしれません。(^_^;)

 この当初の構想、ドイツからEUと二束の草鞋になりかねないことと、EUの資金を使うことで反対され、トルコからはEU加盟の代わりにさせられるのではないか?の疑念を抱かせてしまい、構想を縮小せざるを得なくなったそうです。


 最後に、モーリタニア(薄緑の左下)。地中海に面していないのになして参加して(させてもらえて)いるのか…。

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日仏交流150周年

2008年04月18日 12時05分12秒 | 国:フランス
 電車の車内広告で「日本、フランス、交流150周年」を記念して、いろいろなイベントが開催されていることを知りました。
 150年前って…1858年って安政五カ国の不平等条約か!

 と言うことで、1858年(安政5年)外交圧力によって米・蘭・露・英・そして仏と順次結ばれた不平等条約の1つの「日仏修好通商条約」から150年だそうです。
 ちなみに10年前は、イギリスとの交流140周年記念が開催されていたそうです。(なんだかな…(^^ゞ)

 とは言え、こう言ったイベントは好きですので機会があったら何かに参加し、ここでご報告したいと思います。

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ヴァロアの残り火 第三幕(1)

2008年04月10日 23時02分36秒 | 国:フランス
 ユグノー戦争時代のフランスで、王位継承権を持つPCが王位を目指すTRPG「ヴァロアの残り火 第三幕」恐らく最終幕です。
フランソワ・ヴァロア(4歳) ・・・ 亡きフランソワ2世と、メアリー・スチュアートの間に生まれた子。いきなり王弟アンリを抜いて、王位継承権1位のキャラ。※1
アンリ・ギース(23歳) ・・・ 亡きギース公フランソワの弟。兄と兄の子が亡くなった為、ギース公当主となり、フランスのカトリック盟主として権勢を振るう。
L・ロジーヌ ・・・ イタリアの雷と呼ばれたヌムール公の孫。再来と言われるほど武勇に秀でている。

■家系図 ※2
 4年前の1560年スコットランドの回想シーンから。スコットランド王宮では、女王メアリーが男子を産みました。女王の初の嫡男の誕生だと言うのに、駆けつける貴族は女王が懇意にしているダーンリー卿ヘンリー※3ただ一人。スコットランドの貴族は、生まれた子の父親がスコットランド人で無いこと知っていたからです。子の父親は亡きフランス王フランソワ2世。
 駆けつけたダーンリー卿は、この哀れな母子の幸せを願わずには居られませんでした。

 時は流れ1564年。フランスではパリ動乱が収まり、内戦が落ち着きパリも復興する中、改めてこの内戦で亡くなったギース公フランソワと、その子アンリの葬儀が執り行われていました。
 式を取り仕切るのは、弟の大アンリ※4。次男であるロレーヌ枢機卿が世俗の後継者になれないことから、三男である大アンリがギース公の当主となります。この式は彼が名実共にギース公を引き継いだアピールでもありました。
 そんな中、執事から亡くなったギース公フランソワの遺品を整理していたら、こんなものが出てきたと、手紙を渡してきます。その手紙は、メアリー・スチュアートがフランソワに宛てたもので、内容は衝撃にもメアリーにフランソワ2世との間の子を身篭ったとあります。もし、それが本当であればその子は今の国王シャルル9世よりも先に王になるべく存在です。アンリはその真偽を確かめるためにスコットランドに使者を急ぎ出すのでした。

 事が真実であると判明し、大アンリは一族の運命を左右する為、自らがスコットランドに赴くために船を出します。船の指揮官には、L・ロジーヌを任命します。途中、イングランド沖で海賊船※5とドンパチを行いますが、L・ロジーヌの手腕で見事に切り抜け、一向はスコットランドに到着します。

 そして大アンリはそこでメアリー・スチュアートと伴に出てきた4才の小生意気なガキに逢うのでした。大アンリはフランソワの言動に失意しつつも、髪の毛の天使の輪が王冠のように輝くと言う生まれながらの王の気品を垣間見せます。
 フランソワが小生意気なのは、スコットランドでの(特に軽薄色男のダーンリー)教育が悪いと考え、理由をつけ強引にフランスに連れて帰ることにしました。

 大アンリがスコットランドに赴いている間、フランスではカトリーヌがヴァロア家の権威を固めるために、王弟アンリを王の後継者を示すアングレーム公の位を授けます。これはシャルル9世の後を見据えた行動でした。実はシャルル9世は、病に伏せることが多くなり※6、世継ぎを望めないのでは? と考えた末のことでした。

 そしてフランソワを連れ、大アンリが帰ってきます。かくして、宝刀を手に入れた大アンリの野望が始まるのです。

 つづく…


※1:前回ディアヌを演じてくれたプレイヤーさんがまたまた王位継承権1位でしかも4歳児からスタートと言うマスター泣かせをやってくれました。(~_~;)
 今回は脇役でおとなしくするつもりだったようですが、キャラ作成の雑談の中で思いついたこのキャラ設定の魅力に負けたようです。

※2:今回は、プロテスタントのブランや、穏健派カトリックのエリオのプレイヤーが不参加の為、宗教バランスが一挙に強硬派カトリックに傾いてしまいました。

※3:ダーンリー、フランソワの父親代わりにと思い、メアリー・スチュアートに関係した貴族を探し出したところ出てきた貴族です。この時はぱっとでのダンディーな貴族ぐらいのつもりでしたが、史実でメアリーの再婚相手となり、二人の間に生まれた子がイングランド・スコットランドの最初の王ジェームズ1世であることが判明し、急遽重要なNPCに。

※4:PCのアンリ・ギースのことです。第二幕で、ディアーヌに袈裟切りにされたアンリは小アンリとします。

※5:おちゃらけで敵は若き頃のフランシス・ドレークを出しました。1564年現在彼はまだ海賊だったハズなので。能力を良くしたのですが、L・ロジーヌの能力と戦略の良さで完敗し、捨て台詞を吐いて逃走しました。

※6:史実では、ユグノー戦争で父と慕うコリニー提督が死んだことに心痛めて、早く亡くなったとも言われますが、ここでは前回兄弟の中で一番親しかった姉ディアーヌが亡くなり、その死すら公表されなかったことを悔やんでのことです。

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シャルル9世とエイプリルフール

2008年04月01日 21時59分35秒 | 国:フランス
 今日はエイプリルフールです。皆さんは嘘をつきましたか?

 このブログが嘘でないことを願いつつ、今日はエイプリルフールの起源についてです。エイプリルフールの起源は実は色々とあり、どれが正解かは不明ですが、TRPGでユグノー戦争を行っている「ヴァロアの残り火」でも出てきたフランス王シャルル9世が発端と言う説があります。
 キリスト教では、新年を祝う風習があります。この新年と言うのは時代によって何月かは違っており、シャルル9世の時代はイースターの3月23日(春分の日)でした。それで3月25日から4月1日を新年祭として盛大に祝っていたのですが、それがフランスでユリウス暦から、今のグレゴリウス暦に切り替える際に、正月も1月に設定したところ、3月の新年を祝おうとしていた人は祝えなくなり、人々は怒って4月1日に嘘で新年を祝う祭りを行ったことに由来します。

 グレゴリウス暦に切り替えることは英断だったと思うのですが、それが原因でエイプリルフールが出来るとは、思いもしなかったでしょう。(~_~;)


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ヴァロアの残り火 第二幕(3)

2008年03月09日 22時13分31秒 | 国:フランス
 ユグノー戦争時代のフランスで、王位継承権を持つPCが王位を目指すTRPG「ヴァロアの残り火 第二幕」さらに続きです。
ルッソ・サルバトーレ(24歳) ・・・ プロヴァンス公嫡男、戦功により王姉マルガリータと結婚し一児をもうける。穏健的なカトリックで、王宮のいざこざには関わりたくないと思っているが、マルガリータに頼まれパリ包囲の中、ディアヌを助け出す。
ディアヌ(ディーン)(23歳) ・・・ 王姉だがアンリ2世の愛妻ディアーヌと母カトリーヌとの確執から王家と離されて育てられ、男ディーンとしてパリ伯を勤めていたが、パリ包囲でディーンは死亡したことになり、今はディアヌとしてプロヴァンスで暮らす。強硬派プロテスタント。
アンジュー公子エリオ(15歳) ・・・ 全ダイスを家柄・領地・財力に注ぎ込み!王位継承権2位と3位のキャラを作成。アンリ2世の弟で父シャルル、その子エリオ。父子共に演じる事に。穏健的なカトリック。
アンリ・ギース(23歳) ・・・ 亡きギース公フランソワの弟。強硬派のカトリックで、アンボードを使いプロテスタントを弾圧する。
アンボード ・・・ アンリ2世と愛妾ディアーヌの間の子。身長2mを越える大男で、所謂典型的な巨漢悪者キャラ
ブラン ・・・ ナヴァル女王の長女。王弟アンリと結婚し、カトリーヌと密接な関係を持つ。カトリックに改教したが隙あらば、夫と共にプロテスタントになろうと機会を伺っている。※1

■家系図
 前回のパリ包囲の結果、遠くパリを離れプロヴァンスでおとなしく暮らすディアヌ。しかし、聞こえてくるのは新しくパリ伯となったアンボートによるプロテスタントへの弾圧でした。多くの仲間が決起しては、力ずくで鎮圧されていく状況に居ても立って居られなくなりますが、どうすることも出来ません。
 そんな中、ディアヌは姉と共に王宮の舞踏会に参加することになります。

 プロヴァンスで姉にきっちりと仕込まれた型どおりのダンスを披露するディアヌ。しかし思いは王宮にあらず、パリのことばかり思っていました。そんな中、王宮の庭園で、貴族の少年と会います。その貴族の少年はこの華やかな舞踏会に居ながらも、自分と同じく心ここにあらずと言った感じで、ディアヌはその少年に共感し、惹かれます。
 言葉を交わし、そして二人だけで、先ほどとは違い、下手ながらものびのびとしたダンスを行うディアヌ。少し、少年と心を触れ合ったと思ったのも束の間、あの宿敵ギーズ公弟アンリが、少年を探しに来たのでした。少年は、ギーズ公子アンリ。亡くなったギーズ公フランソワの嫡男で、今のギーズ公当主だったのです。
 ディアヌは、悪魔の悪戯のような出会いに打ちのめされるのでした。※2


 暫くの王宮での滞在により、ディアヌはパリにも出向く機会が出来ました。そしてパリに出向いた際に、アンボード配下のパリ市警に追われ、取調べも無く殺されていくプロテスタントに出会います。ルッソとおとなしくすると言う約束をしたものの我慢できなくなり、ルッソが自分を助けるときに使った黒い覆面を被り、プロテスタントを助けるのでした。
 その後、ディアヌは何度もパリに出向いては、名を隠し覆面姿でプロテスタントを助け続けます※3。これがプロテスタント達の間で希望となり、プロテスタント達は団結し、いっそう決起を繰り返すようになります。

 そして遂にパリを開放するべく、コリニー提督がフランドルから兵を集めパリに進軍します。パリでも大決起が起こり、プロテスタントを率いるディアヌは、アンボードの住まう館を強襲し、路上まで引きずり出し、激戦の末倒します。しかし、それも束の間、ギーズ公子アンリがディアヌの前に立ち塞がるのでした。
 プロテスタントを率いる者として、カトリックを率いる者に対して身構えるディアヌ。しかし、ギーズ公子アンリはカトリックを率いるギーズ公当主としてではなく、ただのアンリならディアヌと分かり合え、このパリの動乱を止められるのではと思ってのことでした。しかし、既にプロテスタントを率い、引くことの出来ない身となったディアヌは手加減をするアンリを袈裟切りにし、アンリは橋桁から落ちてしまいます。状況からして助からないでしょう。ディアヌは自分の犯した罪に苛まされながら、動乱のパリを駆け巡り、最後はカトリックの凶弾に当たって死んでしまいます。

 そしてフランドルから進軍するコリニー軍も、事前に準備をしていた公弟アンリによって壊滅し、総大将のコリニーも戦死してしまいます。※4


 この状況を危惧した、王母カトリーヌはアンジュー公とブランらと相談し、このまま一方的にカトリック側に状況が傾けば、プロテスタントの決起がフランス全土に広がると考え、今回のパリ動乱の責任をパリ伯アンボードのせいにし、プロテスタントに信仰と集会の自由を与えるパリの勅令を発行するのでした。
 そして、このパリの動乱を収めるべく、穏健なアンジュー公子エリオを新たなパリ伯に任命します。

 この勅令により、パリ動乱の余波がフランス全土に拡大することを防いだものの、自らが預かり知らぬところで決まったこの決議に公弟アンリは怒り、プロテスタントを根絶やしにすることを誓い自領に篭るのでした。

 こうして次の禍根を残しながらも、ひとときの平和を得、今回のシナリオは終了しました。


※1:前回参加したブランのプレイヤーの方が途中参加しました。もうシナリオが半分も過ぎて居たのにどうしても参加したかったようです。

※2:ディアヌと公子アンリのこの出会いは、他のプレイヤー達の悪ふざけで、悲恋をやろうという要望からでした。当初、年の差があることから無理と思われましたが、ディアヌが前半、弟シャルル9世を抱きしめたりするなどしていたため、ショタの素質ありと言う事で、ディアヌのプレイヤーもノッてくれました。

※3:これも悪ふざけです。覆面を被って悪を倒す「ユグノー仮面」!と言ったノリでした。しかし、ユグノーはカトリックから見たプロテスタントへの蔑称なので、それを自称するのも変なのですが…

※4:史実では、コリニー提督は1572年のサン・バルテルミの虐殺でカトリックの暴徒に殺されます。シナリオの都合ではありますが、10年は時代が早まった訳です。

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ヴァロアの残り火 第二幕(2)

2008年01月24日 17時12分54秒 | 国:フランス
 ユグノー戦争時代のフランスで、王位継承権を持つPCが王位を目指すTRPG「ヴァロアの残り火 第二幕」続きです。
ルッソ・サルバトーレ(24歳) ・・・ プロヴァンス公嫡男、戦功により王姉マルガリータと結婚し一児をもうける。穏健的なカトリックで、王宮のいざこざには関わりたくないと思っているが、マルガリータ※2が妹ディアヌのこと心配し、度々夫をパリに出向かせる。
ディアヌ(ディーン)(23歳) ・・・ 王姉だがアンリ2世の愛妻ディアーヌと母カトリーヌとの確執から王家と離されて育てられ、男ディーンとしてパリ伯を勤める。強硬派プロテスタント。
アンジュー公子エリオ(15歳) ・・・ 全ダイスを家柄・領地・財力に注ぎ込み!王位継承権2位と3位のキャラを作成。アンリ2世の弟で父シャルル、その子エリオ。父子共に演じる事に。穏健的なカトリック。
アンリ・ギース(23歳) ・・・ ギース公フランソワ、ロレーヌ枢機卿の弟。強硬派のカトリックで、執拗にプロテスタントを排斥する。
アンボード ・・・ アンリ2世と愛妾ディアーヌの間の子。身長2mを越える大男で、所謂典型的な巨漢悪者キャラ

■家系図
 今回の反乱の首謀者と目されるコンデ公が立て篭もるパリ※1を包囲するギーズ公弟アンリとアンボード。一方、王宮では一足先に着いたコリニー提督が王母カトリーヌと、アンジュー公親子に面会し、今回の反乱の着地点を模索します。この反乱を内戦に持っていきたくない全員は、コンデ公の罪を問わない代わりに、怒りが収まらないであろうギース家になんらかの対価を払うことで、着地を試みることで合意。その上で、ロレーヌ枢機卿がコンデ公の処刑を求めて王シャルル9世に面会求めてきます。
 王の御前で、今回の反乱の首謀者がコンデ公であることを述べるロレーヌ枢機卿、しかし決定的な証拠を出せず、王の判断によりコンデ公を出頭させ釈明の場を設けることになりました。そして、コンデ公を連れてくる為に、エリオが王の勅書を手に王軍を連れてパリに急行します。

 この時パリでは、強行的にパリを包囲するアンリとアンボードを相手に、パリ市警を伴ったディアヌがパリ伯※2ディーンとして立ち向かいます。
 コンデ公を引き渡せと迫るアンリに対して、ディアヌはカトリック、プロテスタントが争うことで、国が乱れることを憂いている弟のシャルル9世のこと思い出し※3、カトリック、プロテスタントも宗派の違いは無いことを言おうとして、「神は関係無い!」と宗教全否定の異端発言をしてしまいます。(一応、プレイヤーにキャラの発言としてFA?か聞きましたが発言としてOKだとことで)
 この発言で、パリ市警側に動揺が広がり、一方的にアンリ軍がパリを制圧します。それでも、一人無謀にも立ち向かおうとするディアヌ。その前に、黒いマスクを着けた馬上の騎士が颯爽と現れると、そんなディアヌを救出して(さらって)去って行きます。
 
 パリ郊外までディアヌを連れ出した騎士はマスクを取ります。騎士はルッソでした。ルッソはディアヌの姉に頼まれ、パリに来たところこの状況を見てとっさに、ディアヌを救い出したのです。
 冷静になったディアヌは、何も計画無く敵の挑発にのり、無謀な戦いを行おうとしていたことを反省し、おとなしくすることをルッソに誓います。それを聞いてルッソはディアヌの処置を決めるべく王宮のカトリーヌの元に向かうのでした。

 一方、パリではコンデ公が立て篭もる屋敷をアンリ・アンボードの軍が包囲し、プロテスタントとの間で抗争が起きますが、準備無く立て篭もったコンデ公はあっさり捕まります。そこに王命を得たエリオが到着し、勅書をかざしてコンデ公を連れて行ってしまいます。

 結局、このグリエール伯の反乱からパリでのコンデ公立て篭もり事件は、グリエール伯の単独犯で、コンデ公は無関係のものの、プロテスタントを信仰しグリエール伯とも親交のあったコンデ公は疑われる要因がありすぎたということで、カトリックに改教することを強制させられました。
 パリ伯ディーンも死んだことになりました。空いたパリ伯は今回の反乱の鎮圧に功のあったアンボードが貰いうけ、グリエール伯の所領もギース家のものになり、ギース家の力を増すことになります。

 しかし、重症だったギース公長男フランソワは助からず、息を引き取ります。まだ少年の息子アンリ(小アンリ)は、父に死をもたらしたプロテスタントに復讐を誓います。

 一方、ディアヌはパリ伯だった自分を捨て、ルッソに従い姉の待つプロバンスで暮らすことになります。

 つづく。 


※1:史実では、パリはカトリックの総本山的な場所です。PCディアヌがパリでプロテスタントとなったので、真逆になってしまいました。

※2:パリ伯、フランス王国成立以前にパリを治めていた都市伯で、この時代は有力な貴族に与えられる単なる称号です。

※3:弟に剣術指南をしながら、王である弟の意見を聞いたりするロールがありました。また、幼いながらも健気に王としての使命を全うしようとする弟がいとおしく、抱きしめるシーンもありました。このことが後になってディアヌの運命を決めてしまいます。


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フランスは公妾が動かす

2008年01月23日 12時04分45秒 | 国:フランス
 タイトルと以下のサルコジ仏大統領の繋ぎは少し強引過ぎましたが、まあ・・・記事にあるとおり、サルコジ仏大統領の支持率が低下しているそうです。日本では女性関係が取りざたされるの政治生命に大きなダメージを与えることがままあるのですが、フランスでは「私生活には関与せず」と言う雰囲気があるらしく、ちゃんと仕事(政務)をしてくれれば、OKみたいです。(勿論、ネタとしてパパラッチは追っかけますが…)

 しかし、今回の交際相手との豪華なバカンスには生活苦に喘ぐ市民の不評を買ったようです。

 フランス王国時代、フランスは度々王の正式な妻 王妃では無く、愛妾が王の寵愛の元、宮廷や場合によっては政務の実権まで握りました。「フランスは公妾が動かす」とまで言われるほどです。
 このブログで紹介した、アンリ2世の公妾「ディアーヌ・ド・ポアチエ」、オーストリアのマリア・テレジアとロシアのエリザヴェータと共に、3枚のペチコートを担った、ルイ15世の公妾「ポンパドゥール夫人」、それ以外にもシャルル7世の愛妾「アニェス・ソレル」や、ルイ14世の公妾「モンテスパン夫人」など上げればキリがありません。

 いづれも宮廷で絶大な権力を握り、時のフランス政治に大きく影響させました。

 一方、対し評されるハプスブルグ家では愛妾の話はめったに聞きません。これはハプスブルグは女が作ったと言われるように、一族の女性の権力が強かったからなのでしょうか…?


サルコジ仏大統領支持率、急落 派手な私生活への批判か(朝日新聞) - goo ニュース

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ヴァロアの残り火 第二幕(1)

2008年01月07日 20時01分38秒 | 国:フランス
 12月末のセルフコンで、ユグノー戦争時代のフランスで、王位継承権を持つPCが王位を目指すTRPG「ヴァロアの残り火 第二幕」を行いましたので、その報告です。
 今回の参加者は以下の通り。前回の第一幕からの参加者は、プロバンス公サルバトーレのみで、前回キャラがイタリアに行ってしまったので、ロベール伯のプレイヤーは、デッドコピーとして、ギーズ公弟アンリ※1を作りました。
 今回は、キャラクターの作成で、王家の家系図に勝手に線を引いて、血縁者になってもらい、その血縁関係をロールに活かしてもらう趣旨です。その家系図は、別ページに掲載しました。赤が今回プレイヤーが追加した線です。
ルッソ・サルバトーレ(24歳) ・・・ プロヴァンス公嫡男、戦功により王姉マルガリータと結婚し一児をもうける。穏健的なカトリックで、王宮のいざこざには関わりたくないと思っているが、マルガリータ※2が妹ディアヌのこと心配し、度々夫をパリに出向かせる。
ディアヌ(ディーン)(23歳) ・・・ 王姉だがアンリ2世の愛妻ディアーヌと母カトリーヌとの確執から王家と離されて育てられ、男ディーンとしてパリ伯を勤める。強硬派プロテスタント。
アンジュー公子エリオ(15歳) ・・・ 全ダイスを家柄・領地・財力に注ぎ込み!王位継承権2位と3位のキャラを作成。アンリ2世の弟で父シャルル、その子エリオ。父子共に演じる事に。穏健的なカトリック。
アンリ・ギース(23歳) ・・・ ギース公フランソワ、ロレーヌ枢機卿の弟。強硬派のカトリックで、執拗にプロテスタントを排斥する。
アンボード ・・・ アンリ2世と愛妾ディアーヌの間の子。身長2mを越える大男で、所謂典型的な巨漢悪者キャラ

■家系図
 まずはアンボードから。時代を前回のギース公フランソワのカレー攻略と、ルッソのライン戦線に戻し、どちらに従軍するか選択させました。
 結果、ギース公に従軍します。ギース公フランソワ※3がカレー攻略に出向いている間、宿営地に残るアンリの警護をアンボートに行わせ、そこにユグノーの叛徒が毒を盛ったり、奇襲したりとイベントを起こし、アンボードとアンリの関係を深め、この戦闘を通じて、アンボードはギース家の家臣となります。これによってアンボードのが典型的な悪者キャラを演ずる事になってしまいます。(^^ゞ

 一方、パリで新王シャルル9世の即位※4の儀式を行います。その舞踏会の席で、警護も兼ねると言うことで軍服を着たディアヌ、そこにディアヌの姉であるマルガリータを連れたサルバトーレ・ルッソや、従姉弟になるエリオが互いに会い、挨拶を交わします。姉にドレスを強要されたディアヌ。しかし母とはぎこちない再会を果たし、直ぐに会を抜け弟フランソワ2世の墓に向かいます。

 フランソワ2世の墓には先客がおり、フランソワ2世の妃だったメアリー・スチュアート、そして後に宿敵となるギース公フランソワが来ていました。皆が新王の即位を祝う中、前王であり弟であるフランソワ2世を悼む為に訪れたディアヌにとっては、ギース公に共感せずにはいられませんでした。
 しかし、時代はカトリックとプロテスタントによる深い対立に入るのです。

 1561年、フランス中南部でグルエール伯がプロテスタントを率いて反乱を起こします。この情報を事前に察知していたギース公アンリは、アンボードに軍を率いらせてグルエールに向かわせます。
 同じ、プロテスタントであるディアヌはパリから援軍に駆けつけたい衝動に駆られますが、同じプロテスタントでフランス軍提督であるコリニー※5に無駄死にになると止められます。
 そこに同じプロテスタント仲間であるコンデ公が現れます。今回の反乱を唆したらしく、コリニーとディアヌはコンデ公※6を助けるために動くことになります。コリニーはディアヌとコンデ公をパリに残し、王母カトリーヌ※7に助けを求めるべく、王宮に向かいます。

 案の定反乱はアンボードの活躍で粉砕され、首謀者のグルエール伯は捕らえられギース家の館に連行され、黒幕を吐かそうとします。一旦は首謀者がコンデ公だと吐いたグリエール伯はギース公フランソワの前で再度吐く際に、隠し持っていた短剣でフランソワの目を突き、致命傷を負わせます。この身体検査をわざと甘くしたのはアンリの差し金でした。
 長男の死を悲しむそぶりをし、首謀者コンデ公を捕らえるべくアンリはパリへ。そして次男のロレーヌ枢機卿はことの顛末を王に報告し、コンデ公の処刑を訴えるべく王宮に向かいます。
 
 ギース公弟アンリの軍がパリを包囲する中、パリ伯ディアヌはどうするのか? そして王宮での会談は…

 つづく。 


※1:ギース公フランソワの長男もアンリで、名前が重なってしまったので、フランソワの子の方は、小アンリと呼ぶ事にしました。(2)で登場します。

※2:史実では、フランソワ2世やシャルル9世の妹にアンリ4世の妃となるマルグリット(マルゴ)がいますが、このシナリオでは別人でフランソワ2世の姉としました。

※3:英国に奪われていた都市カレーを奪還した英雄で、カトリックの急先鋒として一族を挙げてプロテスタントを弾圧します。史実では、1563年にユグノーに襲撃され死亡しますが、このシナリオでは少し早まりました。

※4:シャルル9世の即位は史実より2年早まりましたので1559年になります。

※5:ユグノー戦争でプロテスタント側の有力者で、シャルル9世に父と慕われています。国母カトリーヌが、カトリックのギース公を抑えるために登用しますが、史実ではカトリックのスペインとの開戦を望み疎まれます。
 このシナリオでは、ディアヌの方が強硬的な行動を取り続けた為、なだめる役に回り、穏健派プロテスタントとなりました。

※6:コンデ親王ルイ。ユグノー派首領で将軍。史実では、1560年のアンボワーズの陰謀(フランソワ2世をギーズ公から引き離す)に巻き込まれ、依頼ユグノーの一員として戦います。このシナリオでも、半ば巻き込まれていきます。

※7:シャルル9世の母で摂政として国政を握る。ユグノー戦争を危惧しており、戦争回避の為、中道的な立場を取り続けます。

オリジナルカードゲーム 植民地戦争
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カトリーヌ・ド・メディス×アンリ2世=フランス料理!

2007年09月29日 19時28分33秒 | 国:フランス
 シャーボの広告で「かけ合わせて創造せよ!」と題して、

 カトリーヌ・ド・メディス×アンリ2世=フランス料理!

 と出ていました。ちょうど、今読んでいた「預言者ノストラダムス」(著:藤本ひとみ)に登場していた人物だけに、なにかの「縁」を感じずにはいられません。

 イタリアのメディチ家の娘として生まれたカトリーヌは、フランス王家に嫁ぎます。その際にフォークを使って食べると言う習慣をフランスに持ち込み、これがフランスの料理を発展させたと言われています。本の中でも、トリュフや雉にアスパラなど今と変わらない食材を使った会食の描写があります。
 また、カトリーヌはフォークだけでなく、砂糖菓子のマカロンもフランスに持ち込み、フランスに根付くことになります。


預言者ノストラダムス(下)も読み終わりました。最後はフランソワ2世が崩御して、カトリーヌが摂政となる時代が来るという歴史通りのお話ですが、そこまでの苦難のストーリーに引き込まれました。

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