ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

県議会の生中継を見て

2010-10-23 07:57:00 | 社会・経済

朝ダーリンを送り出してからのひとときが私の一番ほっとする時間。

ゆっくりと自分の朝ごはんを食べ、洗濯物を干しながらテレビを見る、と。

いつもなら絶対に合わせることのない「ぎふチャンネル」にたまたま合わせてみると、ちょうど「県議会生中継」をやっていました。

午後の3時まで延々とやるようで、ご苦労なこってす。

お、これが県会議員の晴れの場っていうことか。

どれどれ、ちょっとどんなことやってんのか見てみましょーと腰を据えました。

そうしたら、驚いた!

何に、ってもう、何に、って言えないくらいすべてに。


1
人の議員が質問に立っていました。

ひたすら視線は下に落とし、用意してきた原稿を読むだけです。

しかも、しょーもないところで読み間違える。元麻○総理じゃないけど、漢字読めないのかぁ?

自分が用意した原稿じゃなくて、秘書かなんかに丸投げして作らせたのか、って言われてもしょーがないぞ。


しかもその質問の流れというのが、「その業界の現状」というのから入る。

だからその時点では、この質問者が何に疑問を抱いていて、どんな質問内容で、誰に質問したいのかはさっぱりわからない。

まぁ、そういうことも踏まえて一言一句逃さないようにまんじりともせず耳の穴かっぽじっとけよ、ってことかもしれないけれど、これでは誰も自分に対する質問とは思えず、いい加減な聞き方となるわなぁ。

私も眠くなってきたもん。

で、ようやく佳境に入ると、一気に質問へとたたみかける、という方法。

「~で、この件に関しまして、○○さん、どう思われますか? ご返答をお願いします。」とくる。

さ、答弁だ、と身構える。

・・かと思いきや、同じ質問者が、「続きまして、○○の業界につきましてですがぁ~」とまったく違う話にそのまま行ってしまったではないか!

え・・?

この答弁はしないの?


国会だと1つ1つ、歯切れの良い質問がなされ、議長が「○○くぅ~ん」と呼び出し、その担当にあたる大臣が答弁するよね。

それに対して、「あんたねぇ! それはおかしいんじゃないのか!」とか質問者がいきりたったりすることもあって、結構丁々発止のやりとりが展開されたりしますよね。

あんな感じじゃないんだ、県議会って。

ちょっと肩透かし。

で、またまた長々と「業界の現状」から始まって、質問に至るまでが5分くらいかかる。

そんなことが延々と5回ぐらい続けられ、ようやくその質問者は席に戻りました。

つまり、1人の質問者がひたすらに原稿を読んでいる時間が1520分。

そのなかに4つか5つくらいの質問がちりばめられているわけです。

さて、ようやく答弁。

これまた驚いた!

答弁に向かった県の役人が、また原稿を丸読み!

    ・・ということは、今初めてこの議会で、質問がわかった、というのではな

くて、こんなものは明らかな出来レースってことではないですか!

こんな見え見えのことが許されていいのか!


しかもこの日になされた質問は、「岐阜県のオレオレ詐欺の実態について」と「木造住宅の耐久性について」だった。

ボケてんのか?

教科書問題かなんかを論じてるんじゃないんだよ?

ほぼ毎月開かれているはずの県議会で、今月に話し合う最優先事項が「オレオレ詐欺」と「木造住宅の耐久性」ですか・・?

もっとほかに大事なことはないのか?

なんかあきれてしまいました。

こんな場所に興味はない。

改めて強くそう思いました。

物事は「守・破・離」でいけ、と言います。

最初は、いろいろと不満があろうともとにかくとりあえずは前任者のやり方を守っていけ、というような意味です。それからそれを破って、自分はこうしたい、この方がいいんじゃないのか、というやり方に変えていけばいい。

そして3年目には、自分がこだわってきたその自分のやり方からさえ一度離れてみろ、という意味の言葉です。

わたし、結構この言葉が好きです。

これで行くならば、万が一私が県会議員に立候補すると決めていたら、最初はこのやり方を守っていくんだね・・

ありえんわ。

1回で嫌になる。

それを我慢しているのにものすごく精神力がいることでしょうね。

硬直しとるぞ、岐阜県議会!

もっとまともなこと、話し合ってちょーだい。

あんたたちにいくら税金が使われていると思ってるの! 1人あたり2000万だよ、2000万!

    ・・とやっぱ、私はこうして外野から野次を飛ばしているほうが似合ってる

わ。

それにしても、ずっと前、どこかの県会議員が視察旅行と銘打って、ちょろっとしたバカみたいなレポート提出しているだけでほとんど観光とお遊びで旅行してただけ、ていうのがバレたことがありましたね。

あの報道を見ていたとき、こんなことは一部の議員だけのことだろう、と思っていました。

大方の議員はまじめにやっているはずなのに、こういう一部の議員の体たらくのせいで非難の矢を浴びたらかわいそうに、なんて思ってたけど、考え変えた。

たいていの議員はああいうレベルなんだろうな、と。

だって、堂々と生中継されている県議会でさえ、こんなお粗末なものだったんですよ。

テレビが回っていないところではどんなレベルなのか・・

町会議員、市会議員、県会議員・・・とこういった人たちに目を光らせるのは市民オンブズマンのような人たちだけで十分だ、なんて思っていましたが、それではいけませんね。

やっぱり、私たち一人ひとりが目を光らせていないと。

たぶん、ろくなことやってませんよ、彼らは。

あんまり信じないほうがいいかも。

でも、こういう人を選んでいる、というのも私たち市民、県民ひとりひとりなんだよなぁ。

だから、結局は自分のせいなんだよね。

すべては自分に還って来るし、関係している。

そんな自覚をもっと持たなくてはいけない、と思いました。




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