ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

男女格差、まだこんなレベルなのか・・・

2017-10-24 08:48:49 | 社会・経済
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 <11月のご予約について>

11月、12月は新メニューを充実させるためのわたくしの準備期間として
  おやすみをさせていただきます。

  新年度からは大幅にメニュー変更する予定です。
  それに伴い価格設定も値上げを予定しておりますので、

  11月については
    「オーラソーマ セッション」をご希望の方についてのみ、
  以下の日程内でのみ、
  お受けいたします。

  現在の価格設定のなかでの最後のセッション、
  お考えの方はお早目にどうぞ!



   11月  2日(木)  全日 時間OK
        4日(土)  全日 時間OK
        6日(月)  全日 時間OK
       13日(月)  全日 時間OK
       20日(月)  全日 時間OK
       22日(水)  全日 時間OK 
       29日(水)  全日 時間OK  

   お問い合わせは     chakra@aura-soma.name

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私が大学を卒業して初めて就職をした年は、私が入社した会社では初めて四大卒の女学生を受け容れることに決めた年でもありました。
私が入社したのは流通小売業です。
私は自分の年が初めての四大卒女性が入社できるようになった年であることを誇らしく思っていました。
それは逆に言えば、企業側に四大卒の学生を受け容れざるを得ない仕事が増えたから、ということなのだろうと思ったからです。
それまでにもさんざ「男女平等社会」が叫ばれていましたから、さぁて、ようやくその触れ込みと実態が一致する時代がやってきたのだ、と私は意気揚々としていました。
それが今からかれこれ35年以上も前のことです。(ちょっと今、自分で書いていてぞっとしましたわ・・・ こんなの若い人にとっちゃ「第二次世界大戦の頃~」と言われるのと同じようなものだろうな、と思って)



そして先週の日曜日。
我が家がとっている中日新聞の日曜版に「男女格差 ガラスの壁と天井」というサンデー版大図解シリーズが載せられていました。
それを読んでびっくりしました。
まだこんな実態だったのか・・!と。
「ガラスの壁」とは、性別役割意識をもとにした職種・役職制限や育児・介護を一方的に担わせることを指すのだそうです。
「ガラスの天井」とは、女性が一定以上昇進できないことを言うのだそうです。



ちなみにそれによると女性の管理職比率は「米国43%、ロシア42%」に対して日本はたった13%です。
これは調査を行った世界138か国中、なんと124位というレベルなのです。
120~138位までのメンツを見ると中東、南アフリカですね。
経済発展もおぼつかず、常に内戦などで国が疲弊している国々と日本は同等のレベルなんですよ。
ひどかないですか。
ちなみに政府は2020年までにこの13%という比率を20%にまで上げると言っていますが、このままじゃ無理だと思いますね。
欧米ではクォータ制という一定比率女性を登用しなくちゃいけない、という規則がありますから女性が採用されているのだという面もありますが、そこまでの政治的介入をするつもりがほんとにあるんでしょうか。
もちろん、男性社会を支えている面々が心から受け容れなくては意味がないと思うし。



新卒者を正社員として採用する企業のうち、女性を採らずに男性のみ、とした企業の割合は約4割もあります。
そうして正社員になれなかった女性は非正規で働きます。
そしていったん非正規で働きだすと昇進の道はまずない、というのが現状です。
「私の方が絶対に仕事ができるのに・・!」
「まったく同じことをやっているのに・・!」
「私より5年も遅く入社してきたあのぼんぼん然とした坊やがもう課長だって!」
という不満に歯噛みをしながら女性たちは声をあげることができずに日々働いているわけです。



しかしこんな数字もあります。
せっかく正社員として働いていても、結婚し出産後も就業を継続する女性は半分だ、というデータです。
これは私の時代もそうでした。
ひょっとすると50%以上あったんじゃないかなぁ・・・
なにせ入社後10年して辞める女性が9割以上と言われた記憶がありますから。
そのときは、
「へぇ。そんなんで辞めちゃったら会社は確かに女性に投資しようとは思えないだろうなぁ。」
なんて、私は結構会社目線で考えていました。
なにせ、大手ほど教育制度がしっかりしていて私も入社して1~2年はほれ研修だ、かれ何だとほぼ物見遊山のようなお客さま扱いされましたからねぇ。
なので実際に戦力になってからは7.8年。
ちょうどこれから、と脂が乗ってきた頃にやめられちゃ会社としても「こういう人たちにはこれからは投資しない!」となっても仕方なかろう、と思っていたのです。
そんな私が、「結婚・出産による退社」でこそありませんでしたが、ちょうど10年で会社を辞めてしまったのですから世の中わかりません・・
そのときも印象的だったのが「寿退社」(と、当時こう呼びましたね。結婚による退社のことを)だと満額でる退職金が、「一般退職」だと10分の1程度になってしまう、という事実。
それに不服を感じた人が、ほんとうは結婚退職じゃないのに社内には結婚で辞めると言いふらして満額の退職金をもらって辞めた、なんて話も聞いたことがありましたね・・



でもこれにはもちろん、当の女性のせいばかりではなく、まだまだ日本には結婚して子どもが生まれたら女性は家庭に入るべし、という風潮があるからだし、風潮だけでなく実際に夫は口だけ「君が働きたいなら働き続けたらいいよ。」と甘言ともとれる言葉を弄しておきながら、実態はなぁ~んにも家事は手伝ってくれずその言葉の前には「ただし、完璧に家事もやってくれるならね」がついてくるのだ、というケースも多いという現状があるからでしょう。
“なぁ~んにも家事は手伝ってくれない”も徐々に、徐々に、改善してきてずいぶんと手伝ってくれる旦那さんも多くはなってきているのでしょうが、それでも家事すべてを100としたとき、女性と男性がどのくらい受け持っていますか?という質問をしたら、圧倒的に女性でしょうね。
育児のすべてが女性だったりしたらもうこれだけで50%以上は女性だ、と言ってもよいくらいです。
でもこれがまた難しくて、実際に自分のお腹を痛めて産んだ子をその場ですぐに取り上げられて、
「ハイ、ご苦労さん~ これからこの子の面倒は全部ボクがみるからね。」
と言われても女性という“性”としては納得できないものがあるでしょうし、事実男性に母乳が与えられるわけはないわけですから、母乳で育てようと思ったら、どーしたってこーしたって女性の負担のほうが多くなって当たり前なんですよねぇ。
そして、企業としても育児真っ最中の女性が早く会社に復帰できるように会社内に授乳室をつくるとか、保育士さんをやとって預けるルームがあるとか、そこまでお金をかけるゆとりがある企業なんてそうそうはありません。
結局、人の意識もがらりと変わるだけのものがないし、受け皿としての企業もそこまでの余力はないし、ってことなんでしょうね。



このサンデー版では早稲田大学教授の大森真紀さんがコラムを寄せていますが、そこで大森氏は、
「少子高齢化が進展するなかで、仕事と家庭の両立支援とは乳幼児の母親のみを対象とすればよいかのような曲解は女性活躍どころか、ますます性別役割分業を促進しかねない。しかも、こうした政策は女性に育児や介護などの無償労働を負わせたまま、雇用労働力として利用しようとしているに過ぎない。
両立支援の原点は、女性たちの雇用労働への参入に比べて、あまりにも男性たちが家庭内における無償労働を担わないところにこそある。労働市場における性別格差の根本的な解決のためには、労働市場をささえる人びとの生活のありようにまで踏み込まざるを得ず、調査はもとより意識をも問わなければならない。」
と書いています。



結局それぞれの意識が変わらなければ、という話に落ち着いちゃうんですよね・・・
それってコラム的な落としどころなのかもしれませんが、それ言っちゃあおしめぇよ、って感じがします。
“意識”ですべてを片づけてしまったら、何にも残りません。
残らないっていうか、どこから手を付けていいのかって話になんの進展も見出せません。
でもまぁ・・
私もその“意識改革”とも言えるようなワークにこれまでもさんざん取り組んできました。



特に印象深いのが今は亡きヌラ・クラフト女史の「レインボー・ウ―マン」で冒頭に、
「私たち女性は男性よりもいっぱい“べき”を背負って生きています。
 “母親なら育児に熱心であるべき”
 “妻なら貞淑であるべき”
 “女の子ならスカートをはくべき”
 それらはみな『役割演技』です。
 今日はみんなで背負ってきた役割を脱ぎ捨てて、1個人の、単なる“じぶん”として過ごしましょう。」
みたいなことを言われたことです。
女性のほうが圧倒的にこの「役割演技」をせおって生きている、というところがこの「レインボー・ウーマン」が男子禁制の女性のためだけのコースだった所以なのでした。(※ちなみにオーラソーマではこれ以外に男子禁制ということはありません。圧倒的に女性のほうが多いとは思いますが、男性にももちろん受けてもらいたいものばかりです。)
ほんとにそうだなぁ。
女性だって社会に進出して男性と平等な扱いを受けていいんだ、と言われながらも、まだまだ私たちはいーっぱい“べき”にがんじがらめになり、それぞれの“役割”を背負っている。
それはどれだけ脱ぎ捨てても脱ぎ捨てても、たまねぎのようにいくらでも剥けていき、いったいどこまで剥いたらほんとうの自分があらわれるのがわからないくらい。
今でも、まだまだ脱ぎ捨てたほうが楽になるものをいっぱいしょってる気がします。
でも、背負っているというその“重み”が愛おしくて、「好きでやってんだからいいもん。ほっといて」と開き直りたいものもあったりして。



1つだけ言えることは私たちには「べき」は何もありません。
背負わなくてはいけない役割に縛られ過ぎることもないけれど、その役割を降ろすべき、と考えるのもまたしんどい。
とにかく自由に、自分に制限をかけずにまいりましょう。


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