ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

ぎっくり腰・・なのか?

2014-05-21 09:06:00 | 健康・病気

 

整形外科というところには何年ぶり・・ いや、何十年ぶりに行きましたが、相変わらずなんでこんなに混んでるの?という繁盛ぶりでびっくらしましたわ。

 

ここは個人病院ですが、岐阜では評判もよく、割と大きい病院です。

 

待合室も広い。

 

しかし、その待合室に座りきれずに人が立って待ってるんですよぉ。

 

整形外科に来るくらいなんだから、たいていの人が痛いのは背骨か膝などの間接や骨でしょう。

 

そういう老人が何時間も立って待っているしかない、って・・

 

かえって病院に来ることによって症状が悪化しやしないか?と心配になるくらいでした。



私も少し待ってようやく座ることが出来ましたが、そこはほんとに腰をかけられるだけのところ。

 

背もたれはない。

 

腰の痛い私が自分の身体の筋力だけで背中をまっすぐに支えていることはちょいと辛い。

 

いっそ立ってるなら立ってたほうがラク。

 

でも立ってると雑誌を読んだりすることもできなくてつまらないなぁ・・

 

はぁ、早く呼ばれないかな、と思っていると1時間半あたりを過ぎたところでようやく呼ばれました。

 

しかも看護師さんに、

 

「坪内さんは今日が初めてだし、かなりお辛そうだったので、これでも早くおよびしたんですよ。」

 

と言われました。

 

となれば、通常なら2時間以上待つのが当たり前なのか・・



しかし、早く呼ばれたのは、とりあえず先にレントゲン写真をとっておけ、という指示からだったようで、レントゲン室に行ってからはまたしこたま待たされました。

 




整形外科で私が求めていたことはただ1つ。

 

「圧迫骨折していやしないかどうか」だけ。

 

骨折でなければ、それ以上のことはどうせ整形外科ではわからないだろう、とタカをくくっていました。

 

結果は、シロ。

 

骨折はしていませんでした。

 

やった~!

 

ひとまず、ホッ。

 

さっそく私は心配してくれていたRubbyさんに「骨折はしていませんでした」旨のメールを送るとすぐに、「今か、今かと連絡を待っていましたよ。よかった~」との返事が。

 

ふん、ダーリンもこれくらいの言い方してみろよ。

 

「おまえが無事だったって一報が入るのを今か、今かと待っていたよ。」ってさ。



で、骨折していないってことがわかれば確かにもうそれでいいんだけれども、渡されたのは痛み止めのロキソニンとフェルビナクの湿布薬。

 

・・・自己処理と変わらないじゃないの。

 

医者はとくにこういうことが原因でなったんじゃないか、とも言わなかったし、病名もくれなかった。

 

ま、いいか、と最低限のノルマは果たしたような気持ちで病院をあとにしました。

 




それから家へ帰り、テレビの前に座っているとさすがに一睡もできなかった疲れが押し寄せてきたのか、いつのまにかテレビも点けっぱなしでそのまま2時間ほど眠ってしまっていました。

 




ピンポ~ンという音で目が覚め、よろよろと玄関扉を開けに行き、

 

「おかえり。」

 

とダーリンを迎え入れました。

 

ダーリンはちょっと照れたように、

 

「さっきはごめんな。ちょっと忙しくてイライラしててさ。」

 

と言いました。(※何が「ごめんな。」なのかは、昨日のブログをご参照ください。)

 

こういうところがダーリンのいいところだわ。

 

反省が早い。

 

私の「病気による夫婦不仲促進⇒離婚説」もこの瞬間に吹っ飛びました。



そしてそのときの私の、とにかく腰をまっすぐにしたままで膝を曲げ、腕を伸ばし扉を開ける様子を目にしたダーリンは、

 

「それ、ぎっくり腰じゃないんか? 俺が昔ぎっくり腰やったときとそっくりだぞ。」

 

と言いました。

 

「あぁ、ぎっくり腰なのかな?」と私。

 




不思議なもので、世の中でこれほど一般化している病名もないと思うのに(後で知ることですが、ぎっくり腰は「病名」ではありません。)、自分がそれを経験したことがない(と思い込んでいただけかもしれない・・)というだけで、全くもって私の脳裏にはこの言葉は思い浮かびあがりませんでした。

 

だって、私はてっきりぎっくり腰というのは急に重い荷物を持ち上げたときとか、とにかく急に負荷がかかるようなことをしたときになったもの、という頭があったので。

 

私は今回そういうことでなったわけじゃないし。

 

「でもこうやると痛いんじゃない? で、こういうのは比較的ラクなんじゃない?」といちいちやってみせるダーリン。

 

それに私が、「うん、そうそう。」と答えていくと、

 

「それ、絶対ぎっくり腰だって!」

 

と嬉しそうに言いました。

 




つまり、ダーリンは私以上の「病名ほしがり病」だったんですね。

 

私がもしとんでもない、とりかえしのつかないような大きな病気の前兆だったりしたらどうするんだ、ということを心配してくれていたわけで、

 

「なぁ~んだ、それ、ぎっくり腰だよ。」

 

と自分の過去の症状と同じと言うだけで決めつけると何だか急に活き活き、ニコニコしはじめちゃって。

 

「じゃ、病院じゃなくて整体行ってこいよ。いいとこ、知ってるからさぁ。」

 

と言います。

 

「やだよ。そんなの、かえってギクッとやりそうだよ。わたし、金花堂いくわ。」

 

と言いました。

 




この金花堂というところは実に良心的なところでして、行くと「電気パッド」⇒「マッサージ」⇒「鍼」⇒「お灸」、その他必要に応じてマシン、というフルコースをてきぱきとやってくれます。

 

いつも流行っていてそのせいか若い鍼灸師の先生がぞろぞろと7、8人は見えます。

 

ベッド数もそれくらいあって、とにかく回転で勝負、みたいなファストフードみたいな鍼灸整骨院なんです。

 


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