先週、B92「グレーテル」、B93「ヘンゼル」を紹介したときに、私自身は、男の子である「ヘンゼル」を表わすB93よりも、ペールコーラル/オリーブグリーンのB92「グレーテル」のほうが、なんだか男性的な色合いをしているボトルのような気がして、ずっとグレーテルが男の子だと勘違いしていた、という話を書きました。
そして、でもオーラソーマを学んで、オリーブがいかに女性性の質を表わすものであるかを今では理解した、と。
このボトルは上下ともオリーブグリーン、オリーブグリーンの極致です。
皆さんは、マラソンで優勝した選手が表彰式で頭にいただくことができる葉っぱの王冠がどうしてオリーブなのか、ご存知ですか?
あれは、すべてのスポーツ(少なくともオリンピック種目のなかで)、これほどの忍耐と持久力を要するものはほかになく、そんな競技に優勝した人ということで、与えられるものなのです。
では、どうして「忍耐」や「持久力」がオリーブの象徴なのでしょうか。
それは、オリーブの木の生長を知ると理解できることです。
オリーブは、かなり荒れ果てた土地でもちゃんと根を張ることができる植物だそうです。
それはどうしてかと言うと、オリーブはまず地下深く根を張って、この土地で自分が生きていくことが出来るかどうかをさぐるべく、探査をするそうです。
そして、よし、大丈夫だ、これなら生きていけるぞ、といういことがわかってからようやく地上の部分の茎や葉を伸ばそうとするのだそうです。
人間で言うと、「遅咲きのタイプ」ってことですかね。
一見、人目にはちっとも伸びてこないからあいつ、できねぇヤツだな、と思われているけれど、ほかの人が十分に内部に栄養をためこんで上に伸びたわけでないからへばってくる頃になって初めて実力を発揮するタイプ。
この特質、つまり「忍耐強く」「持久力がある」というのが、女性の本質、美徳だ、というわけでオリーブグリーンという色が女性性を表わす色となったようです。
「ちょっと待ってよ。耐える女なんていまどきじゃないわよ。」と異論をとなえたい方も見えると思いますが、ごもっとも。でも、まあまぁ。
そんな演歌っぽいお涙ちょうだい、でないにしてもやはり、「出産」という一事をとっても「忍耐強い」「持久力がある」ということが女性としての本質、美徳になってもいいと思えませんか?(産んだ、産まない、産めないは別として、もともとそれくらいに耐えられるほどの忍耐力が女性の肉体には備わっているのだ、という意味において)
というわけで、この上下ともオリーブグリーンのボトルは、た~っぷりとオリーブの特質を表わしているというわけで、女の中の女、つまり、フェミニン(女性性)のリーダーシップがとれる人、と言うことだと思うんですよね。
ところで、このオリーブグリーンという色はこのB91で初めて現れる色です。
しかし、オリーブグリーンがオーラソーマではイエローとグリーンを混ぜてできる色、という位置づけであることから考えるとB7「ゲッセマネの園」でも実は隠れたシェイクカラーとして出てきているんですね。
B7「ゲッセマネの園」は2つ前にご紹介しましたが、ここでも「つながった!」と思いました。
オリーブグリーンが女性性を象徴する色であるなら、キリストは男性でしたが、内面には忍耐や継続という女性性をすごく持っていた方なのでしょうね。
B91「フェミニン・リーダーシップ」
キーワードは「ハートのレッスン」。
これも、イエローとグリーンを混ぜることによりオリーブグリーンが出来ることを考えると、おなかのあたりのチャクラに対応したイエローが「腹に入る」ことにより、知識や知恵だけに頼らずハートで物事を捉えられるようになるために胸のあたりのチャクラカラーであるグリーンにまでたどり着くことが「ハートのレッスン」なのだ、と捉えることができます。
アファメーションは、
「私は人生のプロセスを信頼します。そしてこのプロセスを通して、各瞬間に私の道を落ち着かせる助けをする希望の感覚を認めます。」
プロセスというのがイエローからグリーンへ通りぬける道のことでしょうか。
「希望の感覚」という言葉に惹かれました。
「忍耐」は、その先に常に希望を失わないでいるからこそ、発揮できるものではないでしょうか。そう考えると、あらゆる色の中で最も忍耐強いとされるオリーブグリーンの人は、もっとも希望を失わない人である、とも言えるのかもしれません。
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