ダーリンの会社の春の社員旅行に参加して、お花見に行ってきました。
と言ってもごく近場。
岐阜から1時間以内で行ける関の山奥です。
そしてその日は関の「関観光ホテル」に泊まって、夜は宴席。
外から見ると一見古い建物だけれど、中に入ってびっくり。
ちょうどリニューアルしたのか、部屋のお風呂は円形に切ったバスタブで、そのままデッキに出て涼むこともできるようになっており、ちょっとしたリゾートホテルです。
料理もすっごくおいしかった。
大満足で過ごした次の日。
ダーリンの会社の社員旅行はいつものことですが、泊まって宴会までが一区切りで、次の朝、朝食を終えるともう三々五々解散です。
私たちはまずダーリンの実家に行き、柴犬わんこのムーちゃんと近くの桜が咲いている土手を散歩しました。
「ここの桜ってなかなか見事で、ひそかに隠れた穴場だって思ってるんだ。」
とダーリンが言うとおり、なかなか見事。
なんと、桜の木の二股になった枝に腰をおろしてお弁当を食べているカップルがいました。
別の場所でも川のほとりでなにやら語り合うカップルが。
確かに意外に隠れた穴場なのかも・・
桜と菜の花が一緒に咲いている様子もなかなか壮観です。
こんな綺麗な景色をみながらも「ピンクとイエローの組み合わせ・・ B22、B59、B61かぁ・・」などとオーラソーマのイクイリブリアムボトルになぞらえてしまうわたし。 岐阜駅
実家の桜を堪能して、私たちの家に帰ってから、今度は夜に、JR<stationname w:st="on" stationname="岐阜">
ここは去年も来たけれど、JR<stationname w:st="on" stationname="岐阜"> 岐阜駅
会社員のグループがあちらこちらでビニールシートで場所とりをして宴会をしていました。
もう散りかけていてまさに今日がピークって感じ。
でも、清水川に桜の花びらが浮かんで流れていく様子というのは風情があって、ここはほんとうに岐阜駅の裏? なんだか京都みたい、って気分にひたれます。
ただ、今年の桜は不安定な気候もあってか花と葉っぱが一緒に混在していて、全体でみるとちょっと色が汚い。
「ピンク!」と圧倒されるような感じでもなく、「白くけぶる・・」というほど情緒豊かでもない。いろいろごちゃごちゃ混ざっちゃってますぅ、という感じ。
それでもやっぱり桜は桜。
どうして日本人はこうも桜が好きなんでしょうねぇ。
だって桜ってバラ科ですよ? バラっていうと西洋のもの、って感じがするのにねぇ。
ソメイヨシノって確か、元のルーツをたどるとただ1本の桜から接木で全国に広まっていったもののはず。
つまり、クローンです。
クローンであっても個性はあるのが面白いですね。
「今年もまたここの桜を見にこれたね。」とダーリン。
「うん、毎年こようね。」とわたし。
まぁ、こんな会話って熟年~老年だからこそ、でしょうか。
若いカップルが「また、ここの桜を見にこれたね。」なんて言わないでしょうからねぇ。
さて、加納の清水川の端まで来ると私たちはそこをくるりと曲がるとすぐある「餃子飯店」でえび餃子と辛い手羽中を食べるのを楽しみにしていました。
ですが! なんと休み・・
がっくり・・
この桜の時期しかなかなかここまで歩いては来ないのに。
あきらめてどうする? どこで食べる?と言いながら「岐洲」をのぞくとやはり満席。待ってまで食べる気のない私たちがのろのろと歩を進めると・・
「あれ? こんなとこにこんなお店あったっけ?」
焼き鳥屋さん出現。
全面ガラス張りのなかをのぞきこむとなかのお兄さんと目が合いました。
お兄さん、「入って、入って! どうぞ!!」をジェスチャーで猛アピール。
わたしとダーリンはその情熱に負けて苦笑いしながら、お店に入りました。
「いらっしゃい! ようこそぉ。」の意気のいい声に迎えられていろんな串を頼みましたが、どれもこれもおいしかったぁ。
とくに「ぼんじり」と「レバ刺し」と「牛すじのみぞれ煮」は最高!
肉の生は食べられない私がレバー刺し食べられました。
途中で入ってきた人を見てダーリンが、
「先生!」と大声をあげました。
なんと、この居酒屋で昔の恩師に出会ったらしいのです。
居酒屋のお兄さん、「そうだったんですか? あの方、毎日のようにみえる常連さんですよ。これからここで会えますね。」とにっこり。
先生にぼんじりとレバー刺をプレゼントし、私たちは先に帰りました。
たんまりお酒も飲み、桜とお酒で酔った1日でした。
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