会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

奈良旅行 振り返り 5

2017-06-19 22:02:53 | 旅行

さて、今回の奈良旅行、準メイン!

Ristorante i-lunga☆

・・・・奈良。

何年か前。11月の良い夫婦の日、あたりで京都、奈良に夫と旅行に行きまして。。。

そのとき、奈良で豪華ディナーをしようと

ネットで賢明に探しました。

そのとき、ヒットしたのが、”LeBENKEI”というフレンチ。

皇室御用達とかあって、かなり期待して行ったら。。。。

メニューの説明がいい加減で

(宮崎県産イベリコ豚。。。ってあり?)

とてつもなくがっかりした。

それだけで、料理の味を忘れましたが

そんな感じで

奈良にイタリアン、フレンチを求めてはいけない。。。

としばらく思っていたのですが

ここ数年、奈良にもそそられるイタリアン、フレンチが出てきて

今回の旅行では

”リベンジ奈良!”

と思い、イタリアン、フレンチを検索しまくりました。

とてつもなく素晴らしそうなオーベルジュがあったのですが

すでに満室。(次回は絶対そこに行こーと今から決めてます)

フレンチ。。。は奈良ホテルもあることだし。。。

イタリアンにしました。

それが

”Ristorante i-lunga”

またも、お店の内装などの写真は撮れず。。。だったのですが

(食べログなどで見てください)

思っていたほど。。。

(湯河原でランチに行ったito-styleだったっけ?

を思わせるような、どちらかというと、itoの方に軍配が上がる感じ)

入り口に立っても、誰も出てこない。

どうやら超お得意様がいるらしく

そのテーブルに付きっきりで

全く入り口の方を見ようともしない。

来た証の名刺でも置いて

帰っちゃおうかなぁと思ったくらい。

だから、テーブルに付いたとき

あんこさん、とっても不機嫌でした。

メニューはお任せコースのみ。

で、ワイン。

お料理に合わせて6種類くらい出してもらえるグラスコースにしました。

これも、いちいち面倒で

6種類のコースでお願いします!

といっているのに

「これは参考までに書いてあるだけで

5杯でやめてもらっても大丈夫ですよ」

全然大丈夫だと言っているのに

あんこさんが迷っているのは、

美味しいワインボトル一本堪能した方がいいかどうかなんだから

なのに

飲めるかどうか心配していると思っているらしい。

とにかく、意思の疎通が面倒なお店だなぁと感じちゃいました。

ようやく6種類のコースで納得してくれたよ。

最終的には、

この6種類のコースを頼んで正解だったのだけど。

テーブルセッティングはこんな感じ。

とりあえず泡。

このボトルだけは、おいてじっくり見せてくれなかった。

”付き出し”・・・・とメニューに書いてある。

右はグリシーニ、真ん中がチーズを焼いたものに鱈のマンテカート、左が。。。なすとフォアグラ入りパイ

ってかんじだったかな。

アミューズ

奥に茄子とフォアグラのミルフィユ風。。あと失念。

ワイン一種類目。白。。。

 

天然鮮魚のカルパッチョ シーアスパラガスとキュウリのすり流し カラスミ添え

鮮魚は鯛だったかなぁ。

すり流しは、流石 奈良。葛。。

パンが3種出てきました。

フォカッチャ、全粒粉、あと。。。何か特徴のあるパン。。

2種類目のワイン。

これも白だった。。。

このあたりからなんか面白くなってきた。

お料理の前にワインが供されるのですが

その香りや味が次のお料理を想像させるというか

つながるというか

簡単に言えば、うまく合っているんだね。

ワインをクンクンしながら

次のお料理を想像して

とても面白かった。

その期待をうまい具合に裏切らない。

たとえば、このワインは

(手元のわずかなメモによれば)

”鯵の香り”がしたそうだ。

で、出てきたお料理が

白身魚のオーブン焼き、パプリカのソースと夏野菜。

というわけ。

で、魚がサービスのおにーさんは

”キハダ”と言っていたのだけど

どー考えても

”鱈”でしょう?と、

母と意見が合った。

 

次のワインは

トスカーナのロゼ。

珍しい。

そして、このワインに寄り添うお料理は・・・

イカ墨のタリオリーニ 大和丸ナスとコッツェ エ ヴォンゴレ

美味しかったぁ。

母も相当気に入ったらしく

お店を出た後も「また食べたいわぁ」とつぶやいておりました。

次のワインはパニエに乗って出てきちゃいました。

ウンブリア州のカベルネソービニヨンとカベルネフラン。

2000年のもの。

これに合わせたお料理は

熟成ジャガイモのニョッキ 熟成牛サルシッチャのラグー

このお料理が一番印象に残っている!

まず、あんこさんが作る(一般的な)ニョッキの半分くらいの大きさしかない!

可愛らしすぎる

そして、とってもやわらか~いふんわりとろけるぅ。。。。

あま~い

小麦粉の量が少なくて、あまり捏ねていない

そんな感じです。

母の感想は。。。

「美味しいけど、あんこが作った方が私は好きだわ」

でした。

ありがとう!

でも、このニョッキは食べてみる価値ありです。

次のワインはこちら。

前出のものより軽くなってしまいましたが

次のお料理、追加パスタの

アニョロッティ ダル プリン

に合わせたもの。

”プリン”なんて響きから

ぷるるんとしたプリンを想像してしまうあんこさん。

雑誌でその姿はよく見ますが

実際食べたことが無くて

ここで絶対食べようと思っていたものでした。

もっと大きく撮れば良かったなぁ。

リピエノ(詰め物)は、牛、豚、鹿(もしくは鴨だったかな。

鶏肉は無かった)のミンチ肉、と、チーズ、ほうれん草、生クリームを混ぜたもの。

これを薄いパスタ生地で包み込んだもの。

手元のつたないメモには、

ローズマリー バター

とある。多分、これがソース。

あっという間に食べちゃった。

メインに合わせたワインはこちら。

そしてメインは。。。

子羊の二つの部位のロースト。

一つは、普通のロースだと思うのだけど

もう一種が確か腿からお尻の部分といっていたよーな。

とても脂がつよい部位でした。

付け合わせのジャガイモがとにかく甘かった。

お口直しのグラニテ。

カンパリとグレープフルーツだと思う

(つたないメモより)

母のお誕生日用のDolce。

あんこさんのは普通盛り。

この日は、バナナづくしのデザートでした。

右手前、バナナのムース。濃厚。

ほかは、、、ちょっと忘れてしまいました。

焼いたり、煮たり・・・そんな感じ。

 

エスプレッソと共にプティフールです。

もう一度行きたい!

直後にはもっと書きたいことがあったはずなのに

忘れてしまった。

勿体ない!!!!

あのワインとお料理のマリアージュはもう一度行って確かめたいですねぇ。。。。

そう、エスプレッソをいただきながらのんびりしていると

シェフが登場。

それがぁ

すっごーく派手な直感的に言うと虎柄みたいなレーヨンで出来ていそうな

テロテロのズボンでやってきまして。。。

酔いも手伝い思わず。。。

「派手なズボンですね」

と言ってしまった。。。。

「あ、これ、イタリアで買ったもので。。。」

と、言っていましたけど。

あのお店の雰囲気の中

最後にあのズボンを見ると

目が覚めるというか、夢から覚めるというか。。。

現実。。。でした。

 

イタリアンだけに、やっぱりパスタが美味しいよっ

近くにあったら良いのになぁ。。。

 

という訳で、奈良のイタリアンレストランリベンジは大成功でした。

難点をいうと。。。あまり言いたくないけど

サービス君、特にソムリエ君がもっと大きな声ではっきりと

相手にものを伝えようと説明してくれると良かったなぁ。

性格だからしょうが無いのかもしれないけど。

独り言のように相手に向かう前からぶつぶつと説明を始めてる。

何かなぁ。。。。