ちょっと間が開いてしまいました。
”ならまち”から急いで宿に戻ると丁度夕食の時間。
夕食はお部屋でいただきます。
前菜・・・内容は失念。
と、ここでお食事のお供をオーダー。
ワインもありましたが、外れそうなので王道の日本酒。
奈良の地酒 利き酒セット。
青:春鹿超辛口純米酒(今西清兵衛商店)日本酒度+12
←確かに辛い。けど、あんこさんの好みです。きゅっと引き締まる感じ。
白:三諸杉 純米吟醸「露葉風」(今西酒造)日本酒度+3
←ちょっと甘ったるい感じ。
硝子:蔵王桜 純米大吟醸(美吉野醸造)日本酒度+3
←すっきりとしているけどコクがあるぅ・・・というわけで、このお酒が一番気に入りました。
お料理は、わりと、一度に運ばれて来ちゃったのですが、
メニューに書かれている順番に紹介すると。。。
椀盛 鱧葛打ち 三輪素麺吹き流し 青さ海苔 梅肉 木の芽
器の微妙な色加減がいいかも。最近の漆器かな。
鱧が葛に包まれていて、普通の鱧とはちょっと違ったなめらかな感じ。
造里 えぞ鮑、鯛、鮪、車海老、足代一式
・・・車海老が軽く火が通っていて、、、どうも冷凍していたらしい名残が。。。
メインは3種類から選べました。
①ロブスター洋風焼
②黒毛和牛陶板焼
③黒毛和牛しゃぶしゃぶ
。。。ということで、あんこさんが選んだのは①
ホワイトソースで無くて、マヨネーズっぽい酸っぱさを感じました。
蓋物 目張若竹蒸し スナップエンドウ 木の芽あん
写真では良さが伝わらないのですが、この器の感じ、あんこさん好きです。
くすんだ金色と藍色と派手なのか、地味なのか分からない
仏教っぽい色使いがいい感じです。
肝心のお料理ですが。。。鱈かなぁとおもったけど、目張。。。了解です!
酢の物 まとう鯛南蛮漬け 千野菜
・・・揚げ物が無いなぁと思ったら、南蛮漬け・・・揚げてある
お食事です。お味噌汁と白いご飯。もちろん奈良漬け。
このご飯が侮るなかれ、美味しかった。
會津のご飯とは違って、ササニシキっぽくさっぱりした感じで
一粒一粒の輪郭がくっきりしている
噛むほどに味が出るというか、かみ応えがいい感じにあるというか。。。。
うん、もう一度食べたいご飯です。
デザートは。。。パイナップルとかを葛でまとめた感じのものだったと。。。。
流石、奈良ですね。葛が随所に使われています。
”美味しいものを少なめに”というお料理を選んだので、ちょっと少ない感じもしましたが
食べきれないほど、あるよりは丁度いい感じでした。
この後、露天風呂へ。
写真は撮ることが出来なかったのですが
建物の最上階にあり、ほぼ天井なし。
本当に露天で、かつ、興福寺の五重塔が目の前に見える。
気持ちのいいお風呂でした。
実は、夜より、朝の方がずーーーーっと良かった。
爽やかな青空、すがすがしい朝の空気。
”飛鳥荘”に泊まったら、朝露天風呂がお薦めです!