会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

第二巻も読み終わりました。

2009-07-20 23:00:50 | 

NHKのクローズアップ現代でも扱っていました

1Q84

第二巻も読み終わりました。

第一巻に比べると、性に関する記述はかなり減ったような感じです。

第一巻は、この第二巻の前座として、必要だったのか?!

第一巻の最初の方と第二巻で十分なような気がしますが・・・・

 

「1Q84」とは、1984年にいたつもりが、ちょっと違う1984年という意味。

その世界は、月が二つある。

月が二つ見える人は、1Q84の世界にいる人。

 

と、

みんな、同じ時間を過ごしているように思っているけど

実は、ある同じ思想、価値観、思い、気持ち の世界で

それぞれの世界が存在している

その同じ世界にいる人たちにしか見えないものがある。。。

それがあることによって、相互理解ができる。

だから、それが見えない人、違う世界の人たちとは、

分かり合えない。

何かが違う。。。と、感じる。

 

宗教団体、信仰団体・・・・は、その極端な例であって

実は

普段、何気なく過ごしている中でも

そんなことは、あったりする。

 

それぞれの人、個人の感じ方は、違くて

感じ方、捕らえ方が同じだと

「この人と、気が合うな」と思うかもしれない。

また、逆に、全く違う感じ方、捕らえ方の人に対しても

「私と、違う感性だけど、そっか、こんな考え方もあるんだ」

と受け入れやすいかもしれない。

一番面倒なのは、

同じようで、ちょっこっと違う時。

ちょこっとだから、やたらとその部分が気になったりする。

難しい。。。。

 

柔軟に対処したい。

 

小説1Q84の中の主人公たちは、なるべく客観的に自分を捕らえようとする

でも

できないで、苦しんでいるように感じる。

それは、

自分は、その世界の一部になっているから。

その世界から出ないと

客観的に、外から

観ることはできない。

・・・・つまりは、そういうこと。

 

いちど、入ってしまうと、出られない。

でも、もし、出てしまったら、そこは見えない。

 

人生は、危うい。

 

仕方が無い、

与えられたその世界を

良かれと思う価値観に従い

懸命に生きていくしか

できないんじゃないかと。

願わくは、

自分の世界が

邪悪でないこと。

 

ところで、1Q84 て、勿論、第3巻とか、出ますよね。

NHKで、結論が出ないで終わっている

って、言っていたけど

「上下巻」じゃなんだから、続きあると思うんだけど。

 


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