会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

Ch.Mouton Rothschild 1970 なんだけど。。。。

2016-05-23 17:02:31 | つぶやき

無残なムートン君です。

キャップシールボロボロ。

中身は4分の1ぐらい減っているし。

。。。。どうしたら、こんな状態のものが出てくるか。

今を遡ること18年くらい前ですねぇ。

銀座の酒屋さんで、これを見つけまして

勿論、その時は、きれいな状態です。

1970年。あんこさんの生まれ年。

当時60,000円。

買っちゃいまして。

30歳の誕生日に飲もう!ってね。

どこに置いておいたらいいかって悩んで

(そのころ、セラーなんて無かったし)

ものの本に

「床下の地面の上がいい」

と書いてあったので、台所の軒下収納の下に

木箱に入った状態で置きました。

そのまま、月日は流れ

30歳の誕生日はとてもムートンなど飲める状況でなく

そのまま放置。

40歳になりましたが、

どうせ飲むならちゃんとしたお料理がいいなぁ

と。

実家で料理を作る時間もなく

そのまま放置。

この間、一度も地面の上に放置されたムートン君を確認することなく

月日は流れ。。。

父も無くなり。。。。

父の部屋を整理して、

ついでに白アリ対策をしようということに。

防虫剤を撒くことになり、ムートンを非難させなければ!

と、床下を見てみれば。。。。

実は他にブルネロ・ディ・モンタルチーノと

2000年ごろイタリアで買ってきたワインを

新聞紙でくるんで置いておいたのですが。。。

こちらは液漏れは全くないのですが

ラベルがボロボロ。

湿気が凄い。

辛うじてキャップシールから上記の2点であることを判別したという。。。

そして、ムートン君。

箱に入っているから大丈夫かと思いきや

思いっきり湿ってるし。。。

だけど、プチプチで覆っていたため

ラベルが辛うじて残ってた。

。。。というわけで、写真のような状態なわけです。

キャップシールをこじ開け、コルクを抜いてみれば、、、

無残なコルク君。

でも、、、、なーんか大丈夫そうな。

 

そばで見ている母親は

「なんか、変な色しているじゃないの。止めておきなさいよ」

と、盛んに「やめろ」とか「お腹こわすわよ」とか。。。

(そう、開けるまで3日立てて澱を落ち着かせたはずなのですが)

ひょっとしたら、ダメなのかもしれませんが

いやぁ、やっぱりムートン。

全然へたれてなくて、力強い。

もっと保存が良ければ、とても素晴らしいものだったに違いない!

それと、もっとゆっくり飲めればね~。

残念ながら平日の夕食で開けたもので

翌日も5時に起きて会社に行かなくてはいけないので

ある程度でおしまい。

半分くらい残して冷蔵庫へ。

3日後にまた飲みました。

全然大丈夫。

どころか

常温で温まって来たころ

うーん、美味しい!

ってなったのだけど

澱が多くて。。。

残念。

というわけで

ずっと温めていたムートン君はこんな風に終わりました。

 

先の記事に書いた28年前の吾一わいんの状態がよかったのですが

これと同じところに置いておけばよかった。

何も考えない父の方が結果オーライ!

やっぱり父は凄いなぁ