Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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働かないひと。

2009-03-12 21:52:10 | おすすめBooks
働き方って、人の価値観や生き方がすごく反映しますよね。

私にとって、「仕事があること」自体、本当にありがたいことです。

就職氷河期を挟み、自分の仕事力の向上に自分自身が責任を持ち続けなければならなかったキャリアジプシー的な時代が長かったため、

仕事があることに、成長の機会が確保できたと安堵感があったんですよね。

それっぽっちの安堵感でいいの?と思われるかもしれませんが、

不安定だけど、1ヶ月以上の失業はしなかったし、もともと目指していた方向に進んでいるから結果的にはOKなんです。

自分では本意でない仕事の時もあったけど、仕事以外で別に学び続けていたことがベースになって、今の仕事が成り立っていて、

仕事の中では、プライベートで学んでいることを無理やりこじつけて実務の中で理解したり。

けじめないんです・・・。
実は、仕事のONとかOFFとかどっちでもよかったんです。

でも、自営業となり、家が仕事場にもなるので、空間的にけじめがないのは最近ちょっとツラいですが・・・(苦笑)

こんな本を読みました。

働かないひと。
左京 泰明
弘文堂

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数名のビジネスパーソンの「働く」についてインタビュー形式で書かれた本なんですが、

この人たち、ものすごく働いている人たちです。
ハードワークもこなしているだろうし、クリエイティビティもすごく発揮しているし。

じゃなんでかと言うと、「働いている」と思って働いていないから、このテーマ。

登場する彼らの大半が、20代・30代だったりするのですが、この世代は、バブル世代以上とはひとあじもふたあじも違う「働く」意識を持った世代です。

正直、爽やかな金言が多かったです。

不自由な中から、自分のやりたいことで一人前になっていて頼もしい。
もちろん、困難のハードルを乗り越えてきていると思う。

そして、言っていることは、切れがあって社会性に富み、美しいし、それなりに苦労しながら認められる仕事をしているので、浮世離れしているわけではない。

かなり、エッジが利いてます。

私ごのみなのは、

「正解より回答 思考より試行」

走りながら考える人種にはかなりうなずけます・・・。

すごいなと思ったのは

「ゴールがあるから走るのではなく、誰かが待っていてくれるから走る」

という言葉。

これは、既に彼らが次世代へのたすき渡しを考えて述べた言葉。

それから、こんな言葉も、

「出来ていないと思えることはすべて可能性」

自己否定気味の方には、素敵なリフレーミングになるのではないかと。

それから、落ち着きのない私への金言。

「今、自分の手元にあることをどれくらいやりきるか、付き合うか。じゃないと限界が来る。どこかで行き詰る訳だから、いかに足るを知るかを知る」

おお、「知足」のことか・・・・今の自分のリソースで、今の課題を徹底的にやりきることって大事やもん。

その上で、新しい挑戦は、己の利益のためだけではなくて、誰かの幸せのためにする。

うーん、あまり知られてない本だけど、私はこういう本が好きです。

で、私も「働かない人」のカテゴリーの片隅においてもらいたいです。

おススメします。

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