Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

自己洞察瞑想療法、石の上にも10年

2024-06-03 21:46:31 | マインドフルな日々
私がベースに置いている心理療法「自己洞察瞑想療法」のテキストブック。

購入から約10年になりページがバラけるようになり老朽化してきたので、2冊目に突入。



公認心理師の登録後は、クライエントがマインドフルネスの試し実践を終えてから、主治医の先生にご挨拶と指示書をいただきにクリニックに行っています。

保険診療外のプログラムとして、呼吸法、注意訓練、自己洞察などの訓練を含む認知行動療法であるということをお伝えし少しご興味を持っていただけている感じがします。

以前は、私が主治医の先生にご挨拶や指示をいただくことを嫌がるクライアントもいましたが、今年3月の精神保健福祉士登録後は格段にすんなり行くことが増えました。

クライエントの層が変わってきているのかもしれないです。

以前より、本気で治したいという意志を持った人が増えたように思います。

そして、本気な人ほど実践が素直。

我流でテキストを解釈したり、実践をしない傾向にあり、レクチャーした内容をシンプルに実践してモノにされる方が増えてきたかなという印象。

マインドフルネス瞑想について、できたかできていないかや、細部に囚われすぎて先に進めない方、相変わらずいます。

完璧主義だったり、こだわりが強いタイプの方なのかもしれないけど、残念ながら大事なのはそこじゃないって囚われを取り除くことに何気に時間がかかります(汗)

瞑想ができたかも大事なんですが、日常生活の中での実践課題(気づきと受容、注意訓練など)と私との文通(記録提出とフィードバック)がなぜ大事なのかは、

結局、安静時のマインドフルネス瞑想よりも、寝ている時間以外の行動している時の自分を観察したり、振り返ったりする方が、前頭前野はアクティブになるし、

リアルタイムで自分を苦しめる習慣に気づいて修正しないと、ずっと苦しいまま。

それは、ごく当たり前の日常生活の中で練習することに意義アリなんですが、なかなかそれが理解されない。

無駄な時間とお金を使わせないよう支援にも少し工夫が必要です。

金沢でここまでくるのに10年。

クライエントが効果的な実践ができるよう支援のコツもわかってきつつあり、まだまだこれからなのかなという気がしています。

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