
『her 世界でひとつの彼女』をシネマライズで見てきました。
(1)アカデミー賞脚本賞を獲得した作品ということで映画館に行ってきました(注1)。
本作(注2)の舞台は、近未来のロスアンジェルス(注3)。
主人公セオドア(ホアキン・フェニックス)は、本人に代わってメールを送る代筆業を営む会社に勤務。
幼馴染で結婚したキャサリン(ルーニー・マーラ)と折り合いが悪くなって離婚調停中で別居中ながらも、彼女との思い出に浸りきっています(注4)。
チャットをしても鬱な気分の晴れないセオドアは、「AI型OS」のことを知って家でアクセス。
最初にいくつかの質問(注5)に答えると、パソコンでそのOSが起動し、女性の声(スカーレット・ヨハンソン)で「ハロー!お元気?お会いできて嬉しい」と言ってきます。
セオドアが「名前は?」と尋ねると、「サマンサ」と答え、さらに彼が「どうやってつけたの?」と訊くと、「本に書かれている18万の名前の中から音が一番好きなのを今選んだ」と応じます。
また、彼女が「自分は、基本的には直観で作動するが、経験から学んでどんどん進化している」と言うのに対して、セオドアが「それは奇妙だ(weird)」と感想を述べると、彼女は「口知能の理解力はその程度」と答えたりします。
酷く興味を覚えたセオドアは、サマンサをインストールした携帯端末を胸ポケットに入れて外出したりしますが、「沢山のメールが保存されてるが、必要な物は86件だけ」とか「あと5分でミーティング」などと言ってくれたりするので、たちまち彼女は、セオドアの仕事とか日常の営みに無くてはならない存在に。

そんな時に、セオドアは、大学時代の彼女で同じマンションに住むエイミー(エイミー・アダムス)が夫と別れたと聞きます(注6)。

さあ、セオドアとサマンサ、そしてエイミーとの関係はどのようになっていくのでしょうか、………?
本作は、離婚調停中の主人公が、どんどん進化する「AI型OS」のとの会話を通じて心の空洞を埋めていくというとても優れた近未来SFながらも、そんなソフトならその内に開発されそうな感じがしますから(注7)、かなりリアルな印象を受けてしまいます。とはいえ、数千人の相手を処理できる能力を持っているとされるサマンサを、受け入れることはとても難しい気がしますが。
俳優陣については、主演のホアキン・フェニックスにしてもエイミー・アダムスにしても、このところよく見かけるところ、この人ならではの抜群の演技力を示していますし、声でしか登場しないスカーレット・ヨハンソンは、ローマ国際映画祭(注8)で最優秀女優賞を受賞するのもなるほどと思える見事さです(注9)。
(2)セオドアは、女性とのデート(注10)に失敗して家に戻ってきて、サマンサに「もう無理だ。新しい感情はもう湧かないんだ。既に味わった感情の劣化版でしかない」と言うと、サマンサは「あなたの感情はリアルよ。私も、あなたのことを心配したり、傷ついたりするけど、これってリアルな感情?そうじゃなくて単なるプログラミング?」と応じ、それに対してセオドアが「僕にとって君はリアルだよ」と答えます(注11)。
続いて、セオドアは、離婚手続きを進めるためにキャサリンと会います。

その際、キャサリンが「彼女は?」と尋ねると、セオドアは「いるよ、ここ2、3ヵ月。人生にときめいている」と言ってOSであるサマンサのことを打ち明けてしまいます。するとキャサリンは、「コンピュータとデートしているって!あなたがリアルな感情に向き合えないとわかって悲しくなる。あなたは、リアルな事柄に挑戦しようとする妻を好まなかったんだ」と怒りだしてしまいます。
ここらあたりは、AIの反応はリアルなものといえるのかどうか(単にプログラミングされたものにすぎないのではないか)、そしてAIは感情を持つことができるのかどうか、など酷くセンシティブな問題が絡まっている感じがします。
感情を持つという点からすると、インド映画『ロボット』を思い出します(注12)。
その映画で主人公のバシー博士は、善悪の判断が出来る感情を持ったロボットの開発に成功するものの、あろうことかこのロボットは、バシー博士の恋人サナを愛してしまうのです。
AIにとって感情はやはり難問のように思えるところです。
そして、ここまでくると、サマンサは、『ロボット』に出てくるロボットのように、どうして体を持たないのだろうか、と思えてきます(注13)。
特に、日本は「パワーアシスト技術で世界をリードする」等と言われていて(14注)、人間に類似する体躯を持ったロボットが生身の人間にように動きまわるのを見る日もそう遠くないのではと思えるものですから(注15)。
(3)渡まち子氏は、「近未来を舞台にした作品なのに、驚くほど真実味にあふれた物語だ」として80点をつけています。
前田有一氏は、「なるほど、OSと人間などといってはいるが、要するにこの極端なストーリーは、そのじつ普通の男女がたどる物語そのもの」などとして70点をつけています。
相木悟氏は、「“AI(人工知能)と人間との恋愛モノ”と聞くと一発ネタに思われるが、さにあらず。誠実に心をうつラブ・ストーリーであった」と述べています。
(注1)今年の第86回アカデミー賞関係の映画として注目してきたものの最後になりました。
今年は、作品賞にノミネートされた映画は全部見ようと思っていましたが、結局は、作品賞のみならず、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、脚色賞、美術賞、編集賞にノミネートされた映画を全て見たことになります(と言っても、重複するものがかなりあるからにすぎませんが)。
逆に、ノミネートされていながらも見ていない作品がいろいろとあることから、クマネズミの見ている映画の傾向がわかるというものです(『ホビット』とか『グランド・マスター』などは見ておりません)。
なお、今回のアカデミー賞にノミネートされた作品のタイトルはこのサイトに掲載されています。
(注2)監督は、『脳内ニューヨーク』をプロデュースしたスパイク・ジョーンズ。
なお、彼が制作した約30分の『I’m Here』はYouTubeで見ることが出来ます。
また、彼は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にも出演しています(ペニー株を取り扱う田舎のしがない証券会社社長の役で)。
ところで、タイトルの「her」ですが(常識的にはサマンサを指しているのでしょう)、日本語ならば「彼女」になるところ、それを邦題にしなかったのは、「彼女」の英訳は「she」とされているからではないかと思われます。
この辺りのことについて、スパイク・ジョーンズ監督が日本で行った記者会見の記事において、次のように書かれています。
「なぜタイトルが「she」ではなく「her」なのか”という質問は、日本に来て他の人にも聞かれたという。ジョーンズ監督はその理由について「herは sheよりも親密な感じがするんです。セオドアの心の中、彼の視点で描かれているこの物語にはこの方がぴったりだと思いました」と話した」。
おそらくは、このサイトの記事にあるように、「she」では堅苦しすぎ、口語的な「her」を使ったということではないでしょうか?
(注3)劇場用パンフレット掲載の「Production Note」によれば、監督は「具体的に何年先の時代かは断定されていない」と言っています。
(注4)離婚に同意して1年経つものの、セオドアは離婚届にまだ署名をしていないのです。
(注5)例えば、「社交的(social)ですか?」、「声は男性のものと女性のものがありますが?」、「母親との関係はどんなもの?」。
(注6)そのエイミーが、PCに夫の残していった「OS」と友達になったと言うので、セオドアも、OSのサマンサに恋していると答えると、エイミーは、「恋に落ちた人は奇人だし、恋ってクレイジーなものよ」と理解してくれます。
(注7)なにしろ先月5日には、ソフトバンクが、最新の音声認識技術や人の感情を推定する感情認識機能を搭載し、自らの意思で動く世界初のロボット「Pepper」を発表したくらいなのですから(この記事)!
(注8)同映画祭については、このサイトの記事を参照。
なお、その記事によれば、監督賞は日本の黒沢清(『Seventh Code』)が受賞(『もらとりあむタマ子』についての拙エントリの「注5」で、ちょっと触れています)。
(注9)最近では、主演のホアキン・フェニックスは『エヴァの告白』、エイミー・アダムスは『アメリカン・ハッスル』、ルーニー・マーラは『ソーシャル・ネットワーク』、オリヴィア・ワイルドは『ラッシュ/プライドと友情』、スカーレト・ヨハンソンは『ヒッチコック』でそれぞれ見ました。
(注10)あるとき、セオドアの友人が紹介してくれた女性(オリヴィア・ワイルド)とのデートについて、サマンサは世話を焼いてくれます(デートの場所を予約するなど)。
(注11)ここらあたりからセオドアとサマンサの感情が高ぶってきて、ついには二人が「全身であなたを感じる」と言うに至ります。
(注12)それと、上記「注7」で触れた「Pepper」は、「表情と声からその人の感情を察する最新のテクノロジー(感情認識機能)が備わってい」るとされています。ただ、これは、対する人間の感情を推測するだけで、ロボット自ら「感情」を持つわけではなさそうです。
(注13)サマンサも、セオドアに「君がここにいたらいいのに!抱きしめて、君に触りたいよ」と言われて気にしていて、イザベラ(若い女性ですが、イヤホンと付け黒子によってサマンサが考えているとおりにサマンサの声で話します)をセオドアの元に送り込みますが、セオドアは引いてしまいうまくいきませんでした。
(注14)6月25日放映のNHKTV番組「クローズアップ現代:“パワーアシスト”が社会を変える」から(同番組の内容についてはこのサイトの記事でその概要が分かります)。
(注15)さらには、映画『ロボジー』に関する拙エントリの(3)で触れました大阪大学大学院教授の石黒浩氏(「人間酷似型ロボット研究の第一人者」)も各方面で活躍されています(この記事を参照)!
★★★★☆☆
象のロケット:her 世界でひとつの彼女
(1)アカデミー賞脚本賞を獲得した作品ということで映画館に行ってきました(注1)。
本作(注2)の舞台は、近未来のロスアンジェルス(注3)。
主人公セオドア(ホアキン・フェニックス)は、本人に代わってメールを送る代筆業を営む会社に勤務。
幼馴染で結婚したキャサリン(ルーニー・マーラ)と折り合いが悪くなって離婚調停中で別居中ながらも、彼女との思い出に浸りきっています(注4)。
チャットをしても鬱な気分の晴れないセオドアは、「AI型OS」のことを知って家でアクセス。
最初にいくつかの質問(注5)に答えると、パソコンでそのOSが起動し、女性の声(スカーレット・ヨハンソン)で「ハロー!お元気?お会いできて嬉しい」と言ってきます。
セオドアが「名前は?」と尋ねると、「サマンサ」と答え、さらに彼が「どうやってつけたの?」と訊くと、「本に書かれている18万の名前の中から音が一番好きなのを今選んだ」と応じます。
また、彼女が「自分は、基本的には直観で作動するが、経験から学んでどんどん進化している」と言うのに対して、セオドアが「それは奇妙だ(weird)」と感想を述べると、彼女は「口知能の理解力はその程度」と答えたりします。
酷く興味を覚えたセオドアは、サマンサをインストールした携帯端末を胸ポケットに入れて外出したりしますが、「沢山のメールが保存されてるが、必要な物は86件だけ」とか「あと5分でミーティング」などと言ってくれたりするので、たちまち彼女は、セオドアの仕事とか日常の営みに無くてはならない存在に。

そんな時に、セオドアは、大学時代の彼女で同じマンションに住むエイミー(エイミー・アダムス)が夫と別れたと聞きます(注6)。

さあ、セオドアとサマンサ、そしてエイミーとの関係はどのようになっていくのでしょうか、………?
本作は、離婚調停中の主人公が、どんどん進化する「AI型OS」のとの会話を通じて心の空洞を埋めていくというとても優れた近未来SFながらも、そんなソフトならその内に開発されそうな感じがしますから(注7)、かなりリアルな印象を受けてしまいます。とはいえ、数千人の相手を処理できる能力を持っているとされるサマンサを、受け入れることはとても難しい気がしますが。
俳優陣については、主演のホアキン・フェニックスにしてもエイミー・アダムスにしても、このところよく見かけるところ、この人ならではの抜群の演技力を示していますし、声でしか登場しないスカーレット・ヨハンソンは、ローマ国際映画祭(注8)で最優秀女優賞を受賞するのもなるほどと思える見事さです(注9)。
(2)セオドアは、女性とのデート(注10)に失敗して家に戻ってきて、サマンサに「もう無理だ。新しい感情はもう湧かないんだ。既に味わった感情の劣化版でしかない」と言うと、サマンサは「あなたの感情はリアルよ。私も、あなたのことを心配したり、傷ついたりするけど、これってリアルな感情?そうじゃなくて単なるプログラミング?」と応じ、それに対してセオドアが「僕にとって君はリアルだよ」と答えます(注11)。
続いて、セオドアは、離婚手続きを進めるためにキャサリンと会います。

その際、キャサリンが「彼女は?」と尋ねると、セオドアは「いるよ、ここ2、3ヵ月。人生にときめいている」と言ってOSであるサマンサのことを打ち明けてしまいます。するとキャサリンは、「コンピュータとデートしているって!あなたがリアルな感情に向き合えないとわかって悲しくなる。あなたは、リアルな事柄に挑戦しようとする妻を好まなかったんだ」と怒りだしてしまいます。
ここらあたりは、AIの反応はリアルなものといえるのかどうか(単にプログラミングされたものにすぎないのではないか)、そしてAIは感情を持つことができるのかどうか、など酷くセンシティブな問題が絡まっている感じがします。
感情を持つという点からすると、インド映画『ロボット』を思い出します(注12)。
その映画で主人公のバシー博士は、善悪の判断が出来る感情を持ったロボットの開発に成功するものの、あろうことかこのロボットは、バシー博士の恋人サナを愛してしまうのです。
AIにとって感情はやはり難問のように思えるところです。
そして、ここまでくると、サマンサは、『ロボット』に出てくるロボットのように、どうして体を持たないのだろうか、と思えてきます(注13)。
特に、日本は「パワーアシスト技術で世界をリードする」等と言われていて(14注)、人間に類似する体躯を持ったロボットが生身の人間にように動きまわるのを見る日もそう遠くないのではと思えるものですから(注15)。
(3)渡まち子氏は、「近未来を舞台にした作品なのに、驚くほど真実味にあふれた物語だ」として80点をつけています。
前田有一氏は、「なるほど、OSと人間などといってはいるが、要するにこの極端なストーリーは、そのじつ普通の男女がたどる物語そのもの」などとして70点をつけています。
相木悟氏は、「“AI(人工知能)と人間との恋愛モノ”と聞くと一発ネタに思われるが、さにあらず。誠実に心をうつラブ・ストーリーであった」と述べています。
(注1)今年の第86回アカデミー賞関係の映画として注目してきたものの最後になりました。
今年は、作品賞にノミネートされた映画は全部見ようと思っていましたが、結局は、作品賞のみならず、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、脚色賞、美術賞、編集賞にノミネートされた映画を全て見たことになります(と言っても、重複するものがかなりあるからにすぎませんが)。
逆に、ノミネートされていながらも見ていない作品がいろいろとあることから、クマネズミの見ている映画の傾向がわかるというものです(『ホビット』とか『グランド・マスター』などは見ておりません)。
なお、今回のアカデミー賞にノミネートされた作品のタイトルはこのサイトに掲載されています。
(注2)監督は、『脳内ニューヨーク』をプロデュースしたスパイク・ジョーンズ。
なお、彼が制作した約30分の『I’m Here』はYouTubeで見ることが出来ます。
また、彼は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にも出演しています(ペニー株を取り扱う田舎のしがない証券会社社長の役で)。
ところで、タイトルの「her」ですが(常識的にはサマンサを指しているのでしょう)、日本語ならば「彼女」になるところ、それを邦題にしなかったのは、「彼女」の英訳は「she」とされているからではないかと思われます。
この辺りのことについて、スパイク・ジョーンズ監督が日本で行った記者会見の記事において、次のように書かれています。
「なぜタイトルが「she」ではなく「her」なのか”という質問は、日本に来て他の人にも聞かれたという。ジョーンズ監督はその理由について「herは sheよりも親密な感じがするんです。セオドアの心の中、彼の視点で描かれているこの物語にはこの方がぴったりだと思いました」と話した」。
おそらくは、このサイトの記事にあるように、「she」では堅苦しすぎ、口語的な「her」を使ったということではないでしょうか?
(注3)劇場用パンフレット掲載の「Production Note」によれば、監督は「具体的に何年先の時代かは断定されていない」と言っています。
(注4)離婚に同意して1年経つものの、セオドアは離婚届にまだ署名をしていないのです。
(注5)例えば、「社交的(social)ですか?」、「声は男性のものと女性のものがありますが?」、「母親との関係はどんなもの?」。
(注6)そのエイミーが、PCに夫の残していった「OS」と友達になったと言うので、セオドアも、OSのサマンサに恋していると答えると、エイミーは、「恋に落ちた人は奇人だし、恋ってクレイジーなものよ」と理解してくれます。
(注7)なにしろ先月5日には、ソフトバンクが、最新の音声認識技術や人の感情を推定する感情認識機能を搭載し、自らの意思で動く世界初のロボット「Pepper」を発表したくらいなのですから(この記事)!
(注8)同映画祭については、このサイトの記事を参照。
なお、その記事によれば、監督賞は日本の黒沢清(『Seventh Code』)が受賞(『もらとりあむタマ子』についての拙エントリの「注5」で、ちょっと触れています)。
(注9)最近では、主演のホアキン・フェニックスは『エヴァの告白』、エイミー・アダムスは『アメリカン・ハッスル』、ルーニー・マーラは『ソーシャル・ネットワーク』、オリヴィア・ワイルドは『ラッシュ/プライドと友情』、スカーレト・ヨハンソンは『ヒッチコック』でそれぞれ見ました。
(注10)あるとき、セオドアの友人が紹介してくれた女性(オリヴィア・ワイルド)とのデートについて、サマンサは世話を焼いてくれます(デートの場所を予約するなど)。
(注11)ここらあたりからセオドアとサマンサの感情が高ぶってきて、ついには二人が「全身であなたを感じる」と言うに至ります。
(注12)それと、上記「注7」で触れた「Pepper」は、「表情と声からその人の感情を察する最新のテクノロジー(感情認識機能)が備わってい」るとされています。ただ、これは、対する人間の感情を推測するだけで、ロボット自ら「感情」を持つわけではなさそうです。
(注13)サマンサも、セオドアに「君がここにいたらいいのに!抱きしめて、君に触りたいよ」と言われて気にしていて、イザベラ(若い女性ですが、イヤホンと付け黒子によってサマンサが考えているとおりにサマンサの声で話します)をセオドアの元に送り込みますが、セオドアは引いてしまいうまくいきませんでした。
(注14)6月25日放映のNHKTV番組「クローズアップ現代:“パワーアシスト”が社会を変える」から(同番組の内容についてはこのサイトの記事でその概要が分かります)。
(注15)さらには、映画『ロボジー』に関する拙エントリの(3)で触れました大阪大学大学院教授の石黒浩氏(「人間酷似型ロボット研究の第一人者」)も各方面で活躍されています(この記事を参照)!
★★★★☆☆
象のロケット:her 世界でひとつの彼女
「なんで she じゃなく her にしたのてすか?」
「はぁあ!?」
ちゃんちゃん
秀逸なコントのコメントですね!
(ただ、アメリカ人にはどこが面白いのかわからないでしょうが)