バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

回青

2014年07月25日 | Weblog
夏のご挨拶にと、和歌山のバレンシアオレンジを箱詰めで送って頂いた。見るからに高級そうではないか!!喜び勇んで開ける。うん??なんか変ーオレンジって黄色じゃなかったっけ?!目の前にあるのは青いオレンジ。ところどころ黄色くなっていて、まだ熟していないのかなと一瞬思う。でも贈答品だしそんなお粗末なものはないだろうと、よくよく箱の中をのぞいたら「これは青いオレンジです」という紙が入っていた。フーン「青いオレンジ」かぁー。要するに子供のころ秋の運動会に食べたあの青い温州みかんと一緒で、早稲の品種なんだなと一人合点をした。
さて頂く段になって、青いという先入観でまず皮が固いのではないかと構えてむいたら、これがなんとも簡単に剥ける。そして味は、青いんだもん酸味があって当然と思いきや、もうただべらぼうに甘くみずみずしいのだ。おいしい!!の一言だ。こんなオレンジ食べたことないと、その正体を知りたくてPCで検索をかけてみる。
ところがびっくり「青いオレンジ」で調べると、みんなわけあり商品として出てくるのだ。そこではじめてバレンシアオレンジは開花から収穫まで 15~16ヵ月を要する極晩生のもので、その収穫時期を誤ると一旦黄色く色づいていたものがまた青くなるという「回青現象」なるものを起こすと知った。
じゃあ頂いたオレンジは「わけあり」か?と思いきや、オレンジは奥が深いのだ。ちゃんと手をかけて回青現象をわざと起こさせ完熟をねらった商品こそ、まさにバースくんがおいしく頂いた「青いバレンシアオレンジ」なのだ。面白いので小ぶりの「わけあり回青」のものを買って食べたら…、いやおいしかったぁー。でも小ぶりで皮も固くやっぱり頂き物とは雲泥の差だっとさ。
和歌山の純国産の「青いバレンシアオレンジ」、このたまらない暑さでダウン寸前のボクをまさに起死回生させた回青オレンジ!!バンザイ!!(それが言いたかっただけじゃないの?!つまんないよ!!)鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取