バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

おはようございます。

2012年02月29日 | Weblog
芥子粒のような我が社も、いろいろそれなりの悪戦苦闘の日々だ。けれど自慢できることがある。それは「おはようございます」のあいさつがきちんとできることだ。何を今さらとお思いの諸兄!!、やっぱりそこそこ長く人生をやってきたら、経験値?として基本はそこいらあたりにあると感じるのだ。明るく大きな声で「おはよう」のあいさつが当社から消えたら、極論その日から立ち行かないようにさえ思う。ひっくり返せば、とりあえず「おはようございます」の元気なあいさつでスタートすれば、まあ何とかなるということだ。
そんな当たり前のことが県議会で話題に上る。曰く「県庁の人間はあいさつをしないが、そこを知事はどうお考えか?」と。返す知事も「確かにそうかも…」とは、なんとまあ情けないことか。議会でそのやりとりを交わさなければならないほどのていたらくとは、とほほのほだ。そしてそれがまた新聞の記事にさえなる。あいさつのできないことがニュースか?(バースくん、そんな次元のことが議会に上ったということがニュースなんだよ、きっと)あーそう。
先日の大雪のとき、ちょうど子供たちの登校時に家の前の雪をかいていた。ランドセルをカタカタ鳴らして行くこどもたちに「おはよう!!すべらないようにね」と声をかける。5~6人は通っただろうか。誰一人として「おはよう」を返してくれる子供はいなかった。ちなみに我が町内には「あいさつをしよう」の看板がいたるところにあるのだが。親も親なら子も子なのか?!情けないのを通り越して、ちょっと怖いよ。
簡単で気持ちの良いものですよ!!「おはようございます。今日も一日がんばりましょう!!」県庁の皆様、そして子供たち、ご唱和くださいませ!!「りぴーと、あふたー みー!!おはようございます!!」鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

希望という名の

2012年02月28日 | Weblog
エルピーダ破綻の報道。坂本幸雄社長のお顔を見るたびにそのご苦労を思いながらも、ちょっと言いにくいのだが「生きてく勇気」をもらっている(バースくん!!なんてことを)そうだよね、なんてことをなんだけど、映像の上とはいえ、リーマンショックの前に見た坂本社長のドキュメントで、そのお人柄の一端がわかるような気がするからだ。
ご自宅から地下鉄で電車通勤をされる坂本氏に、もし車内で隣り合わせたらボクはこの人の職業を野球の審判員か高校の先生だと連想するだろうな、とそのとき思ったものだった。誠実、実直、男気、決断、実行力、柔軟性、賢明そんなキーワードがこの方からは伝わってくる。リーマンのときも、ニュースでそのお姿を見ると「がんばってください」と勝手に心の中でつぶやいていた。
そして昨日の記者会見。経営責任をとっての辞任は?との問いに「会社の行く末をきちんと見届けなければいけないと考えている。いま責任をとって辞めるのは簡単だが、経営者としてエルピーダの行く末を見届けてから覚悟を持って辞めていきたい」ときっぱり。この人らしい返事に、上手く表現できないけれどうれしくなった。
政府の再建支援が失敗したという大変な事態でお気楽なことを言っている場合ではないけれど、どんな形であれ、社名の「エルピーダ」はギリシア語の「希望」を語源としているそうだから、どうか針の先のようなものでも、この先に希望の光がある道筋がつきますように!!まことに小っちゃく、まことに勝手に、ボクはここで応援の旗を振り続けます!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

壮大なる出雲神話

2012年02月27日 | Weblog
世の中は本当に便利になった。聞けないはずの大阪や東京のラジオ番組もネット環境があれば、ある程度のもを聞くことができる。特にオンデマンドで好きな放送を録っておいてくれたら最高!好きな時間に好きに聞くことができる。
そうして聞いていたらひょっこり、美味しいお菓子を紹介しているコーナーで、鳥取の銘菓「因幡の白うさぎ」が出てきた。アーこれではなく、昔懐かしい東郷青児の包装紙時代の「白うさぎ」が食べたいなぁーと感慨にふける。その会社は今はなく、紹介にあるそれは別会社のものだからだ。ボクは現在のものを口にしたことがない。そこにアナウンサーが「因幡の白うさぎは、昭和42年に生まれ、鳥取県を代表する名菓として…」と言うではないか。昭和42年というのは、前の会社がそのお菓子を作り始めた年、だから今の会社がその後を引き継いでいたとは。(バースくん、おんなじ名前なのにそうは考えなかったの?!)いやいや前は「因幡の」という冠はなかったし、今のようにうさぎに赤い目は入っていなかったからね。似て非なるものだとずっと思ってた。アナウンサーの紹介は続く「20年以上前、工場見学に来た小学生に『目があったほうがかわいい』と言われて。以来このうさぎの赤目を入れるようになりました」と。なんと、そんなわけで今の赤い目が。これは近々買って食べねばなるまいと思った。かくも世の中はボクの知らないことがと思っていたら…
放送は、そのお菓子の由来である昔話「因幡の白うさぎ」のあらすじまでも教えてくれる。これがまたまたもっと、ボクの物知らずを思い知らしてくれた。サメに赤裸にされたウサギを、通りかかった大国主命が助けてやったとしか認識していなかった昔話、なのに悪いお兄ちゃん神様やら、きれいなお姫様が登場してきて、あーそんなふうにに出雲神話は繋がるのかと感心しきり。一体幾つになって知ったんだよーというお粗末鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

存在の意義

2012年02月24日 | Weblog
四代目中村雀右衛門がお亡くなりになった。訃報を聞いて「あー逝ってしまわれた」と、何だか一つの大きなシャボン玉がパチンと虹色を残してはじけた思いがした。もう17、8年前にもなるだろうか。歌舞伎の専門雑誌に、雀右衛門丈の父君六代目大谷友右衛門が巡業先の鳥取大地震で亡くなったくだりのボクの拙文が掲載された。その折りから雀右衛門丈は、ボクにとって別格の役者だった。
テレビも新聞もネットも、在りし日の雀右衛門丈の写真に八重垣姫や、金閣寺の雪姫などのいわゆる赤姫ものを使っている。(バースくん、赤姫って何?)文字のまま大体は真っ赤な着物を着て、派手で大きな銀の花櫛を鬘につけた、かわいらしいお姫様のこと。上品で世間知らず、でもものすごい情熱的に恋をするというのが「赤姫」という役柄の決まりごと。つまり歌舞伎の女形にとってこの「赤姫」がキチンと務まれば、超一流ということ。
今時の若い顔のよい女形が赤姫をすればぴったりとかわいいだろうと思うのは素人考え、若い子が赤姫をすると、ただのお間抜けなお姉ちゃんで終わってしまい、大団円での燃える恋の場面の情熱なんてさらさら表現できない。
ボクが雀右衛門丈の赤姫を初めて見たとき、丈のお歳はすでに70前後で、見た瞬間はとても違和感があった。だって老境に立つ男性が、赤い着物を着ておしろい塗って10代のかわいいお姫様だと言われても…というのが正直なところ。でも芝居に入ってしまうと、もう可愛くて切なくて胸が締め付けられるのだ。女形という不思議な存在の意義がそこにあるような気がした。
6年も兵隊さんとしてお国を守り、女形の大御所であり続けた雀右衛門丈、長い間本当にお疲れ様でした。どうぞ安らかにお眠りください。合掌鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

そんなこと言われても…

2012年02月23日 | Weblog
インターネットがらみのニュースが無い日はないなぁーと思う今日この頃。何でも携帯電話の普及率は100%を超えているとか。赤ちゃんからお年寄までみんなが1台以上持っているという計算、考えるとすごいことだねぇー。その情報量を思うと巨大な渦の中に沈んでいくような気になる。
そして本当に通信量が多すぎなので、今週末の日曜の明け方には電話交換機を大容量に交換するそうだ。それと同時に携帯各社は今以上の機能の拡大は控えめにするとか。ん?!どこか変な話ぢゃないか?まあ足元を踏み固めないまま、急速に発達してしまったんだね。
フィッシング詐欺の法律もグスグスだったので改訂をすると言っていたけれど、それでもボクはやっぱりインターネットバンキングなんていうのは、何だか怖い。優良ページの顔になりすまして、個人のパスワードを盗むなんていうのは、どうやら朝飯前の技らしい。じゃあどうやってその悪の手から身を守るのかということになると「パスワードや暗証番号の使い回しをしない」ことだそうだ。
確かにそうだけれど、でもそんなに度々にいろいろな番号を使ったら、当の本人が失念してしまうと思わない?ときどきその「忘れた番号を思い出すための問い」なんていうのがあるけど、それさえも忘れてしまっているのはボクだけですか?やれやれ、誕生日は駄目、郵便番号も駄目、ナンバープレートも駄目、じゃあ忘れない6ケタぐらいの数字って何?(個人的な記念日なんかがいいみたよ)えっ?!個人的…ちょっと動揺する(なんで?)バースくんは今日も元気に出発です鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

暴君

2012年02月22日 | Weblog
高齢の女性の方からのお電話「それでね、バースくん、それからねバースくん…」と果てしなく続くお話、受話器を持っている手がしびれたころ「あら忙しいときにね、まだ話たいこともあるけど短く切らないとご迷惑よね」と言われ「いやいや」とボクが返そうとしたら、ツーツーともう電話は切れていた。はっ?!あれだけお話になっていたのに、切ることの速いこと!!武道において「残心」という言葉がある。動作を終えたあとでも緊張を持続する心構えをいうのだそうだけれど、おばさまの電話には「残心」のかけらもなかった。うんっ、もうーと思った瞬間、はたと顔が赤くなる。
例えば事務所に見えたお客様がお帰りになるとき、ボクはドアが閉まった瞬間に次の行動に移っている。あと数秒じっとしていればいいのにと、動き始めた途端小さく後悔をするのが常だ。要は心がこもっていないんだなぁー、お見送りと感謝の気持ちが足りないということだ。そんなにわかっているなら今日からでもできるだろうと言われそうだが、これが何年経ってもできない。「残心」をわかっていないのはボク自身だ。
近頃本当にボクは何もわかっていないなぁーという事件が続いて、かなり凹んでいる。見事に右を向いても左を向いても「残心」どころか、その裏にある人の気持ちとか思いとかをまったく測れない自分がいてイヤになる。そもそも本来からして、深く物事を考えることができない性質なんだという言い訳では逃れられないとはわかっているけど…。
で、そんな考えの甘い凹んだボクがどうするかというと、社長に八つ当たりをする(それじゃ駄目じゃない!!)暴君と化したボクは、ちょっと手におえないぞ!!(何の自慢?!!)鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

もうこれ以上は…

2012年02月21日 | Weblog
まもなくあの地震から一年が経とうとしている。福島原発に昨日初めて報道各社が入り、その現状を報じた。高い放射線量、未だ山積のガレキ、収束宣言なんて有り得ないと思っていたけれど、映像でその実態を見せつけられるとやはり愕然とした。これからどうするのか、現場で作業される方々をどうやって守ってゆくのか、それを真剣に考え一切合切を引き受け砦になる人は誰なのか。先日の国会の「ぬけぬけ、いけしゃあしゃあ発言」が頭をよぎり、気分が悪くなった。
一年になるにあたり、様々なメディアがたくさんの方々の奮闘ぶりを伝えている。どの映像も記事も、そのがんばりに胸が痛くなる。もうこれ以上はというがんばりや踏ん張りは、こちらに突き刺さってくるものがある。もうこれ以上悲惨な状況はないだろうというところに立たれた人のがんばりは、切れ味鋭い日本刀の一閃を連想させる。
もうこれ以上、悲惨なことはどうぞ起きませんように、がんばられている方々に少しでも安堵できる休息がありますように、もうこれ以上国がバカなことをしませんように、いろんなことを祈らずにはいられない。
もうこれ以上といえば、話が私事で小さく申し訳ないけれど、昨日「全国健康保険協会鳥取支部」から届いた「医療費のお知らせ」だ。「バースくん、医療費の使いすぎです。なるべく病院にかからないように、薬もジェネリックを使うように」とのことだったけれど、ボクはもうずっと、病院に効率よくかかるように心掛けているし、薬はとっくにジェネリックだ。もうこれ以上どうしろというのか!!第一「全国健康保険協会鳥取支部」って何?!保険料の請求業務をするわけでもなくなった今、もうこれ以上その存在意義はないんじゃないの?!鳥取のイヘント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

山陰名産

2012年02月20日 | Weblog
71㎝の記録的な積雪の中、今年の初物の「板わかめ」が届いた。我が家は長年決まった職人さんのところから送っていただく。いつもいつも丁寧なお手紙とともに届くそれは、春をいち早く運んできてくれる。お手紙には同じ鳥取でも西はあまり雪は積もっていないこと、そちらは東だからさぞかし大変だろうと気遣ってくださっていた。品物だけでも感動するほどおいしいのに、毎年毎年、心のこもった長いお手紙が入っていてうれしい。
さっそく荷ほどきの片付けもしないまま、食べる!!パリパリ、バリバリ、大きな袋を持ったまま食べる、食べる食べる。ご飯の時間を待つことができない。実によく乾燥していて、いくらでも食べられる。この一袋を作る為に約1,5kgの生ワカメの使用が必要というが、多分生わかめに換算して300gを食べたころ、痛いっ!!砕いた板わかめがトゲ状になっていたのか、舌に刺さってしまった。猛烈に痛い!!(バースくん、大げさ!!)いやいや、本当に痛かったんだよ。手にトゲが埋め込まれるように刺さることがあるでしょ?!まったくあんな具合に刺さってしまった。どうにもこうにも取れない。挙句にはとげぬきまで持ってきて、口をあんぐり突くけれど取れないっ!!
こんなことでこの大雪の中病院には行けないし、さてどうしたものかと、スマホにその解決方法を求めた。検索をかけると、あるあるいくつかの解答が。みんな同じ答えだった。そのままにしておけと、数日たってもまだ痛ければ耳鼻咽喉科に行けと、つつくのが一番いけないとあった。もう突き放題に突いたあとに見つけた解答…
痛い痛いと騒いで一昼夜、豆腐を食べた瞬間だった。ん?!今取れた?という少し頼りない感覚ともに、あっけなく取れた。もう絶対絶命今日はは病院に行こうと、健康保険証を用意していた。あー、取れた瞬間から、この世はすべてこともなし、「板わかめ」のつまみ食いから得た教訓は、事が起きても、ばたばた騒ぐんじゃない!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

三途の川

2012年02月17日 | Weblog
いつも新しい、面白い、便利なスマホのアプリを教えてくれるH君。今週はYouTubeの画像をダウンロードして保存しておけるというのを教えてくれた。最初聞いたとき「それって何の意味がある?」と聞き返したボク、だって見たいものがあればYouTubeに行けばいいだけじゃないかと思ったからだ。「バースくん、考えてごらんよ。お気に入りの映像をデータとして保存しておけば、見るたびに通信するわけじゃなし、落ちる速度が遅くて止まるということもないし、第一いちいち検索していかなくてもいいしね」と言われ、まあそんなものかなぁーぐらいの感じで「そっかぁー」と生返事をした。
ところが、ところがだ!!ごめんH君!確かにこれはすごく便利で面白いアプリであることに、間もなく気が付いた。近頃めっきりYouTubeに増えた落語の映像、いろいろ見たいなぁとはいうものの、さてパソコンの前に座ってじっくりという時間はさほどなし、さてスマホの小さな画面で度々検索をかけるのは結構面倒くさく、なかなか見られなかった。でもこのアプリを使ってお気に入りをいくつかダウンロードしておくと、すぐに手元でそれも続きから見られる!!ここ数日の枝雀三昧。
今朝はまた雪。これからどっちゃり降るという予報。気持ちは滅入るし、バスは時間通りにやってくるか不透明だしとぶつぶつ気分で出社の途へ。そうだ!!枝雀を聞こうとスマホにイヤホンを入れ「地獄八景亡者戯」を聞く。あー、これならいくら待たされても大丈夫と思っていたら、順調にバスはやってきて、噺が三途の川を「冥途カーフェリー」ではなく、懐古趣味の「渡し船」で渡るところで事務所に着いた。ちなみに、三途の川大橋はただ今工事中だそうな鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取 

そこ?!ということは…

2012年02月16日 | Weblog
PM9:00なんてまだまだ宵の口とみぃーんなが思っていた頃、ちょくちょくなんだかんだとお題目を作っては集まって良く食べ、たくさん飲み、力の限りに歌った。メンバーは総員9人。仕事の都合やら何やらで、顔ぶれが少しずつ違って大抵は7人ぐらいで盛り上がった。まあごっついのが何人も集まるのだから、その食べる、飲む量も半端ではない。
そこでルールを決めた。とにかく集まったら各自参加費1万円を前払いする。会計はボクの役回り。その集まったお金でその日を楽しむということになる。(昔はバブリーだったんだねぇ、バースくん)でもさすがにそれを全額使い切るということはなく、残金は積立てをした。それはそれでまた結構貯まるもので、ときには遠足と称して競馬に行ったり、バーベキューをしたりした。
やがて歳を重ね、仲間が顔を揃えることに変わりはないけれど、時計が夜10時を回れば「明日も仕事だよ。帰ろう、帰ろう」ということなり、一軒目の居酒屋で散会となる。会計はその場で割り勘でおしまい。
さあそこで昨日のニュースだ。「休眠口座」を雇用や経済成長向けの資金として活用するかどうか考えてみると政府が言いだした。思い出したよ!!あのみんなの積み立て口座は10年ばかり使っていない。多分5千円ぐらいの残金があるはずだ。おそらく通帳とハンコはボクの机の引き出しの奥にあるはずだ。
政府は検討を始めると言っただけだし、何年経っても請求すれば自分のもとにそのお金は返ってくるわけで、実害があるわけではない。でも気分が悪い。なんだか背後から藪から棒に懐に手を入れられた気がする。そんな国民のへそくりともいえないような、そこのお金に目を付けるとは、国はどれだけ悪あがきをしてるのか…ちょっと怖い鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取