バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

鬼爆笑!!

2016年09月30日 | Weblog
先週が休み休みの一週間だったので、今週のようにフルセットで働いた金曜日は実に週末が待たれる。ましてや今週は週頭から暑くて暑くて真夏日なんかもあったりして、もうくたくたなのだ。(言い訳多いよー)
そんな金曜の朝、今日も今日とて朝の着替えに手間取った。そうあの五十肩が一向に良くなる気配がないどころか、どうかすると悪化してるのかとさえ思える今日この頃…、本当に本当に腕を上げることが大変なのだ!!痛み始めた頃、切なる早期完治を願って、わざと「来年までかかるだろう」と逆のことをここに書いた。さらに今から来年の話なんて鬼が…と書いたのがよくなったのか、鬼爆笑して、ちっとも良くならないのだ凹。五十肩は時間のかかる難治のものだと身に沁みた。
ええい、こうなったらもうやけっぱちだ。鬼をもっと爆笑させてやる。この週末阪神タイガースは巨人戦を2試合して、今シーズンを終える。クライマックスもないので、正真正銘これで終わりだ。秋の到来が俄然早い一年だった。大きい声では言えないけれど、小さい声では聞こえない!!なんとここにきて、遅まきながらというか、今更どうしたというか、ピントはずれというか、我がチームは5連勝中なのだ。ははは、ここで5つ勝つなんて、どうしてもっと早く出来なかったのかという話だけれど、それは言っても詮無きことだ。
さあそんな状況で、大いに鬼に爆笑してもらおうではないか。というのも、もうボクの頭の中は来シーズンの構想で頭がいっぱいなのだ。今年こんなに惨敗してもなんとか怒りが爆発しなかったのは、一重に若手が出てきたことだ。みんな一軍に上がって右左もわからずによくやったと思う。だから今年はしょうがない。でも来年はこれが一斉に花開くんだー!!(本当かな?!)笑わば笑え!!そう信じなくてやってられますかという話。
でも明日はもう10月、来年の話したってもういいか鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

言えない

2016年09月29日 | Weblog
被安打1、15奪三振の完封!!大谷くん格好良すぎ、凄すぎて何も言えない。優勝おめでとう!!もうCSなんてやらないで、早速広島と試合をしてほしいぐらい。
先日家を整理するとき、これは一つずつ箱に入れて片付けようと思い立つ。しかし箱に入れてしまっては中身がわからなくなるので、各箱にその形状と色を書いたラベルを貼ることにした。順調に箱入れをして、ラベルを書く段となった。
これは「赤」でも金赤、こちらはワインレッドと色も細かく分別してゆく。次は「青」。濃紺、茄子紺、水色、パープル、藍色、ハイライトブルー…。順調に作業は進む。次は「黄」。レモン、クリーム、ベージュ、えーっとなんだっけ?とここいらあたりから何だか怪しくなってきた。アップアップで「緑」へ。黄緑、深緑、若草…パス!!で「茶」えっブラウンはブラウンでも何?!コーヒー、栗???全く色の名前が出てこない。えーーっこんなに言えないなんてショック!!
(バースくん、そんなことでショック受けてどうする。もっと言えないものたくさんあるでしょ)何?何が言えない?!(たとえば花、鳥、動物とか)…絶句、本当だ言えない。
桜、紫陽花、向日葵、朝顔、銀杏、松、竹、梅、チューリップ、えーっと今咲いてる金木犀、おっとクリスマスのポインセチア、そうそうバラ、胡蝶蘭、(もうその当りで限界でしょ)うんまあ確かに…
鳥だって少しくらいは、雀、鷹、カラス、鴛鴦、白鳥、鷺、梟…(はい、おしまい!!)言えないね。鷹と鷲の区別もつかないもんね。とほほ、こんなにひどいんだっけボクって。やってみる?!動物。犬、猫、兎、亀、ライオン、象、キリン、ぎゃーーーっ、あまりにお粗末!!
要らないことはいくらでも言えるのにね、こんなことが言えないなんて…
世の中は知らないことだらけです。よくよく自分のもの知らずを了解して、謙虚な気持ちで毎日がお勉強だと再認識しなさいということ。とほほ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

ウルトラQ

2016年09月28日 | Weblog
子どものころ、テレビのウルトラQのオープニングが怖くて怖くてたまらなかった。(何それ?と思った人は動画検索してみてください。簡単に見られます)マーブル状というかカフェラテの絵を崩したような状態から、グニューと画面が動いてタイトルクレジットとなるのだが、とにかく音も映像も当時は怖くてたまらなかった、もちろん当時の水木しげるとか楳図かずおの恐怖漫画なんて、絶対にページをめくらないように細心の注意を払っていたものだった。そして今でも、バースくんはホラー映画の類は一切お断りだ。
一昨日から国会が始まって、ラジオをつけっ放しにしていると中継が否応なく耳に入ってくる。切ってしまえばいいだけなんだけれど、仕事をしていてそのままだった。ラジオだからもちろん音声だけが入ってくるのだが、ボクの頭の中のすみっこでひとつの映像が流れていた。
なんだか随分不恰好なマリオが赤い帽子を脱いだと思ったら、現れた顔は筋肉がたるんでブルドッグのように垂れ下がり、挙句はウルトラQの画面のようにぐにゅーとつぶれて世にも恐ろしい化け物になるのだ。そしてその化け物はキーキーと高音の声を発して子分たちを扇動する。それはそれはとても気持ちの悪いイメージ映像だ。不安ばかりが大きくなる。
人は誰でもそうだけれど未来を予見することはできない。常に新しい状況に遭遇しそれを受け入れてやってゆく。得てして新しい状況は良くも悪くも受け入れることは不安で頼りない気持ちになるけれど、それでも明るい未来を信じ、希望を持って前進しようとする。だから未来を語るときには、絶対に希望がなければいけないのではないか。
安倍総理の語る未来は不安一色だ。希望のかけらもない。それどころか恐怖がある。不安と恐怖…、ボクの大嫌いなものだ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

親分、てぇへんだ!

2016年09月27日 | Weblog
八五郎バースくんは、銭形平次の家に飛び込んで行きたい気分だ。なんと当社設立以来、ずーーーっとお世話になってきたコンビニが月末で閉めるというのだ。
入ろうとしたら、ドアに貼り紙?取っ手を握ったまま読む。さりげなく普通にPCで打った飾りもデザインもない告知の白い紙…、へっ?!うそだろと中に入ったらスカスカになった棚。まず現実を認識して思ったことは「困る」ということだった。
とっても不便になるのだ。この当社御用達のコンビニは同じブロックの中にある。当社の隣が銀行、その隣がキタムラ、そしてコンビニなのだ。つまり向こう3軒にあった。どんなにコンビニエンスかご理解いただけるだろう。で、この店がなくなると、これからボクは1ブロック先のコンビニに行かなければならない。少なくとも今より100mは遠くなる。そこの貴方!!!!今たった100mぢゃないかと思ったね、鼻で笑ったね、問題はそんな簡単なことではないのだよ。次のブロックに行くためには大きな較差点を渡らねばならないのだ。おまけに曲がりなりにも幹線道路なので、信号が長い。黄色ぐらいでひっかかってしまったら1分以上は待たねばならないのだ。1分だよ、雨や雪だったら思う以上に難儀だよー。
コンビニはどこまでもコンビニエンス、便利ぢゃないと困るんだよ。でも代替店があるだけいいんぢゃないのと言われてもね、使い慣れたものがなくなるというのはショックだよ。歴代のバイトさんたちを覚えているんだよー。まあそんなのボクの勝手な執着なんだれけど。だからやっぱり
「てぇへんだ! コンビニが閉店するそうですぜ! それがこの月末だって言うじゃありませんか。大変なこってすぜ。」と銭形平次の親分はいないので、とりあえず社長に注進する。すると「あっそう。大丈夫だよ。どうせまたすぐに別のものができるよ」と柳に風~。えーーーっ本当?本当にすぐできる??そんな楽観的でいい??(いいと思うよ。そんな詰まんない問題)つまらなくないってばーー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

角番

2016年09月26日 | Weblog
既報の通り「大関角番での全勝優勝は史上初。日本人力士の全勝優勝は平成8年秋場所横綱貴乃花以来20年ぶり。初優勝が全勝となるのは1994年名古屋場所の大関武蔵丸以来22年ぶり。日本人大関の全勝優勝は1994年九州場所貴乃花以来22年ぶり」とぶりぶりぶりと大相撲で豪栄道が優勝した。ボクは同じ京阪電鉄沿線力士、勢が贔屓だが、やっぱり同郷力士の優勝は格別なものだった。バースくんにとって「勢」のふるさとは小1の遠足先、「豪栄道」は隣の校区(学区)がふるさと、あーあそこの子かという同郷意識は以外に大きい。何よりもすごかったのは「角番での全勝優勝」ということ。ここ一番!で踏ん張りきれたというのには、もう感服いたしましたとも。豪栄道優勝おめでとう!!がんばれ勢!!
さて野球は最下位を争うという、ある意味角番だった中日との2連戦、こちらも阪神ががんばって角番を脱出した。ここにきて4連勝!!やれば出来るなんて事はさらさら思えない状況ではあるけれど、やっぱり勝ちはうれしい。残り試合あと3ゲーム、机上の計算では云々とはかない、情けない夢も見たいけど、それはまた別の話。とにかくがんばれ!!ボクも最後まで応援する。
そして今日は王位戦七番勝負第7局1日目、羽生王位対木村八段戦だ。両者3勝3敗のタイでフルセットの7局目。どちらもがっちり組んでさてどうなるのやら。羽生王位は角番状態だ。角番脱出、王位防衛なるのか、手に汗握らないけど、結構ドキドキしているボク。
相撲に野球に将棋に、みんな瀬戸際でふんばって、がんばっている。ふふん、ボクなんかずーーっと仕事が瀬戸際のまんま13年以上がんばっているんだよ!!どうだ参ったか!!(そんなこと何の自慢になるものですか!!)ははは、そりゃ失礼。本日も土俵際の仕事がんばりまーーす!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

けん・けん・ぱ

2016年09月23日 | Weblog
バースくんが子どもの頃やっていた「けんぱ」は、地面に観音開きの洋服ダンスのような長方形を書くタイプのものだった。そんな遊びをしていた時分から幾星霜だが、ボクの形の「けんぱ」を見かけることはなかった。ところが先日テレビで、あれはヨーロッパとアジアの接点あたりの国の映像だったと思うのだが、実によく似た形で子どもたちが遊んでいるのが映った。おーーっ、こんなところに原型があったのか、となんだか世界が近くてうれしくなった。だって絵本やイラストでみる日本の「けんぱ」ってほとんど円の連なりタイプで、あんなの見たことこともやったこともなかったんだから、よほど外国の方が親近感があった。
さて、阪神は昨日やっと広島にそれも藤浪で勝つことが出来た。まあ勝因はそれぞれのチームの気持ちの持ちようだけだったと思う。広島は優勝目指してけん・けんとシーズンがんばってきて、「ぱ」で優勝!!いくらこれからCSだ、いやその先だといったところで、やっぱり身も心も緩んでいるわけだ。それに対しわがチームはずっとけん・けんのまんま、それもよろよろしながらけん・けんのまま必死なわけだから、勝たなければおかしいのだ。うんまあでも勝てばやっぱりうれしい。
あまり好きな言葉ではないけれど、モチベーションを維持するのは大変だということ。
そして今日は金曜日、飛び石連休の狭間だ。けん・けん・ぱで昨日休んで、けん・ぱ・ぱと週末に入るという状態で、どうやってモチベーションを維持しろというのだろうか。無理!!と叫びたいのは山々だが、納品はあるわ、銀行まわりはあるわでいやおうなく仕事が押し寄せてくる。(ありがたいことだとは思うけれど、ちと中途半端なんだよねぇー)なんて間違っても贅沢をいってはいけない。エンジン全開、今日も元気に出発進行だー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

我が身を知る

2016年09月21日 | Weblog
秋風が立つどころかビュンビュンゴーゴー台風の暴風雨が吹き荒れた昨日の午後、DeNAの三浦大輔投手が引退会見をした。引退理由は「勝てなくなったからです」ときっぱり!!リーゼントもバッチリ決めた三浦はどこまでも格好よかった。引き際が鮮やかにできるかどうかは、詰まるところ自分自身がわかっているかどうかにかかっているんだと痛感した。何年か前阪神への移籍を騒がれたこともあったけれど、結局横浜一筋で頑張ったことを正解にして現役を去る。なにもかもこの日のために準備してきたかのようなお膳立て、いやいやそうなるように今日までやってきた結果だ。お疲れ様でした。いつのときも、誰のときもそうだけれど、引退は寂しいね。
先日定例の歯の検診に行ってきた。親知らずが1本あることをすぐに忘れて、たんびにあることに驚くこと数度。ようやく自分に親知らずのあることを認識したバースくんが、はて?とここで湧いた疑問。大人の歯って、全部で何本あるのだろう。グーグル先生に聞いてみると「永久歯は全部で28本(親知らずを入れると32本)あります」とある。ということは、ボクは親知らずは1本だから28+1=29本かと計算した。さて検診が終わって、普段は見もしない検診結果表をしみじみと見たら、ボクの歯の本数はなんと27本とある。えっ、27本?!虫歯も抜いた歯も一本もないのに、なんで?!と軽く混乱する。
再びグーグル先生に訊ねると「先天性欠如といって何らかの原因で生まれつき歯の卵(歯胚)が作られず、生えてくるべき歯が生えてこず、1本~数本足りない場合があります」いう。再度検診表をじっくりと見る。おや、上の歯の奥歯が左右とも黒く塗りつぶされさらに赤でバッテンがしてある。あーもともと歯がないんだ。つまり28+1-2=27本ということ。ほーーっ、この歳にして初めて我が身の歯の数を認識しましたとさ。
自分に知恵が足らないこと、辛抱が足らないことは割と早くから知っていたけれど、歯が足らないことは知らなかったなぁー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

4日後

2016年09月20日 | Weblog
3連休は、来るぞ来るぞとのろい台風に脅かされながらも、笑ったり、泣いたり、怒ったりとドタバタとしたものになった。そして休み中に行ってしまうはずの台風は今日の午後にこちらにはやってくるという。長靴に合羽(はっ?!合羽…バースくん、今そんな言い方しないよ)でブカブカドスドスと出勤した。帰るまでに通り過ぎてほしいものだ。
さて、他事ながらご休心頂きたい報告をば。おかげさまで抹茶茶碗は見つかった。どこにあったか、それは絶対に行かないだろう、ボク自身としてはもう数十年開かずの戸棚となっているはずの戸棚にあった。家中でその扉だけは開けなかった。なぜなら「開かずの扉」だからだ。冷蔵庫の中か?!なんて馬鹿げたことを思うほど追い詰められた気分になっていたので、開けた覚えもないけれど、アコーディオンカーテンの向こうにある戸棚を開けた。目の前に鎮座まします桐箱…絶句!カーテンを開けたこともその戸棚に置いた記憶も皆無。やっぱり少し呆けているのかもとわが身に不安すら覚えた。見つけた喜びよりも、怖さが勝る。とほほのほ。
昨夜はエアーレースの第6戦をテレビで観た。録画なので室谷が失格になっていたのは知っていたし、そして何よりアルヒのことも知っていた。なんとも複雑な心境で観戦する。室谷の失格はともかくも、アルヒは…。年間総合順位6位で臨んだ6戦は6位で終えた。番組が終了。その瞬間、画面は黒バックに白抜き文字でアルヒの訃報を告げた。このレースの4日後にヘリコプターの事故で亡くなったと。結局ボクは昨日この画面がいつ出でくるのだろうということばかりを気にして観戦していた気がする。
人の運命は本当にわからない。よく口にするし、なんとなくわかっているような気持ちにもなっている。でもこうして突きつけられると、改めてどきっとするのだった。鳥取のイヘント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

夢の中へ♪

2016年09月16日 | Weblog
実によくある話。このブログをアップして出かけたとする。すると出先で「バースくん、今日はこことあそこが誤字だったよ」とか「脱字を見つけたよ」と指摘をされる。なので事務所に戻ったら、ひっそりと訂正修正をする。よくどころか頻々とある。とほほなのだ。
言い訳をするのぢゃないが、毎日打ち終わったら必ず読み直し添削校正をしている。それも数回…。なのにどこかできっちりやってしまっている。どうしてだろう。見ているのに、繰り返し見ているのにね。多分それは思い込みが邪魔をしているというのは重々わかっているんだけれどなぁー。
ここ3週間ほど、家の中で探し物をしている。茶碗、抹茶茶碗が見当たらないのだ。あるべきところにないのだ。確かにこの春先にはそこにあった。それが気に入ったのでもっと手近なところに置いておこうと箱をぶら下げて場所を移したのだが、すぐに「こうやって移動してしまうと忘れてしまう。移動するのはやめよう」と元の場所に戻したと記憶しているのだが…。そこを開けても、ないものはない。どんだけ広い邸宅でもなし、うっかり捨てる代物でもなし、それなりの嵩もあるから置き場所も限られる。家中の戸棚や物置をバダバタと開けてまわってもない!どこにもないのだ。忽然と消えた茶碗。冷静になれば消えるわけはないのだからと思うのだけれど、やはり思い込みが邪魔をしているのか見つからない。
陽水の「夢の中へ」が脳内BGMとなってガンガンと流れる。♪探し物は何ですか、見つけにくい物ですか~と鼻にかかった歌声が聞こえてくる。♪探すのを止めたとき 見つかることもよくある話で 踊りましょう 夢の中へ行ってみたいと思いませんか~♪Woo woo woo-- 本当にどこにいったんだろう。どうやら踊るしかないのか…、ウーンもうちょっと探してみる鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

人は一代、名は末代

2016年09月15日 | Weblog
橋之助くん、なんで今なのよ!わかってたでしょ、カメラがネタを追ってることぐらい。聞けば松竹サイドは夏の初めぐらいから誰かが狙われている、気をつけろと用心していたというではないか。考えてもみてよ、親子同時襲名なんて格好のターゲットだよ。露出度満点だもん。今朝テレビで見たよ。あの浅草のお練のときもすぐそばに芸妓さん映ってるし…。あーもう馬鹿みたいだよ。あの日テレビの前でバースくんは雨の心配ばかりしていたのに。
歌舞伎の楽しみの一つは襲名だ。なんといっても華やかで、口上が良くて、一人の役者がポンと一回り大きくなるのをまざまざと見ることができるからだ。名前は不思議だ。大名跡を名乗ったときから、役者はその名にふさわしいようになっていく。それは代々が渡してきたバトンの重さがそうさせるのだろうと思う。橋之助くんよ、芝翫の名は並大抵ではないほど重いことぐらい君自信が一番身にしみているだろうにさぁーー。
記者が「先代がいたら何と」と質問をしていたけれど、もうそれは言わずもがなだろう。ただそのあとに「勘三郎さんは何と言うと思うか」の質問は余計だったね。勘三郎は同じ穴のむじなだ。ははは(笑い事ではないけれど)確かにこの手の話は梨園ではよくある話と言ってしまえばそれまでだけど、それがまかり通ってしまっては奥さんも堪らないよ。
梨園の妻とまるで職業の一つかのように言われる役者の女将業は実に大変だ。ことに襲名、ましてやこのたびは家族全員の襲名というトンでもない大きな興行に三田寛子は孤軍奮闘しているとボクでも想像がつく。誤解を恐れずにいえば、ある意味役者当人より女将さんの方が大変そうに傍からは見えるぐらいだ。
10月の襲名興行の番組は「極付幡随長兵衛」だ。台詞の中に「人は一代、名は末代」とあるではないか。末代の名を背負う大事なとき、ぬかるようなことがないようにね。それに橋之助の名は国生が継ぐんだよ。余分なものまでつけてその名を譲らないようにね。お歴々の居並ぶ来月の舞台楽しみにしてるんだから鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取