バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

裏打ち

2020年02月28日 | Weblog
「裏打ち」を取りあえず辞書で引くと、1番目にはこうある。紙・布・革などの裏にさらに和紙や布などを張って厚く丈夫にすること。
例えば絵画とか書を額装したり表装したりするとき、その作品にまずは裏打ちをする。この技術は、表装の出来上がりに大きな影響を与える。
しっかりと作品を丈夫にするためには丈夫なものを張ればいいわけだが、これが厚くてはいけない。
どこまでもさりげなく薄手で、しかし完璧に作品を支えるものでなくてはならない。見えないところで、きちんと土台を作る。
昨日の夕方「全国の学校を休校にする」という突然のニュースには絶句した。えっ春休みまでって、入試は?卒業式は?!えっ、今度みんなが顔を合わせるのは新学期?!
テレビやネットはさらに親御さんたち、現場の先生の困惑を報じる。そりゃあ困るよねーと何の足しにもならないのに、眉間にしわを寄せていた。
政府のこの判断が、正しいのか間違っているのか、今日この時点ではわからない。誰も正解がわからないのだから、闇雲に政府を批判するのも違う。
ただ、安倍さんの言うことには、すべて裏打ちがないのだ。
裏打ちの2番目の意味は、物事を別の面から確実にすること。裏づけだ。
嫌味に聞こえたらごめんなさい。まあ安倍さんは、裏付けを改ざんしたり、消しちゃったりするのが得意だから、裏付けはもう最初からしないのか?!
テレワークも出来ない会社、部品の届かない工場、チケット完売の舞台コンサート、派遣社員、援護射撃がない子持ちの方々、
想像も及ばないけれど、この人たちの生活の保障はどうなるんでしょうか!「はい、学校は休み。ここ一~二週が分水嶺だから」とポンと言ってもね、
裏打ちのないことを、立場あるひとが言い放つだけというのは違うんじゃないでしょうか、とバースくんは思うわけ。
で、小耳にはさんだニュースで「とにかく走りながら考える」と政府のコメント!!
えーっと、走りながら考えるなんて器用なことが出来る政府だったけかな?!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

揺れる想い

2020年02月27日 | Weblog
タイトルを打とうとして、パソコン変換したら「揺れる想い」と出てきた。えーっと、これは歌のタイトルだよね。
本日のバースくんの気持ちを正確に言うならば「ゆれる思い」という感じ。(大差ないでしょ!)えっ、全然違うから。
テレビ局各局の人事異動の季節が、今年もまた巡って来た。某局の、当社担当の若手営業マン君も移動が決まった。
新しい土地で、新しい人たちと、新しい仕事をする彼。また一つ世界が大きく広がるよ、頑張れ!!と応援する気持ち
でもね、でもね、やっぱりお別れは寂しいんだよーー!!二つの思いにゆれるボク……。
彼はボクに、マラソン生観戦・応援という楽しみを教えてくれた。
アプリで彼の走って来る位置を確認して待ち受け、声をかける楽しさったらなかった。それも来月のマラソン大会で最後かと肩を落としていたら
大きなイベントは控えよの大号令、開催そのものが危ぶまれることになっている。
前夜祭は中止されるけれど、マラソン大会そのものは今のところ開催されることになってはいるけれど、状況が許すかどうか。
開催してほしいと思うけれど、そこでの感染のリスクを考えると、思いはゆれるんだよ。
プロ野球のオープン戦は、全試合、無観客試合に決定した。まあ妥当な判断だと思う。ここですごいのは、阪神ファンのSNSでの発言。
「すごい早口言葉が出来た!みかんむかん無観客試合×3」とか
「もうこうなったら、リーグ戦全部中止で、阪神優勝でいいんじゃない」とか、もう笑うしかない。ゆれる思いに、馬鹿笑いは効く。
身の周りで、パタパタとすべての扉が閉ざされていくような気分。ゆれる思いに、どうかするとうつむいてしまう。
そんなとき、ラジオからエレファントカシマシの「俺たちの明日」が流れて来た。タイムリー!!
♪さあ、頑張ろうぜ~オマエは今日もどこかで不器用に、この日々ときっと戦ってることだろう♬おー!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

人って、

2020年02月26日 | Weblog
“将棋ユーチューバー”折田翔吾アマがプロ入り!編入試験合格「信じられない」 というニュースの見出しに、ちょっとぐっとくるものがある今朝。
2016年、折田さんは年齢制限で、奨励会を三段で退会している。そこからアマで活躍をして、編入試験を受験、3年ばかりでプロになられた!
バースくんごときが折田さんの心中を察することはおこがましいけれど、三年の間には、いろいろに気持ちが動いて大変だったろうなぁーと想像する。
試験合格、本当におめでとうございます!ここからですね、ご活躍を祈ります。
一念は岩をも通すのだ、人って、すごいなぁーと思う。
でもこのニュースを見ると、どうしても里見香奈さんに期待してしまうよね。里見さんも編入試験受けてくれないかなぁーと、贔屓は無責任な夢想をしている。
女流でバンバン活躍して、プロとも対等に渡り合っているわけだし、やっぱり正式に初の女性プロになってほしい~。(でも彼女には、その意思はないんだって)
こんなニュースばかりだったらいいけれど、ドンドンそればっかりになる新型ウィルスのニュース……
でたらめな情報を平気で広める人が怖いし、ストレートにバスの中で咳をしている人が怖いし、
今は本当に、只々人ってこわいなぁーと思う毎日。ずっと新型ウィルスが頭の隅に巣くっている感じ、発熱した人なんてどんだけこわい思いをされているだろう。
自分の身の周りに保菌者が絶対いないとは言い切れない世界になっている。
社長!!電通では罹患者が一名出たので、5000人が今日からテレワーク、在宅勤務ですってよー!!当社も、検討するべきときに来てはいませんか?
何を馬鹿な事とは言えませんよ!!我が事務所の大きさといったら、全員どんな人も濃厚接触者となりますよ。社会にご迷惑をおかけしては申し訳ないのでは……
(正しい怖がり方、正しい予防をしましょうね。君はただ仕事をさぼりたいだけで、そんなこと言ってるの丸わかりだからね)ヘヘヘッ
では皆さま、今日もご安全に~!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

まことしやかに

2020年02月25日 | Weblog
三連休、固定電話の修理にNTTのお兄さんがやって来てくれ、リフト車で電話線のチエックをしてくれる。
見立て通り、やっぱり電柱のところで故障していて、ボク自身が防げたり直したりする類のものではなかった。
「家の前の電柱には200本の電話線が来ているのですが、バースくんの家の電話線だけが癒着してしまったんですね」と説明してもらった。
「ああ腸閉塞を起こしたということですかね」と返したら、たとえがお気に召さなかったか、はぁ?!という顔をされてしまった。アハハ、でも取りあえず回線は復旧した。
何の不都合もなかったけれど、電話開通は思ったより肩の荷が下りた気分で、気持ちよくテレビで野球のオープン戦を流す。
ところが、ゲームはちっとも気分の良いものではなくコテンパンにやられて、軽くなったはずの肩をガックリと落としましたとさ。
昨日もなんだかんだで、引き分けでゲームセット。ボクにどうやって元気を出せというのか……。
評論家や新聞記者たちが、さもさもまことしやかに
「今年の阪神はいいんぢゃない」なんて、そこいらじゅうで言うから、すっすりその気になっていたのに、なんだろこの様凹
(例年通りなんぢゃないの、あー春が来たっていう感じよ。タイガースの弱いのを見ると)コラッ、そんなこと言わない!!
そんなこと言わない!!のは、新型ウィルスの件もだ。
テレビも新聞もSNSでも、どう考えてもそれは嘘だろうということが、まことしやかにささやかれている。
またそれを信じる人もいるし、国もきちんと打つ手を打てないでいるし、一体どうなるんだろうねぇ。
ボクだって、いろいろ思う。疑心暗鬼にもなる。あれやこれやよからぬ勘ぐりもする。でもそれを口にしてはいけないと思うのだ。
現実問題、この危機管理のやり方がわかっている人はいないのではないだろうか。
情報はすべてまことしやかなものであって、まことではないということを意識しようと思う毎日鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

準備

2020年02月21日 | Weblog
雲一つない、良く晴れた気持ちの良い朝だ。ジェットコースターのように気温の上げ下げがあり、まだ若干雪で足元の悪いところはあるけれど、お天道様はうれしい。
さあ金曜日だ!!と張り切って朝刊を取り込んで、その一面の記事に目が留まる。
クルーズ船の乗客に鳥取県民複数の見出し、知事下船者支援の方針とあった。そうか、そうか、しっかりやっていただきたいと記事を読んで愕然!!
「国は下船者のフォローをせよと言うが、問い合わせてもその情報が一切出てこない。異常な状況だ」と知事が厚生労働省に怒り心頭なのだ。
そこで独自に県内の下船者の情報を入手したという。で、見出しの支援方針につながるわけだ。
はぁぁぁとしか言いようない現実、国はどうして地方自治体に乗船者情報を出さないのか。
また県も独自のルートって、そんなに簡単に情報を手に入れることができるのか、っていうか、もらす者がいるということ?!
いずれにしても、感染拡大を阻止する準備が後手に回って、ウィルスがヘヘヘッと不気味に笑いながら、手の届かないところまで逃げていってる感じ。
なんだろうなー、自分の保身のためには「準備おさおさ怠りなし」だけれど、あとのことは関係もないし、興味もないというのが、安倍さんたちの考え方なんだろう。
でもよく考えた方がいいよー、あなたたちは税金で生活をしているわけだから、国民があなたという神輿を担いでいるんだからね、担ぎ手を失ったらどうなる?!
バースくんは神輿を担いでいるとは思っていなくて、むしろサボらずに国民という神輿をちゃんと担げよと思っているけどね。
あー、朝一番からムッとしてしまいましたとさ。
さてさて何事も準備は大切ということで、昨日アマゾンから「プロ野球選手名鑑 2020」が届きました!!いつ開幕していただいても結構ですよ、準備万端整いました。
イベント開催は考えろ、とのお上のお達しだけれど、プロスポーツは別というのもね、変だなと思うよね鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

置き薬

2020年02月20日 | Weblog
昨日夕飯を食べていたら、いきなり玄関のチャイムが鳴った。ごはんどきになんだよ、とムッとしてインターホンに出ると
「バースくん、電話が繋がらないから」と、顔なじみのおじさんがモニターに映っていた。???と思いつつ戸を開ける。
「あー、やっぱりいた、よかったー。ちよっと心配してたんだ。昨日の夕方電話をしたらずっと話中で、さっきもまた話中で……」
固定電話の受話器が、上がっているのではないかと言うのだ。すぐに調べたけれど、どれもきちんと受話器は置かれていた。
おじさんは、置き薬の交換に来てくれたのだった。わかるかな?置き薬、えーっといまは家庭常備薬と言うのだろうか。
我が家は広告付きの紙風船がおまけに付いていたころから、ずっと置き薬のお世話になっている。
何年も使わないことが多いのに、おじさんは定期的に新しい薬に交換に来てくれる。
そして我が家の人員構成から喜び悲しみまで、全部を把握してくれている。うん?!ということはおじさんは、何歳になられたんだろう?!!!
まあそれはともかく、さすが置き薬屋さんの本領発揮、家電の故障を教えてくれた。
さあそこからが大変、NTTの故障に電話をする、来訪してもらう日時を決める、バダバタとしたのだった。
故障窓口の人と話をしていたら、その内容に思い出して
「そういえば、この電話何年か前にも故障して、同じような話をしたんですけど」と言うと
「あーはいはい、2015年ですね」と即答されてびっくり、世の中本当になんでもわかってしまっている。
ひと段落して改めて夕飯のお箸を取った時、あれ?!と思った。
固定電話がつながらないからスマホで連絡して対処したけど、スマホのなかった時代だったらどうすればよかったんだろう。
もうそんなこと簡単に考えられないんだよねー、文明は進化し、個人は丸裸にされ、国民は人間として見られていないような気がする。
というわけで、うちの固定電話にご用はないと思いますが、当家只今音信不通鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

逃げ切り

2020年02月19日 | Weblog
青年が競馬に興味を持つて、近頃よく彼と馬の話をする。
ぼちぼち自分の好みのようなものも出てきて、面白くて仕方のない様子を見るのがこちらはとても楽しい。
「やっぱり、先頭を切って走る馬が好きだなぁー」と目をほそめるようにして言う彼に、バースくんは冷や水を浴びせるようなことを言う。
「先行逃げ切りで勝つ馬は少ないよ。前残りは滅多にない」なんてきっぱり!!ハハハ悪いね、でも結構本当のことだよ。
競馬もいいけど将棋もいいよと、今度は彼に「観る将」を勧めるつもり。
昨日の王位トーナメント、羽生×藤井戦は藤井君が勝った。最後までコンピューターの形勢判断は50%前後で、実力伯仲の対局だった。
昨日の朝から多くの人が、藤井君が勝ってこれで世代交代が歴然となるだろうとか、藤井君絶対優位みたいなことを言っていて気分が悪かった。
ボクは身を引き裂かれる思いでチラチラとのぞいていたけれど、ふたを開ければ熱戦でどこかうれしかった。
中継解説の木村王位が「みんな負ければいいのに」と言ったのには笑ったし、この人やさしさがよく出ていて楽しかった。
将棋の終局は、必ず負けた方が「負けました」と言わなければ投了にならない。
点数でも判定でもなく、負けた本人が「負けた」と口にしなければならないところが魅力だなぁーと、毎局そう思う。すごいことだと思う。
尻尾を巻いて、背中をみせて、キャンキャンと逃げ切るわけにはいかないのだ。自分で自分の負けを受け止めるタフさ!!
羽生さんを観ながら、その前に見ていたニュースに思いが及ぶ。
「私が間違っておりました。申し訳ない、反省いたします」の一言で、局面が随分と変わるんぢゃないの安倍さん!!ということ
今日は森友の件でも一つの節目を迎えるけれど、あちらも桜も、総理は逃げ切れるとお考えなんでしょうか。難しいと思うけどなぁー
もし逃げ切ったとしたら……(泉鏡花、稲葉屋お孝ふうに)「これで出来なきゃ、日本は闇だわぁー」やれやれ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

井上陽水「傘がない」でお歌いください。

2020年02月18日 | Weblog
今朝4時過ぎ、パッと目が覚めた。障子の向こう側が明るい。あー降ったなぁーとすぐにわかった。
眠る前まで1㎝も積もっていなかったのに、予報通り未明からどんどん降って起きたら積雪9cmだった。近頃の天気予報は百発百中だ。
♬行かなくちゃ ゴミを出しに行かなくちゃ♪ということで、折悪しくゴミ出しの日だった。ふーっ
♪だけども問題は 今日の雪~♪ではない。
例のコロナウィルスに感染されたタクシー運転手さんの車に、共同通信社の記者が10人乗っていたとのニュース。
やっぱりなー、もう屋形船だけ云々ではない段階にとっくに入ってるよなぁーと見ていたら、なんと!!
♬だけども問題は、国が検査を受けさせてくれない~♪のだそうだ。そんなバカな!!
検査は手一杯で、記者クラブまで検査できないと。はぁ???検査は民間に下ろすとか、いろいろやり方があるだろうに。
記者たちは自宅待機という自衛をしているのだそうだ。
♬世間では 感染者がどんどん増えている 今朝来た新聞の一面に書いていた だけども問題は今日の~♪
雪でもコロナでもないんだね、安倍さんは、内閣もしくは議員に感染者が出ない限りはどこまでも他人事なんだろうか。
(とっくに感染は次の「フェーズ」だよー、安倍さんお得意の言い方で言ってみました)
そしてバースくんは、人に偉そうに言いながら・・・・・・
♬だけども問題は 今日の対戦、応援に困る~♪のだ。
将棋の王位戦リーグで、本日は羽生さんと藤井君が対局するのだ。どっちも応援したい我が身は、引き裂かれる思い……(大げさな!!)
♬テレビでは 我が国の将来の問題を 誰も深刻な顔をして~♪しゃべってなぁーーい!!
まあそれでもとにかく
♬仕事しなくちゃ 雪の中 仕事しなくちゃ~♪
ということで、今日も元気に出発進行です!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

あと3日

2020年02月17日 | Weblog
残すところ、あと3日です。今日を入れると4日です。路線バスのコースの話です。
バースくんの通勤バスは二つの住宅街を通るのだけれど、そのひとつが小さな山の上にあるのです。
冬場積雪があると坂の上に道幅も狭くなるので、12月の末からバスは山の下の方を走るという冬期臨時路線になります。
このサマータイムならぬウインタールートの最終日が、今週20日の木曜日までなのです。なのに・・・・・・
このタイミングでやってきますか?!このシーズン最強とかいう寒波。
とにかく慣れていませんからねぇ、いきなりドッカンと降られると怖い。
天気予報も防災メールも大雪に備えろとうるさいけれど、どう準備したものやら。
猛威を振るっている新型ウィルスだってそうですよ。
「正しく怖がって予防しましょう」としきりに言うけれど、正しく怖がるというのは、一体どういうことでしょうか。
「猛威を振るう」という言葉を、この度初めて実感として理解できたけれど「正しく怖がる」はわかりません。
大雪とコロナウィルスを一緒に並べてはいけないけれど、先の見えないものを恐れるのは、その恐れ方さえわからないということ。
どちらもこれからどんな展開になるのかちっともわからないけれど、いつかいつか解決する日は必ずやって来る。
まあ多分雪は今夜一晩だけの勝負で、ガタガタ騒ぐんぢゃない!!ということになるとは思うけれどです。
不安というやつは、コロコロと勢いを増してどんどん大きくなる、雪山を転げ落ちる雪玉だと言います。
ということはですよ、無知で余分なものまで不安に駆られないということが、多分「正しい怖がり方」なのでしょう。
ならばバースくんは、うじうじしないで今日も元気に出発進行あるのみです!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

青みがかったピンク

2020年02月14日 | Weblog
印象的な音楽で一瞬にして注意を引く。次から次へと、重ねるようにイメージを重ねる。多くを語らない。エンド2秒はブラックに白抜き文字で、社名ロゴと発売日だけを告知。
年明けからネットやテレビで流れているKANEBOの口紅のCMは、これぞCMの王道を行くものだと毎回いたく感心しながら見ている。
近年ここまでシンプルかつスタイリッシュな広告に、バースくんはお目にかかっていない気がする。
(というか、今こういうタイプのものは流行ではないのかもしれない。ドラマ仕立てだったり、人気者のシリーズだったりする方が世に受け入れらているようだ)
♬唇よ、熱く希望を語れ~が流れてくると、思わず画面を見てしまう。古い歌のリバイバルとは思えない。いいなぁー
春先ともなれば、各社がインパクトのある曲とともに口紅の広告を流しいてた40年前ぐらいが懐かしい。
でもそれだけがこのCMの好きな理由ではない。
様々な人種、職種、年代の女性が多様な短いシチュエーションのカットで出てくるのだが、中でボクが好きな女性が二人いる。
一人は、窓際に座って手鏡を手に口紅をつける高齢の女性だ。紅を引き終えて、ほんのりほほ笑む顔に時間を感じられるところがいい。
ほんの数秒のカットに、その女性の長い背景を想像させられる。演者も撮影者も上手い!!
そしてもう一人は、最後の歩道橋の欄干にもたれて少し下にあるカメラに目線を送る女の子だ。
この子の口紅の色が、とてもいい。青みがかったピンクいろの口紅!!女の子がいいと言うより、この色にやられるのだ。
ボクが高校を卒業したてのころ、とても素敵なあこがれの女性がいて、その人がつけていた口紅の色がこの色だった。
ピンクにも大人の色があるんだと知った18の春、なんてね鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取