バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

何やってんだか・・・

2011年02月28日 | Weblog
2時間サスペンスドラマのセオリーでいけば、その事件が起こったことにより利益を得るのは誰か、ということだ。大きく得をする人がイコール犯人なのだ。
さて京大をはじめ数校に及ぶ大学受験において、センセーショナルなカンニング事件が起きたけれど、こんなことをして得をするのは誰かということだ。
どう考えても誰も得をする人がいないんぢゃないか、というのがボクの見解だ。ということは、この事件がいかにバカバカしく、無意味で人騒がせなものかということだ。逆に犯人の目的はそのあほらしさと人騒ぎになることが目的だったのかもしれない。だとしたら、めちゃくちゃ腹の立つ事件でもある。
本当に正しいカンニングをしたいなら(バースくん、カンニングに正しいなんてのはない!!)、同じモバイル機器を使ってカンニングをするなら、頭の良い人に直接アクセスして教えてもらえばよいだけの話で、何もヤフーの掲示板を使って公然とする必要性はどこにもない。またあれだけのやり方を実行するだけの作戦能力と時間があれば、普通に受験をしても受かるだろう。なのに何十回とやるというのは、犯人の「とうだ!!すごいだろ~見つけてみなよ」というせせら笑いが聞こえてくるような気がして悔しい。間違いなく頭のいい奴には違いないのだ。本当に何やってんだか…
そんなつまらないことにエネルギーを注ぐのなんてやめなさい!!今空の上ではすごいことになっているんだよ。国際宇宙ステーションにタイミングよく、日米欧ロの宇宙船と補給機計5種類6機が一同に会している。話のスケールが大きいでしょう!!どうせ知恵を使うなら、宇宙開発の一端を担う人になろうとか思ってごらんよ!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

長五郎

2011年02月25日 | Weblog
右を向いても左を向いても、気持ちがざわざわすることばかり。仕事をすればひっかかりがあったり、イライラしたり、まあとにかく何だか落ち着かない夜は落語を聞くことにした。
昨夜は珍しく枝雀の気分ではなかった。あの話の裏に壮絶と言っていいほどの思いを感じてしまうと、それでなくともふらふらした気持ちが切れた凧となり、どっかへ行ってしまいそうだったのでやめた。それにしても、世間様はどうしてこんなにもいろいろなことが起こるのやら…
選んだのは、先代の小さん。そう!!人間国宝で、お茶漬け海苔のCMのあの方。演目は「竃幽霊」おーっ!びっくりした。PCが一発変換するんだもん「へっつい」ってこんな字だったんだ(「へっつい」って何?バースくん)「へっつい」って「かまど」のことだよ。おっ、またまたびっくり!!「かまど」も変換したらおんなじ字が出てきたよ。
小さんの声が耳に快い。噺の中の幽霊は生前「長五郎」という名前で左官を生業にしつつ、博打もしていた。博打はもちろんその名前に引っ掛けて、丁しか賭けない丁半勝負。ある晩大勝したら友達がたかってしょうがないので、へっついに金を塗りこんでしまう。そしてその夜、フグを食べたらそれに当って死んでしまう。でも塗りこんだ金に執心で幽霊になって出てくる。
良くできた噺。長五郎で丁、賭けに当たるならフグにも当る、左官でへっつい、次から次へと都合よく噺がころがってゆくと、少しざわざわが慰められた。たまにはニュースでもやってみてよ!!良くできた話さて幽霊になっても賭けをした長五郎、オチは「親方、あっしも幽霊です。決して足は出しません」鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

微笑み

2011年02月24日 | Weblog
新聞の写真のその人は、ベッドの上で少しだけぎこちなく、でもピースをしてカメラに微笑んでいた。クライストチャーチの地震で被災をした奥田さんと言う方を撮影したものだ。見た瞬間、ボクはごくっと何かを飲まされた気持ちになった。
地震の映像は言葉を失うものばかりで、不明者等の数字を見るたびにドキドキする。そんな中で見た奥田さんの写真だった。ニュースで右足を切断された方があったのは知っていた。それがこの微笑んでいる人!!記事を読んで二度三度思いがいろいろに散っていった。
奥田建人さんは19歳、高校ではサッカー部でキャプテンをやっていたという。そんな彼が右足を失う…。確かに命は助かった、それに勝るものはない。でもでもでも…と悔やまれるのはボクだけか。まだ行方の分からない方々はどうされているのか…。早く早くと、何もできない何もしないボクは気持ちだけがざわざわとする。
ボクは特定の宗教の神を持たない。ボクにとっての神はあえて言えば「時間」だ。絶対に滞ることなく流れる時間の中で大きく呼吸をしている自然、この中にあって人は無力だと、だからこそ謙虚であれと地震や天災の度に諭されているように思う。
なるべく謙虚であるよう努めますから、どうぞ一つ一つの命の奇跡がたくさんありますようにと願うばかりだ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

返す

2011年02月23日 | Weblog
借りたものを返すのは当たり前のこと、メールをもらったら返信するのも当たり前、当然何かを問いかけられたら返事をしなければならない。
なのになのに、いくら話かけても、いくら問いかけても返事がない人がいる。無視されているわけではないようだし、こちらの話もきちんと耳に入っているようなのに、口を開かないのだ。どういうこと?!ただただ、だんまりを決め込む。確かにボクの話は理解できているはずなのに…。暖簾に腕押し状態が続くと、思いのほかエネルギーがそがれる。
朝の連続ドラマ「てっぱん」であかりちゃんのおばあちゃんが、下宿人さんが「ごちそうさま」の一言とともに食べ終わった食器を戻すと「よろしゅうおあがり」と返事をする。「ごちそうさま」に対して「よろしゅうおあがり」、藤純子の気風の良いそれを聞くとボクはなんだか懐かしい気になる。ボクの祖母もそうだったからだ。「よろしあおがり」もしくは「お粗末さん」が祖母の口癖。今「ごちそうさま」に返してくれる言葉は使われているだろうか。ボクは聞かない。とっても基本的なやりとりなのにね。「いただきます」には「おたべ」だったな。
返すということは、その人と繋がるということ。そして人は繋がらないとやっていけない!!ねっ!!だからボクが話をしたら返事をしてください(バースくん、誰に向かって言ってるの?)鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

味方

2011年02月22日 | Weblog
今朝の朝刊のトップ記事は「リビア首都にデモ波及」だ。テレビの報道もこのニュースが一番になっていた。ボクには難しいことはわからない。でも政権が弾圧継続のため、インターネットを抑え、外国記者の取材を差し止めるというのを聞くと、言い知れぬ怖さを感じる。
ボクはいかなる場合でも、ボクにとっての絶対的味方は「情報と知識」だと思っている。正しい情報で置かれている状況を正確に把握し、持てる知識を最大限に活用して判断行動をすれば、少なくともいらぬ不安に駆られることはないし、結果後悔も最小限ですむだろう。
なのに情報を隠されてしまったら…。逆に政権も隠してしまえば、異常な状況に陥った市民の不安が必要以上に大きくなってしまうことに思いはいたらないのか。もしくは絶対的力で押し込めることが可能と踏んでいるのか。
重ねて言うけれど、ボクは恥ずかしながらリビアの情勢については無知に等しい。そしてインターネットの情報はかなりの部分信用できないということも知っているけれど、またそのネットの波及力も遠巻きながら感じている。だから情報を操作、抑止する絶対力の恐ろしさをひしひしと感じるのだ。世の中は一体どこへ向かっていくのだろう。
でもどうあれ、自分の真の味方は「正しい情報、より深い知識!!」(でもバースくん、正しいってどこで判断する?)そこなんだよね~。何が正しいかは自分で決めるしかない…こちらは正しい情報満載鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

そっち?!

2011年02月21日 | Weblog
ただ今のマイブームは「そっち?!」だ。4大陸フィギュアで、真央ちゃんじゃなく安美姫、羽生くんじゃなくて高橋くんみたいな、もしくは大穴をあける馬が、思っていたこっちではなくもう一方だったとかいう感じの「そっち」ではない。
たとえば、仕事をしていてスポンサーがむずかしい顔をする「おやぁ?この仕事が気に入らないのか?打ち切りか」と気をもんでいたら「バースくん、この頃どうも体調がよくなくてさ…」なんて言われて、思わず心の中で「そっちですか。お大事に」という感じの「そっち」だ。思っている範疇ではないところで、返される答えや結果の「そっち」だ。
この「そっち」は、とにかく脱力感を伴うのがいい。自分が突き詰めて考えていることは、一瞬に意味を失う。全く別のことを提示されるわけで、まあ言い換えれば不意打ちをくらったようなものだ。お風呂で洗面器をひっくり返してぐーっとお湯の中に入れ、いっぱいいっぱいになったところでボコンとなるあの感じだ。
思ってもいないことを返されるのは、急に目の前の世界が広がったような感じがするのだ。さて月曜日、今週もどんな「そっち?!」が待ち受けているだろう。いい感じの脱力系「そっち?!」がたんさんあるといいな~こっちは春のイベントが出てきました鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

リバーシブル

2011年02月18日 | Weblog
国宝「鳥獣人物戯画」は、絵が描かれた和紙の表裏を剥がした後、つなぎ合わせて一つの絵巻物に仕立て直していたとニュースを見て、しみじみ日本人の表具・表装の技術のすごさに感服する。一枚の紙を2枚下ろしにしたということだ。新聞の見出しは「リバーシプル」と表現していて、うまいなぁーとこちらにも関心した。
先月40年来ボクの部屋にかけてあった額が、永年疲労で紐が切れガラスも割れておしゃかになった。中には普通の半紙に両親がわが子に書いた書が飾ってあったのだが、それもすっかり日焼けをして、角からパリパリと崩れていく状態になっていた。人様には何の価値もないけれど、ボクにとってはまあ思い出の品でもあるので捨て置く気にもなれず、表具屋さんに安くて新しい額をお願いした。
それが出来上がってきて驚いた。新しい額に入った書は、まるで今筆で書き上げたかのように墨色鮮やかによみがえり、焼けて朽ち果ててしまった半紙の角は飾り布でカバーされていた。額はガラスではなくアクリル板で見る側からの映り込みもなく、すっきりと全く新しい顔してもとの位置に納まった。
ただ一つ違っていたのは…(バースくんは魔法使いだったのです、ウソ!)半紙の色が変わっていたのだ。もともとクリーム色の半紙が日に焼けてオレンジ色になっていたのに、戻ってきたのはうすい水色となっていた。「漂白をかけましたから」と表具屋さんはおっしゃるけれど、墨は消えずにどうやって漂白をかけるのか、恐るべし表具技術!!である。リバーシブル、リメイク!!技ってすごい鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

主語

2011年02月17日 | Weblog
よく「バースくんの話には主語がない!!」と社長から指摘を受けるけれど、あれは話したいことが口からあふれちゃう状態のときに起こる。まず感じたことから話し始めるから、主語がすっ飛んでしまう。冷静になれば、聞く方は誰が?何が?がわからないままに始まる話では頭の中に何の像も結べないわけで、確かに大いに迷惑な話だろうとは想像できる。でもなかなかこの悪癖は治らない。
「ボクは大きな本を社長からもらった」という例文を作ったとして、この文の主語を変えてみると「大きな本はボクが社長からもらった」または「社長がボクに大きな本をくれた」もしくは「大きな本を社長からもらったのはボクだ」と一つの事実が明らかに文によってニュアンスを変化させる。だから報道は恐ろしい。主語を何にするのか、誰なのかの設定だけで、報じる側の意図がはっきり見える。
昨日沖縄で阪神と日本ハムの練習試合があったと、テレビもラジオも新聞も騒ぎ立てた。主語はまず斎藤佑樹で「試合前、早大の後輩で斎藤佑樹投手が大勢の報道陣を引き連れてあいさつに来たが、鳥谷は手で制して会釈だけ」という小ネタになる。そして試合結果は同点で終わったのに「怪物進化!日本ハム・中田、開眼3戦3発 」という見出しで、いかにもわがタイガースは弱っちいチームのような感じになってしまっていた。佑樹くんは嫌いではないけれど、やっぱり主語は阪神にしてほしいボクだ。記者諸君、あなどるな!!ファン心理!!暖かい朝になりました鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

実験の結果

2011年02月16日 | Weblog
この冬のはじめに立派な柚子をいただいたので、料理の飾りやお風呂だけではいかにももったいないので、柚子味噌を作ることにした。「えーっ、でも柚子味噌を作るとなったらガスの前で火加減調節がむづかしくて大変だったでしょう、バースくん!!」と思ったそこのあなた、ボクがそんな面倒なことをやると思う?(思いません!!)その通り!電子レンジを使って、10分ぐらいで作ったんだ。
味は柚子の品質が良かったこと、そして電子レンジの簡便さはあなどれず、なかなか美味しいものが出来た。
さてここでずに乗るのがボクのボクたるところ、何か柚子に替るものはないかとあたりを見回す。すると目の前に普通のみかんが山盛りに。柚子もみかんも親戚だもん、これでも味噌はできるだろうと作業にかかったら、なんとその昔祖母はみかんでよく味噌を作っていたと知った。出来上がりは抜群で、自画自賛では物足らず友人に電話をかけて作り方までレクチャーする始末。
そして一冬かかって、ボクは実験を重ねていった。柚子、みかんときたら今度は伊予かんだ。これは少し苦味が勝ちすぎるきらいはあったけれど、でも合格点。熱いごはんに、炊いた大根に、ゆで卵に味噌は大活躍をした。そして直近では、あの大きな「はっさく」の皮と果汁で「はっさく味噌」を作った。味は、またすぐに作ろうと思う出来栄え。
結果報告!!美味しさの順番は、みかんを筆頭に、柚子、はっさく、伊予かんとなりました。次は、なかなか今では手に入りにくい「夏みかん」をなんとか調達したい日差しに力が出てきました。おでかけするなら鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

同じだけれど

2011年02月15日 | Weblog
ヘリコプターも飛ぶ。中継をするお姉さんの声も緊張感に満ち満ちている。テレビ画面は各所のカットを頻繁に差し込む。まず大変な事になっている。
画面変わって、町の人の声を取材する。むっとしている人、困り果てた人、あきらめきった人、状況は随分と厳しいようだ。電車も遅れている、飛行機は欠航が相次ぐ。昨夜は帰宅難民もたくさん出たという。
東京都心部に雪がうっすら積もるというのは、かくも大事件なのだ。気象予報士のお嬢さんは、かわいらしい皮の手袋でそのまま路面の雪を触る「こんなふうにシャーベット状のところと、ちょっと凍っているところがあります。今日は高い靴を履くのはやめて、足元に気を付けて…」とコメントしているけれど、あちゃーっ!!お嬢さん、貴女の足元がすでに雪仕様になっていないし、そんなビチャビチャの雪を皮手袋で触ったら、手袋が台無しになりますよ。バースくん、老婆心ながら余計な心配までしてしまいます。
さて所変わってボクんちは、朝一番玄関を開けたら、新聞屋さんの足跡がべちゃべちゃの雪にはっきりと残っている。やれやれ、さほどの雪にはならずにほっとする。バスも定刻運行、朝のラッシュも普通だ。ただ今日は昨日より少し気温が上がるようだから、融ける速度が速くてやっかいだなと思う。だんだん明るくなる日差しには、かすかーーに春の気配も感じたりして…
東京も鳥取も同じくらいの雪の量なのに、こんなに状況が違う。多分こちらには経験と対策があったから、楽観できたということだろう。同じだけれど、背景が違えば状況は異なってくるのだキャンディーズの唄が懐かしい今朝♪もうすぐ~鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム