バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

仔猫

2005年07月29日 | Weblog
大阪は船場の商家に勤める女子衆、つまり女性の奉公人「おなべ」さん。このおなべさんは実に働き者で気のいい人、器量は??でもその働きぶりにみんなが感服。しかし・・・、このおなべさん真夜中にどうやら妙な動きをするミステリアスな話。
えっ?!何の話かって、これは上方落語のひとつ「仔猫」というお話し。
ボクはもう数十年来の落語ファン。ここにきて何だか落語ブームで、みんなが落語落語と騒ぎ始めた矢先の先週末、これまた数十年来のボクの友達が「落語にはまったからバースくんの持ってるCDを貸して!」とやってきた。というわけで、ボクは夏だしちょっと怪異話っぽい「仔猫」を貸してあげた。
今朝、その友人から電話があって「あのCDさ、会社帰りの車の中で聞くんだ。夜も更けてたりするとさ、結構怖くてさぁーー」「君は幾つだ。いい年をした大人がそんなこと言うかぁ!!」と叫びつつ、実はボクも「仔猫」暗い部屋で聞くとぞくっとします。正直なところ・・・。 

安全は安全か

2005年07月28日 | Weblog
ボクは石橋をたたいて渡るタイプ。わが社にいたっては、石橋をたたいて、たたきすぎて壊しちゃうタイプ。いずれにしても用心深い。でも世の中、用心すれば安心っていうわけでもないんだね。またJALがやってくれた。機体を整備するために、工場では飛行機の逆噴射装置に安全ピンをさしてその機能をロックしてしまう。で、その安全ピンをしていることを忘れないために吹流しをつけておく・・・。整備士さんは作業上、その吹流しがうっとおしくて折りたたんでしまった、安全ピンでロックされたまま飛行機は飛んだ!!わぁぉ!パイロットの腕とお天気の良かったことと条件がよかったから無事着陸できたらしいけれど、あわやあわやの大失敗。安全を守るための安全って何だろう。「バースくん!!君は逆噴射装置にピンをしっかりさして、誰に対しても腹を立てることなく、今日もがんばってくださーい!」へっ?! 

だから、何が?

2005年07月27日 | Weblog
「すごかったですよね。仕組みとか理論とか何もわかんないんだけれど、それにあれですって、女性なんですよね」「バースくん!!何の話!何がすごくて、何の仕組みで何が女性なの。主語を先に言いなさい!!何言ってるんだかさっぱりわからない」へへっーー、またやっちゃいました。いつも社長に主語が無いと叱られるボク。ちなみにさっきの話は、シャトル打ち上げとディスカバリーの船長のことでした。でも言い訳するんじゃないけど、ボクよりすごい人が昨日いたんだよ。ボクはその人にちゃんとアポをとって出向いた。受付のお姉さんに「バースです。Fさんにお会いしたいのですが」と取次ぎをお願いする。しばらくたって現れたFさん、いきなり書類をボクに突き出すと「書いて!」とだけ言ってさっとどこかへ行ってしまった。「はぁー?主語は?いや、挨拶は?まず、挨拶でしょ」とぶぢぶちつぶやくボク。再度現れたFさん「書けた?」とひと言。「はい」と小さく返事するボク・・・。長いものにまかれてしまうボクって・・・。 

声でわかる

2005年07月26日 | Weblog
「え゛ーーーっ」インターネットのニュースを見て叫ぶボク。「うん?!誰か亡くなったかバースくん」と社長はすかさず言った。「えっ、どうしてわかりましたぁ?」「その声は誰かが亡くなった時の声だ!」「うそっ!!声でわかるの」と声を失うボク。そう、杉浦日向子さんが亡くなった。江戸時代、上下水道がしっかりできていたこと、ゴミがいかに上手くリサイクルされてたかということ、着物の話、お酒の話・・・。ボクはあのくしゅくしゅとした笑顔でいろんな話しをしてくれる杉浦さんが結構好きだった。今頃は世界一周の船旅に出かけてるんだとばかり思っていた。あちらの世界へいく船に乗っちゃったんだぁ・・・。合掌 

まもなく

2005年07月25日 | Weblog
再びのカウントダウンが始まりました。今度こそ飛んでください、野口さん!!ここまで紆余曲折ひっぱったんだから、今度は大丈夫、何の根拠も持っていないけれど、ボクが打ち上げ保障します!!っていうか、お願いだから飛んで!!
ぐんぐん大きくなりながら台風がやってきている。今年もまた、たくさんやってくるのかぁ・・・。台風様は知らないだろうけれど、週末関東地方は大きな地震があったんだよ、でもって今それでもろもろ大変なのよ。だからちょっと手加減をして近づいて来て頂きたい、そこの所宜しく、是非とも!!
そしてそして、只今社長とツッチーとR嬢、エンジン全開です。このメンバーががんばるということは??、そうです!!「バースくん」次号間もなく発刊です。 

不愉快指数

2005年07月22日 | Weblog
今日も暑いです。最初に謝っておきます、ごめんなさい。ぼやきます!!
昨日デパートで贈りたいものがあったから、ちょっと変わった「のし書き」を店員さんにお願いした。変わったといっても、別に手のかかることを頼んだわけじゃない。全部ひらがなで書いて欲しいということと、ちょっと字数が多いだけのこと。なのに、おばさん店員は老眼鏡をずりあげて、顔をしかめて「こんなことする人見たことないわ。変!!書く人にこんなこと頼みづらいわ。いいじゃないのこんな変わった言い回ししないで、お中元・バースにしとけば。そうしなさい」左手を腰に当てて、右手でぶんぶん配達伝票を振り回して、そうのたまった。「何がおかしい!!(あつさおみまい)っておちびちゃんに書いてあげるのがそんなに悪いかぁ!」と心の中で怒鳴りつつ、小さい声で「お手間をかけますが、よろしくお願いします」と答えた・・・。はぁー、へこむぅ。そしてとぼとぼと銀行にでかけた。両替機の前で・・・「はぁ???7月より枚数が50枚を越すと手数料を頂戴しますぅ!!」何、じゃあ50円玉を一円玉に替えるのにも手数料をとるのかぁぁぁぁ!!!。本当に暑い!血が煮えたぎってしまいそう・・・。

カメラに向かって

2005年07月21日 | Weblog
ボクも社長もちゃんと見てましたー。横綱は「同体だ!」ってコメントしてたけど、絶対横綱の方が先に土ついてましたぁー。大体さ、いっつも思うんだけど、横綱取り組み前に必ずものすごい顔でカメラにらむじゃん。別にカメラとやるわけじゃないのに、カメラにケンカ売ってどうすんの。もっと横綱らしくカメラには泰然として、相手のみに闘志をむき出しにするっていうのがスマートだと思うな。「バースくん、あれがいいのよ。気合まんまんでさ」えーっーーー、ボクはヤダ!!おもわず睨み返しちゃうよ。ところでカメラ前といえば、野口さん。本当に残念だったろうなぁ。機内から出てきてカメラに苦笑いをしていたけれど、ものすごく胸中複雑だったと思うよ。19日はケネディー宇宙センターで1日休暇だったらしいけれど、きっといろんな思いが交錯してただろうなぁ。でもなんといっても安全第一、安全優先、万全の体制の下、にっこりカメラ前で笑って出発する野口さんを待ってまぁーす!!

幻覚?白昼夢??

2005年07月20日 | Weblog
昨日の昼下がり、暑かったぁ。とにかく暑かったけれど急ぐものがあって、ボクはポストに向かって歩いていた。炎天下を歩くこつは、ひたすらに自分の足元だけをみつめて無心になること。修業僧モードでボクは歩いていた。前方から若い女性の楽しそうなおしゃべりが聞こえてくる。だんだん近づいてくる。下を見つめているボクの視界に、かわいいミュールが2足入ってきた。二人ともペディキュアもばっちり!!こうなればいくら修行僧と言えど、目をあげねばなるまい!!ボクは雑念だらけになって視線を上げた。「!?!?!?」ボクがそこに見たものは・・・。ペンギン!なんと一人の女の子は頭にすっぽり大きなペンギンのかぶりものをしていた。(えーっ、何!なんでー??まもなく映画[皇帝ペンギン]が封切りだから?うそ!そんなバカな!!)でもどう見ても彼女は平然とペンギンのかぶりものをして普通に歩き、すれ違って行った。事務所に帰ったボクは「社長!ペンギンが歩いてましたよ!!ペンギン!!」と叫んだ。でも社長は静かに仕事をしたまま。無視!!信じてないんだ!!本当に見たんだよーーというボクの言葉が哀しく事務所にこだましましたとさ。 

働かざるもの

2005年07月19日 | Weblog
ボクは職人さんの仕事を見るのが大好きだ。大工さんの鉋がけ、そば打ち、友禅の絵付け・・・。なんでもかんでも人間の手で作り出されていくのはかっこいい!!そしてそこには必ず使い込んだ、その人の手になじんだ道具がある。これがまたいい。包丁の刃が元の大きさの半分になっていたり、角のあるものがつるんと丸くなっていたり、古道具じゃなくて必要な道具としての年月を重ねた美しさみたいなもの・・・。「バースくん、なんだか無理に話ややこしくしてない?」ってスタッフさん、そうでした。言いたいのは穴あきジーンスの話でした。昨日テレビを見ていたらジーンズの縫製工場で新品に穴を開ける作業に苦心している様子が映ってた。ハァー??新品に穴あけて、逆にそれが割高料金になって?!やっぱり変でしょ。しっかり働いて、色が落ち、破けちゃったというのが本来のクラッシュジーンズのあり方でしょ!!「そんなこと、バースくんに言われなくてもみんな思ってるよ」でもみんな穴あきはいてるじゃん。働かないお兄ちゃんとか、お箸より重いもの持ったことのないおねえちゃんとか!!「あーっ、わかった!!要はバースくんは、あんなおしゃれをすることができないからひがんでるんだぁーー」そうです!!あれはかなりのおしゃれテクがなければ、はいちゃあいけないっていうことが言いたかったんです!!! 

即行・速攻・即効

2005年07月15日 | Weblog
バス停留所にて。年の頃なら25・6という感じの女性、4・5人が一緒にバスを待っている中、彼女は自分の世界に入ってしまっていた。両の目からは堰を切ったように涙がこぼれ、叫びに近いような声で携帯電話で話している。「それじゃあ、もう私たちは終わったってこと!!別れるっていうことよね、それって!!」(わぁーお、別れ話か、なんかすごくもつれてそう)とボクをはじめまわりのみんなは少しひきぎみながらも、耳と気持ちはすっかりダンボ、彼女の世界に吸い寄せられていく。「もういい!!」ベタな切り口上で彼女は電話を切った。(一同、とりあえずホッ、まだバスはこない)と、隙を与えず彼女は涙を大きくぬぐうと、即携帯をかけ始めた。(ウソ!!もういっぺんやりあうの?)そして今泣いていたカラスは冷静な声で「私、ごめん。彼と別れ話になっちゃった。今すぐそっちに行くから相談にのって。じゃあね」わっ、はやっ!!一息でそれだけ言うと電話を切った彼女は悠然とバスがやってくる方向を見た。一同唖然・・・。携帯電話でジュースが買えたり、チケットの代わりになったり、メールももちろん、携帯電話の可能性はどんどん広がるけれど、やっぱりこのいつでもどこでも即電話というのはものすごいものだとしみじみ思ったボク。あっ、バスがやってきた。