バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

それでも揺れる

2013年05月31日 | Weblog
朝ラジオから、ビリージョエルの「星に願いを」が流れてくる。ウーンこの人は昔っから好きだなぁー、何を歌わせてもこの人の世界にもっていくなぁーと聞き惚れていたら、パーソナリティーが「声に厚みが出ていて、いいですよね。加齢もいいもんですよね」と言う。確かに確かに今の方がよりいいかもと思うのは、バースくんも加齢したからか?!
さて加齢につけこむ話。ここ半月ばかり、我が家の昼間に一人でいる高齢者に、電話が頻繁にかかってくる「3月に予約されたグルコサミンが出来ましたのでお送りしたいと思うのですが」と言ってくるらしい。うちが「はっ?!何のことでしょう」と切り返すと「いえいえ、ご予約なさったグルコサミンの…」と続き住所やらなにやら矢継ぎ早に問うのだそうだ。すぐにピンときて送り付け商法だと気付いたという。そしてきっぱり「何も予約していません」と電話を切ったのが1回目。当人は帰宅したボクに、しきりに気味が悪いと言っていた。もちろんボクは「一切相手にするんじゃない!!」の一言。
そして2回目。今度は予約したと言う月が4月になっただけで全く同じことを言ってきた。「あれ?!昨日も同じ電話がありましたけど、声が違いますね」と言ったらガチャンと切れたそうだ。
続く3回目。懲りずに同じ台本で、今度は女性の声で掛けてきた。随分なおためごかしで「あれならコロッと引っかかるお年寄が絶対にある」と、我が家の高齢者は自分の歳は棚に上げて憤慨していた。そして続けて「うちはグルコサミン予約なんかしていないよね」と言ったのだ。
かくも人の心理というのは揺さぶられるものかと、ボクはぞっとした。サギであることをキチンと認識しているのに、何度もたたみかけられると、ふっと人はあれっ?!と思うものだ。怖い怖い!!新聞をみれば、健康食品送り付け商法にご用心の記事!!本当に本当に皆さまご用心!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

何が悲しいって・・・

2013年05月30日 | Weblog
昨夜のナイター、相手のピッチャーの球は暴れているという表現以上にノーコンで、鋭く入ってくるのは、たまたまそうなっているだけだと解説者がしきり言っていた。確かに言葉通り、阪神は四球をいく度ももらい、満塁を3回も迎えた。満塁が3回だよ!!一点ぐらい点が入ってもよさそうぢゃないかー。いずれもチャンスをものにすることが出来ず、完封負けした。バランバラン投球をしても勝ち投手となり、満塁だらけでも負け。こんな悲しいことってある?!我がピッチャーの方が好投していたと言っても過言ではないのに、ふぅーっ、これも人生なのか?!あー腹立つ!!
そして何が悲しいって、切ないって、競走馬のジョワドヴィーヴル号が、調教中に左下腿骨開放骨折を発症し予後不良となったというニュース。予後不良ということは安楽死をさせるということ、つまりは死亡したということ。毎回この「予後不良でした」という報道を目にすると切ない。ガラスの脚で生きてゆく競走馬、その脚に大けがを負ってしまったら…。何が悲しいって「ジョワドヴィーヴル」という馬名の意味は「生きる喜び」なのにね。あちらで天翔けよジョワドヴィーヴル!!
そんなこんなでグスンと泣きそうな夜が明けたら、納品即お支払という有難いスポンサーがおられて、今泣いたバースくんはもう笑った。そして今日は、将棋名人戦第5局1日目だ。カド盤の羽生の活躍やいかに!!わくわくする2日間も始まる。
さあ腕まくりして、おっと今日は半袖なのでまくれませ~んけど、エンジン全開!!今日も元気に出発進行!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

寂しがり屋

2013年05月29日 | Weblog
枝雀の「高津の富」という噺のまくらは実にいい。「えー、よく「金は天下の回りもの」と言いますが、あれはすべての方々にまわってくるという意味ではないそうなのですよ。お金はすべて「道」を回っておりまして、いわゆる“ルート”ですな、そこを回っている。(中略)あのお金っていうものは、実に頼りないものなんですよ。われこそはお金の王様でございという顔をしている一万円札もひとりでいるのは頼りないんです。「寂しいな」ってなもんです。ですから、財布の中に五、六枚の一万円札を入れておいても、「寂しいな」というもんですから、「どっか行こか?」「そうだね」って言ってどこかへ行ってしまう。ですから、財布を開けたとき「あれ? もうないの?」ということになる、とこういうわけですな。それなら、そのお金たちはどこへ行くかというと、もっとお金を持っている人のところへやって行く。そういう人のところに集まってくる、とこういうわけです。」引用が長すぎたけれど、すごいでしょ!!道理で、バースくんが財布を開けたら「寂しいよぉー」とお札がバタバタと飛んでいってしまうわけだ。
ともかくそういったわけで、お金はよく言われるように、あるところにはあるのだ。先日来より騒いでいた「女性手帳」の一件。うやむやにあれは引き下げられたけれど、あれについていた予算はそのままたっぷりと残っているはずだ。ボクが心配するのはそこ。寂しがり屋のお金の吹き溜まりの行政予算!!手帳案はなくなっても、またまた見当はずれの案が提出されるのではないかと思うと、なんだかうそら寒いやら、情けないやら。どうしてもっと寂しがり屋の大量のお金を上手に使えないのだろうか。行政予算にも困ったものだけれど、サギ師の手元に飛んでいく寂しがり屋には、もっと困る。その話はまた日を改めて鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

放物線の先

2013年05月28日 | Weblog
申し訳ないことだけれど電話の受話器を耳から少し放して、相手の声が微妙に素通りしていくように工夫をする。今日も今日とて開口一番「バースくん!!それは仕事になっていない。間違っている」の全否定。ところがこの話、実は全否定どころか相手が自分の立場を上位に持っていく手段で、ぐるっとまわってきたら作業も結論も変わらないのだ。その意見は、その考えは自分が出したものだということにしたいだけの攻撃的物言いなのだ。近頃はそれがわかって、ボクは聞き流すことにしているし、この場合立場の上下関係はないと理解しているので、ひたすら先方の暴言が頭の上を通り越していくのを待つばかりだ。
でも心の中ではつぶやいている。最終的には二人でこの仕事を完了させなければならないわけだし、どんなに毒づいてもやらなければならないことは決まっているのだ。そうやって聞き捨てならぬほどの言い放ったことの数々の後始末を、これからどうやってつけていくつもりなのか。口に出してしまったことは放物線を描いてやがて着地点に到達する。そこにあるものは何なのか。ボクにはよい落とし所が見えないけれど…。
橋下さんが外人記者を相手に2時間しゃべったというニュース。その中身はと言えば、ボクは余計に市長ご自身の人間性を悪く取られてしまったように思う。これは謝るけれどバーターでこれは譲れないとか、言った言わないまでの言及は、すればするほどご自身の人間性そのものが問われているところにお気付きなのかどうか、多分賢明な方でわかった上でのご発言なのだろう。だったら問題提起という放物線の先はどのように考えておられるのか、そこが見たい。
物を投げれば、放物線を描いてやがて落ちる。着地点、落とし所の見極めこそが仕事のポイントなのだよ!!そろそろバースくん全否定はやめてもらえないかなぁー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

勝てば官軍

2013年05月27日 | Weblog
さて月曜日、バースくんの昨日の結果を気にかけてくださる方もあるのではないかと、早速ダビーの話へ。結論から言えば、勝ちました。キズナの後方より一気のレース展開には少しドキドキしましたが、ラストに武豊の気迫のようなものを乗せたのが印象的なレースでした。
終わってみれば、武豊は第80回という節目のダービーで、自身も5回目のタイトルとなるという乗り手のドラマから、キズナの父は何を隠そうあのディープインパクトだなんて血統重視ファンまでも納得させ、よく乾いた芝で先行馬が行った行ったで後方から仕掛けるのは難しいだろうといわれたのに、後方から差すという文句なしの格好のいいレースでした。
でもボクがキズナに投票した根拠は、少し違ったところにありました。それは父がデイープだからではなく、姉がファレノプシスだったから買ったのです。大好きだったファレノの弟、ポイントはそこでした。思いを巡らせればファレノの従兄はビワハヤヒデにナリタブライアン、やっぱり競馬は血のレースなのかもしれない。勝てば官軍、なんとでも語れます。
そうそう勝てば官軍は、NHK大河「八重の桜」。あれって綾瀬はるかがヒロインのドラマだよね。なのに昨日もほとんど出てこないっていうのはどういうこと?!!ストーリーはちょうど負ければ賊軍っていうところだったけど、綾瀬が見たかったボクは不完全燃焼。冒頭で工藤さんちの息子さんは死んじゃうしね(えっ?工藤さんちって?)野球のピッチャーだった工藤公康さん!
おーそうだ!!野球といえば、藤浪は大谷には打たれたけれど、ゲームには勝ったね!!勝てば官軍、大谷もすばらしい選手だね、とボクは心から拍手を送ることができました(バースくんの器ってちっちゃい!!)鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

1/7197 (ドラマは5/80?!)

2013年05月24日 | Weblog
言わずもかな今週末は「第80回日本ダービー」だ。そして同時に、このまま上手くいくと甲子園では藤浪対大谷のゲームとなる。まあなんて忙しいんでしょっ!!楽しみだ。
さてダービー、ボクはこのレースに思い出は多いけれど馬券の相性は悪い。すっきりと勝った記憶があまりないのだ。でもやっぱり競馬ファンにとって「ダービー」は別格、テレビCMにも力が入ってるな!と感心する。
1つ目のCM。2007年女の子なのに「ダービー」というレースを選択してゴールを駆け抜けたウオッカ!!の映像をバックにナレーション「一生に一度の栄光へ」が流れる。ウーン、それだけでバースくんは、ちよっと手に汗を握る。出てこい!!駆けてこい!!強い馬!!
2つ目のCM。ダービー馬の名前が歴代順に画面左端をロールアップで流れる。50代中盤あたりからから覚えのある懐かしい名前が続く。今年が第80回、ボクの競馬歴も長くなった。今年はどの馬がダービーという冠をつけるのか。
3つ目のCM。「努力か?才能か?運か?その全てか?勝つのはただ一頭、1/7197!!」のナレーションが熱い!!そう、どんなレースも勝つのは一頭だけ!!だから競馬は面白い!!
薫風吹き渡る芝を3歳のサラブレットが駆け抜ける!!どんなドラマが生まれるのだろう。(おバカだねぇー、3本のCMだけで、まんまとその気になっているバースくんって)バカで結構!!ゴール前、ドドドッと突っ込んでくる馬たちを見飽きることはないよ!!さあ張り切って予想だ!!(その前にお仕事ね!)了解!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

原点は体育館

2013年05月23日 | Weblog
歌舞伎、長唄、能、狂言、文楽、果ては、落語・講談・浪花節など日本の伝統芸能をボクが幅広く好むのは、何も父親の下手な謡曲を聞かされて育ったからではない。(学生時代、観世流の末席に置いて頂き、父親を超える下手な謡曲と仕舞いをやっていたことは大きな声では言えない)
ニュースで茂山千作翁のご逝去を知る。それで、やっぱりバースくんの伝統芸能好きの原点は、中学生のときの体育館にあったなと再認識をした。
ネットのニュースで翁の略歴の下りに「戦後は狂言の場がなく苦労しながら知人の紹介で学校を巡演。これが後に狂言普及の基礎を作った」とあり、わけもなく少しばかり胸が熱くなった。まさしくその学校巡演を、ボクは観たのだ。はじめて間近に見た狂言の舞台は、いま一つわからないながらも、そのライブ感と笑いでとても楽しい思い出となった。記事にあったとおり、普及ということにおいてあんなに効果的なことはなかったと思う。今のようにテレビのチャンネルがたくさんあるわけでもなく、何の知識もない子供のボクにとっては、狂言は初めて観る新鮮な舞台だった。
93歳の大往生、訃報のお写真にいろいろな舞台姿を思い出す。ボクが観たのは「素袍落」や「萩大名」だ。大きな涙袋のお顔の破顔一笑!!太郎冠者が舞台で跳ねている。
お豆腐狂言の茂山家は隆盛だ。あちらからどうぞ「ハーッハーッハッ」とお決まりの型の笑い声でもって、御一族をお守りください。
楽しい舞台をありがとうございました。伝統芸能の楽しさを教えてくださったことに感謝します。合掌鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

2時間30分

2013年05月22日 | Weblog
昨日の夜、#居酒屋の面子の話から、将棋名人戦第4局の初日の詳細を知る。なんと封じ手前、羽生は2時間30分の大長考に沈んだというのだ。2時間30分!!先日テレビで渡辺明竜王のインタビューを見ていたら、竜王は「1時間半ぐらい考えることもありますよ」と言って聞き手を驚かせていたが、まあ記録としては5時間というのがあるらしい。でも、でもだ。2日間に渡る対局で、各自持ち時間は9時間。この時間配分にも棋士は細心の注意を払っているから、初日で、封じ手前での大長考ということであれば、羽生はとんでもない秘策を考え、その検証をずっとしていたのかもしれない。
それにしても2時間半考え続けるということを想像するだけで、バースくんはもう目が回ってクルクルパー状態になる。一点に深く物事を考えるということが出来る人に、強烈に引きつけられる。ボクの人生、一度でも大長考に沈むということがあっただろうか。いや、ないっ!!
仕事は3秒ルールを心がけているので、問題を一人で抱え込む状況には陥らない。毎月頭を悩ます資金繰りだって「あるだけしかないのであるようにする」「無い袖は振れない」等の鉄則の下では、長考の必要はさらさらない。即断即決だ、それにボクの悪い癖。考えなければならなくなると、その直前で「はいお終い!!」とシャッターを下ろす。考えるということから敵前逃亡を図る。はぁーそれにしても2時間半。羽生さんの頭の中身が見てみたい!!
そしてこの大長考に泣かされたのは、テレビの中継だろう。名人戦は封じ手前の一時間ほどを生中継する。ということは、昨日は生中継の間、一手も盤上は動かなかったということ。さぞかし解説者の方にはご苦労があったこととしのばれる。あーでもそんな中継も見てみたかったかも…。
さあ2日目、大長考の向こうに待っているものは何だろう鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

あとさき

2013年05月21日 | Weblog
朝刊のテレビ番組表に「秩父山中 花のあとさき」のオンエアを知る。アンコール放送で朝の9:00~とある。出社して早速にテレビをつける。もう20年近くも前の番組。そしてボク自身も、もう何度見たかもわからないぐらい繰り返し見た番組だ。テレビっ子バースくんの好きな番組ベスト10には、このドキュメンタリーの続編ともいえる「秩父山中 花のあとさき ムツばあさんの秋」がかなりの上位に入っている。
先祖代々から受け継いできた土地を、段々畑を閉じるにあたりすべてを自然にお返ししようと、老夫婦がこつこつと花を植えてゆくという話と、そのまわりに暮らす村の人々と季節の移り変わりを映したもの。何がどこがいいのかと問われると、ちょっと答えに詰まるほど、つかみどころのないほどの大きな人の人間の営みのあたたかさや、自然の豊穣さを感じる素晴らしい番組だ。
今この番組をつけたまま仕事をしていると、とにかく元気を出して今日もがんばろうと言う気になる。(気になる方はPCでNHKのアーカイブを検索して見てください。損はさせませんよ)
というわけで、当社でもまた「2013田んぼのあとさき」がスタートしました。今年は「こしひかり」だそうですよ!!時折ノマップ鳥取をクリック!!スクロールで下の方へ行ってフェイスプックをクリック!!してください。どなたでも見ることができます。日本よい国、お米の国!!を実感してください。鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

ボン、ボン、凡!!

2013年05月20日 | Weblog
こんなに愕然としたのはいつ以来だろう。多分前回、愕然として以来のことだろう。あまりのことに一瞬頭の中が白くなって貧血を起こしたのではないかと思ったけれど、バースくんの貧血は世界が銀色に代わるタイプなので、あーまさしくこれは「血の気が引く」ということだなと実感した。
今朝の出勤のバスの中、行程は1/3行った当りだった。あれ?!カバンがない!!って言うか、カバンを持ってこなかった?!仕事の資料も、お昼用に作ったサンドイッチも、新聞も、何もかもゼーーーンブ、家に置いてきてしまった!!一体ボクは何をやっているのか。持っているのは、定期とスマホトとハンカチと財布の類だけ。一体ボクは何をしに行くのに玄関を出たのかわかっていたのか、そんなに仕事に行くのがイヤだったか…。もうあまりの凡ミスに、全身の力が抜けた。
さあどうする?!とにかくあのカバンがなければ仕事にはならない。次の停留所で降りることにした。さてここ鳥取は言うまでもなく都会ではない。道路の向こう側に回って引き返すバスが早速にくるはずもなく、ボクはトボトボ自宅へ徒歩で帰った。「遠くて近きは男女の仲、近くて遠いは田舎の道」をつぶやきながら。
それにしても今日は日が悪かった。家の庭に植木屋さんが入って下さる日で、出がけに「いってらっしゃい」と送ってもらったばかり。反対方向から帰ってきたボクを木の上から見つけた職人さん「おや、どうしました?」と目を白黒。はははとボクは寂しく笑って「忘れ物をしました」と白状。あー情けない!!痛恨のボン、ボン、凡ミス!!
せっかく晴れた気持ちの良い5月の月曜だというのに、なにやってんだか…。今一度仕切り直して、エンジンかけよう!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取