どこまで

帰りのバスを待っていたら、4車線道路の向こう側から白いフワフワとしたものが風に乗ってこちらに飛んで来る。鳥の羽?ゴミ?

それにしては動きが微妙だった。ふわりと浮いては沈みまた浮かびながらゆるい風に乗って動いている。いよいよバースくんに近づいてきたら

それはタンポポの綿毛の親玉のような、大きな何かの植物の種のようだった。妙に感心させられる。どこまでこれは飛んでいくのだろう。

いい着地点があればいいのだけどと思いながら目をこすった。目がかゆい、あっ?風にに飛ぶ!!といえばもうブタクサが始まったのか……。

夜、ボクに負けない強力な雨男、青柳が先発のナイター。もう笑うしかなかった。ゲーム開始時に雨ザーザー降って来て、

天を仰いだ青柳のせつなそうな顔、それからの好投、勝ったけれど君に勝ちがつかなかつたのは残念だった。残念と言えば

グリコのカフェオレが値上げをするという。エーーッと一人で騒いでみる。もう何年もちっとも飲んだことのないくせにがっかりする。

というのも20代のころ、3か月近く病院の白い天井を見上げながら暮らしたことがある。

その当時、毎日売店でグリコのカフェオレを1本買うのが本当に楽しみだった。それを持って、夜外来の待合ロビーでテレビを観るのが定番で。

値上げと聞いてすっかり忘れていたあの頃を思い出した。観ていた番組まで思い出した。味の記憶ってすごい!!

それにしても値上げの嵐はどこまでいくのだろうか。本番は10月明日からだとも聞こえてくる。

ヒィーッ助けて～鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

気を揉む

さっきラジオから矢沢永吉の♬イエス　マイラブ♬が流れていた。ここは♬ひき潮♪あたりが聞きたかったけれど、そう上手く事は運ばない。

そして曲終わりにアナウンサーが「今日は8月30日、や・ざ・わの日なのでこの曲をかけてみました」とアハハ、やざわの日?!

それでなくともバースくんは、その曲前に流れていたニュースに気を揉んでいたのだ。

アメリカのエンゼルスの球団売却での去就をふくめ、大谷のこれからの彼の野球人生を占うという内容で耳を澄ましていたのだった。

一昨日友人がスーパーで、おじさん二人が阪神の野球の試合運びから人事まであまりに熱く語るものだから、

思わず君らはオーナーかと突っ込みたくなったと言うので、ならばボクはさしずめ球団社長だとつまらぬ冗談を言い合ったばかりだった。

とにかくボクが気を揉んだところでどうにかなる話ではないんだけれど、大谷選手にとって一番よい形になることを切に願うばかりだ。

それに、これまたボクがどうにかなるものでもないのだけれど気を揉む案件があと２つもある。

一つは再放送されているドラマ「芋たこなんきん」の中、かもかのおっちゃんが倒れて今日は全編手術中という展開、

ボクも登場人物と一緒になって待合室の長椅子に座って容体を心配し、ずっと気を揉んでいた(バカ!!ドラマだよ、お話、物語!!)そうなんだけど……

残る一つは、アルテミス計画の第一弾ロケットが打ち上げ中止になったこと。「おもてなし」の運命やいかに!!

昨夜はそのニュースを観て、眠るときまで眠れなかったよ(すぐ寝たということね)

とまあいろいろあるんだけれど、まずは自分の仕事に気を揉めということですね、わかっています。

今日も元気に出発進行です鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

おもてなし

夏競馬もいよいよ終盤戦に入った。気温が少し下がった気持ちのよい日曜の午後、久しぶりにべったりと競馬を観る。

小倉も新潟も札幌、どこも秋の空で八月の残り少ない日数を実感させた。とにかく爽やかだ。

平場のレースの中に、それはもう見事な先行逃げ切りで勝つという展開があり興奮した。基本先行逃げ切りは無茶と相場が決まっている。

こうしてたまにすっきりと先行逃げ切りを決められると、あー勢いだけで突っ走るのもありなんだなぁーとつくづく思い直す。　

世の中は神経を逆なでされたり、ヒリヒリさせられたり、一つもいいことがないように思えることが多いけれど、

それでもバースくんは休日に競馬を野球を読書を楽しんで呑気に暮らすことが出来ている。有難いことだと思う。

そんな気持ちがササクレるばかりのニュースの中に、日本の小型探査機「おもてなし」が29日打ち上げられるとあり、ムムムと見る。

科学的な説明がいろいろあったけれど、ちょっとボクには荷が重すぎて意味不明だった。

でもとにかく小包みたいに小さい衛星が月面着陸するということらしい。それで思い出したこと。

先日テレビでポルノグラフィティの「アポロ」がかかっていて、毎度のことながら一人でツッコミを入れた。

♬ぼくらの生まれてくるずっとずっと前には　もうアポロ11号は月に行っていたというのに～♪という歌の頭に

「ボクは生まれていて、テレビ中継見てました～」と相づち、いやそれはいいんだけど……

どうして名前が「おもてなし」なんだろうとGoogle先生に聞いてびっくり!例の手を合わせる方ではなく

Outstanding Moon exploration TEchnologiesdemonstrated by NAno Semi-Hard Impactorの頭文字を拾ったという、ふへーっ失礼しました。

余計意味不明になったけどね鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

弥次郎兵衛

我ながら感心するというか、もう呆れるというか、ため息をつくことしかできない。

何年経っても、何十年経っても同じところでつまずく。同じことを繰り返す。どうにかならないものだろうかと肩が落ちる。

性分だからとか、三つ子の魂百までだとか、一生変わらないだとか、言い訳にしたい語彙だけは手に余るほど持っている。

わかっていたなら打つ手があっただろうということなのだけれど、いつも打つ手、それ以前の問題でまず動かないのだ。

とにかく動けよとの声も聞こえるけれど、動かないのだ。頑としてバースくんは動かないのだ?!(だから動けよ!!)

動かないことは停滞ではなく後退だということも了解して、なお動かないのがボクなのだから仕方ない(仕方ないで済ませるな!!)

それでも昨日、友人の子供、小学校4年生の男の子が「バースくんのこと大好きだー」と言ってくれて

もうそれだけですべてが報われた気分になるという単純さ、じゅんさいさ、ペロッと舌まで出しそうだ。

なんのことはない、ジュースとアイスで買収したようなものなんだけど、ハハハ。

放り出してしまいたいと思う気持ちと、まずはとにかく一つづつやるという気構えとそれは弥次郎兵衛でなんとかバランスをとってボクは立っている。

最初に言った呆れると感心するも弥次郎兵衛……、ゆらゆら揺れても支点から外れることなく何とか立っている。

というわけで例のセリフを拝借です「落ち込んだりもしたけれどボクは元気です」

ではでは、エンジン全開今日も元気に出発進行です鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

すこぶる

すこぶる機嫌の悪い事務所のパソコン。つまりは今現在キーを打っているこれ!!君のことだよ!!

どうにも動きがべらぼうに遅いことと、記憶を一日で失ってしまうこと!!

「この番号を記憶しておくか」「次回からログイン状態のままで」とか君が親切でそう言ってくれるから「うん」とお願いしているぢゃないか。

それが一日が終わってパソコンを落として、カラスかぁーで夜が明けて再び君を立ち上げたら、

「はっ?!バースくんってどなた?パスワードを入れてくれないとわからないよー」って……、あんまりぢゃないか!!

もう何日君に振り回されていることか!!ボクはもうお手上げです。なのでプロに来てもらうからね、困らせるんぢゃないよ、これ以上!!

というわけで、ここまで入力するのがいっぱいいっぱい、助っ人の登場を待つ朝です。

ワァーン!!パソコンが上手く動かないとホント困る～鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

処暑すぎて

今朝にわかにバスの乗車率が上がる。大学生、高校生と学生さんが戻って来たからだ。みんな何とも爽やかに改まった感じでよかった。

あー夏が終わるのだなぁーとしみじみ、あっという間の一夏だった。ここで見上げる空は高くとなればいいんだけれど

今日はあいにくの曇り空、天気予報も雨がパラパラの見通しとのこと。ただ暑さもましになるそうだから許そう(何を誰を?)

そしてバースくんもここいらで気持ちを定める。物事に一喜一憂をしない!!ジェットコースター気分には陥らないことと戒める。

お天気屋で人様に嫌な思いをさせるのは言語道断、顔色を隠す術はどうにか身についたように思う今日この頃だけれど

胸の内、自己の中での気分の上げ下げはなかなかコントロールすることが難しい!!

(あっ!わかった。難しそうにそれっぽく言っているけれど要は昨日阪神が負けたというだけの話じゃないの、そうでしょ!!)

どうしてそう身も蓋もない話にしてしまうかなぁー、まあそうなんだけどへへへ。

連敗のあとの連勝で期待は膨らむだけ膨らんでいたわけじゃない、それがやっぱりというか続かないんだよねわがチームは凹

処暑も過ぎて、残りのゲーム数やら何やらを計算しても巻き直すなら今しかないわけ、というか時すでに遅しの感はあるけれど

まあでもとにかく一つ一つ勝っていくしかないわけでしょう、それがまあガックリで。既定路線といえば既定路線でもあるのだけれど。

だからもう一喜一憂はしないと心定めておかないとね、こっちまでばててしまうわけ。これは仕事の上でもそうなんだよね実は。

だから今日も変わらず、エンジン全開元気に出発進行するしかないのです鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

 

どんぶらこ

昨夜の丑三つ時「警察を呼ぶぞ!!」という大きな自分の声で目が覚めた。何があった?差し迫った状況の現場に直面していたのだろう……

けれどさっぱり夢の内容は覚えていない。熱帯夜のせいだ!!深い?!謎を抱えたまま一日がまた始まった。謎だらけだ。

同じく昨日のこと、帰宅したらポストに宅配の荷物が入っていた。スマホには不在通知メールが来ていたというのに。

いやそもそも不在通知がおかしいとは思っていたのだ。10㎝にも満たない重さ10gに満たない商品がどんな梱包でやってくるのか、

必ずポスト投函と考えるのが普通だろう、それも１コインの商品なのに送料無料なのだから、で結論ポストに入っていた。

災いに限らず、人でも事件でもなんでも物事というのは必ず忘れたころにやって来る。この荷物もしばらくすっかれ忘れていた。

何せ発注したのが8月8日のこと、途中気になって荷物を追跡したら中国からやってくるらしいとのことでびっくり!

先週金曜、ふと思い出してもう一度追跡をかけたら「通関手続中」と出て、あー船からコンテナは降りたんだなと思っていた。

ところが土曜日も日曜日も荷物はずっと「通関手続中」と表示のまま、どれだけ手間取るんだともうあきれそしてすっかり忘れた。

それがいきなりの到着。しげしげと15㎝四方にも満たない包みを見て、何だか申しわけないやら、ちょとした不気味さやらで変な気持ちになった。

恐る恐る封をあけ、めでたくバースくんは希望の品を手にしましたとさ。どんぶらことやってきた商品は無傷でモウマンタイでした。

まさか中国からやってくるとは思っていなかった荷物、海外便はしばらくご勘弁願いたい鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

顎を上げる

大連敗のあとに阪神が連勝したからと言って、あろうことかオレンジ色に3連勝したからといってバースくんの顎が上がるわけではない。

意気揚々となると必ずペシャンコにしてくれるのが我が最愛のチームなのだ。それに顎を上げて誇らしげにする姿は上品とは言えない。

ずーっと長い間思っていたことがあった。どうして年嵩の人は、手に物がつかないというか落としたり壊したりするするのだろう。

どうして食事をするとむせたり、つっかえたり、詰まらしたりするのだろう。そして何よりなんであんなに意固地になるのだろうと。

そうそう、その話はもう何度目というほど同じ話を繰り返し話すというのもある。これがびっくり!!ボクは今これらすべてが当てはまる。

ハハハ、笑いごとではないけれど、加齢というものだからもうしょうがない、笑うしかないと腹をくくるのであーる。

ただ、身体的物理的なことで悪影響を及ぼしそうなことについては改善策を講じなければならないと思っている。

それは例えば、薬を飲むときによくむせるということだったりする。とにかく中々のどに通らないし、下手をすると気管に水を入れてしまう。

嚥下能力が衰えているのだろうけれど、これは何とかせねばと考えるようになった。そして気が付く。

以前はこんなに顎をそらして、顎を上げて飲むということがなかったということに。

腰に手を当て喉をのけぞらせて飲むのは、お風呂屋のフルーツ牛乳かオロナミンがリポビタンだけではないか(違うと思うよ)

そこで方向転換をした。顎を引いて、どちらかというとややうつむき加減に薬を飲むようにした。上げるのは水のグラスの底の方だ。

まあなんということでしょう。すっと上手くいくではありませんか!!

この解決方法、実はドラマの中で俳優がすっきりと薬を飲んでいるシーンから学びましたとさ鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

親兄弟さえ

夏休みに入る直前のこと、「ご相談を」ということで「初めまして」と名乗られる方が来社された。

社長と同席でお話を伺う。伺ってはいたのだが、バースくんどうしても気になることがあってお話が右から左に流れてしまう。

30分ほどだっただろうか「それではよろしく」と事務所のドアを閉め帰られた。足音が遠のく……。ボクは開口一番

「あの人どこかで会ったことがある」とうめくように言った。「そうか?初めましてだろう。うん?あれ?!違うか」と社長も首をかしげる。

取りあえず、どなただったか思い出すことを宿題にして休みに入った。休暇初日にボクは思わず膝を打った。あの人だ!!

それは昔むかーし、ある大きなイベントに携わったときのメンバーの中におられた人だと言う結論。

あースッキリ向こうは覚えておいでではないようだけれど、ということでそのことはすっかり忘れてしまっていた。

そして昨日、社長が突然思い出したように「あの例の人、ほら昔のあのイベントで」と話し始めてびっくり仰天!!

ボクが食いつくように「そうですよね、あのときのメンバーの中におられたましたよね」と言うと

「違う、違う!!そっくりの人がいたのを思い出したんだよ。バースくんはあの人とカン違いしているんだよ。どう考えても先日の方はご新規」

というわけで世の中には瓜二つの人がいるものだと、また改めて感心してしまったという話。

「でも本当によく似ている。あのときの方はもう亡くなっているけどね」と社長の話は続いた。瓜二つ伝説はこうして何年かに一度巡って来る。

ボクのこの伝説の一番強力なのは、旅先の京都で見かけた人がきょうだいにそっくりだった件。一緒にいた両親までが息をのむほどそっくりだった。

さてボクに似た人は今どこで何をしているのだろう鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ

穏やかに懐かしく手を合わせる

昨日ネットニュースでその訃報を知った。「タイキシャトル死す、28歳」一瞬息をのんでから「そうかぁー」と大きく息をついた。

記事を読むと「老衰による心不全」とのこと、いわゆる大往生だったと思われる。お疲れ様でした。

この馬は1998年にJRA賞年度代表馬をはじめとして、数多くのタイトルを獲っている。

バースくんがいくら長年の競馬ファンだからと言って、各年の年度代表馬をすべて覚えているわけではない。

この1998年はボクにとっても特筆すべきことがあった年なのでとてもよく覚えているのだ。

タイキはこの年の5月16日土曜日京王杯でレコード勝ちをしている。ボクは翌日の競馬新聞でそれを知った。

そう翌17日はNHKマイルカップでエルコンドルパサーが勝っている。月をまたいで6月7日のダービーではスペシャルウィークが優勝している。

そんなメンツの中、年度代表馬となった馬がタイキシャトルだ。ちなみに今でも1998年世代の馬は「黄金世代」と呼ばれている。

重ねて言うけれど、ボクはこれまでのレース結果をすべて覚えているわけではない。ただこの1998年の5月と6月だけは克明に観ていたのだ。

病室の白い天井を見上げてばかりの日々に週末の競馬中継はとても楽しみだったから。フフフ、穴があくほど競馬新聞を読みこんだのもあのとき。

競走馬の中にはレース途中で亡くなるものもいる。予後不良で安楽死の道をたどった馬もいる。

それを思うと天寿を全うしたタイキシャトルには、只々穏やかに懐かしく手を合わせるのみだ。本当にお疲れ様でした。

きっと岡部さんも同じ気持ちでおられるような気がしている鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ