バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

来る年もまた

2019年12月27日 | Weblog
(バースくん!何やってるの、きちんとご挨拶してくださいよ。今日は仕事納めですよ)
ゴメン、ちょっと待って。今朝ね、昨日の夜の残りのシチューを温め直して食べたんだよ。
おいしかったのはいいんだけど、お皿に入れてから黒コショウをたっぷり振りかけたんだよね。
これが大失敗!!後付けだから馴染まなくて喉にぺったりコショウが貼り付いて、咳こむ咳こむ。今ちょっと声が出にくいんだよ。
ゴホンゴホン、うん大丈夫行きます。

「今年も無事仕事納めの日を迎えられましたのは、皆さまの日頃のご愛顧の賜物です。多大なるご厚情に改めまして厚く御礼申し上げます。
例年は一年がリニアモーターカー以上のスピードで過ぎてゆくのですが、今年は幸いなことに良くも悪くも印象に残ることが多く、常よりは長い一年でした。
有難いことだと思っています。
取り巻く状況はいろいろ厳しいこともありますが、三食美味しくご飯を頂いて手足を伸ばして眠れているのだから、これですべて良しということにしています。
皆さまのこの一年はいかがでしたでしょうか。どうぞ来る年もまた、皆さまにおかれましては健やかに、良いことがたくさんありますように祈念しております。
ボクもまたなお一層の精進をいたしまして、頑張る所存でございます。
重ねまして、一年本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします」

これでいい?!(コラッ、下げる頭は早く上げる頭は遅くでしょう。やっつけ仕事みたいなマネはしない!!)はぁーい!!
ニュースを見ていると、こわいことや不安になることばかりだけれど、日々の暮らしにあっては、人はそうそう捨てたものではないなと思うことも間々あります。
未来は明るいと信じるのが正しい!!

こちらは1月6日にまたお目にかかります。どうぞよいお年をお迎えください鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

それをバースくんに聞きますか……

2019年12月26日 | Weblog
青年は真摯な目でボクを見つめ、しみじみとため息さえつかんばかりに言った。
「どうしたらイライラせずに済んだり、短気を起こさないでいられるんでしょうかねー」
言われたボクは目が点!!それをバースくんに聞きますか……、えっ正気?大丈夫、君がたずねているのはこのボクだよ。
それでもボクは真正面から彼に答えたいと思った。君の年齢の倍以上ご飯を食べて来たのだから、その義務はあるだろう。
「うーん、はっきりと言おう。ボクに限っては未だ瞬間湯沸かし器と言われ、すぐにイライラするし短気も起こす。さらに悪い?!ことには、もうこの性質は治らないんだなとあきらめてさえいるところがある」
青年は、へっ?!という顔をしてボクを見た。
「だからぁーどれだけ歳喰っても性分だからねー、無理!!」
ただね、少し心がけていることはあるんだよと話を続けた。
イライラしたり短気を起こして、ケンカや八つ当たりや論争(こんな上等なことにはまずならないけどね)になったら、必ずそのあと自分自身がとてつもなく情けなくなって落ち込む。立ち上がれないほど凹。それだけは避けたいなぁーと思うようになった。
それにはどうするのか、この歳になってやっと苛立ちの言葉を手控えることだと学んだ。
いやいや結局はパァーパァーと芋ずる式にいろいろ言ってしまうのだけれど、どこかで自衛本能を働かせてつまんないことまでは言わないようにした。
そしてもう一つは、相手は同じ土俵にいないということを意識するようにしたことかな。相手は目の前にいないということ。拳は空を切るばかりだということ。
はぁーーっすごく偉そうにいったけれど、でもボクは日々何事につけイライラし、短気を起こしている。
青年よ、ごめん!!君の質問に的確な返事をボクは持たない、持たないどころか、ボクもその問いの答えが知りたいぐらいだよ。うへっーー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

サンタクロース

2019年12月25日 | Weblog
「おにいさん、足を組んで座るのはよくないよ」ご婦人は隣のテーブルに一人で座っていた男性に突然声をかけた。
「えっ、ワシ?!おにいさんってワシは73だよ」と白髪の人は驚いて答えると、足を組むのをやめた。
「私は93だよ!あんたなんかまだおにいさんだよ」と返す刀に、バースくんは思わず二人をまじまじと見てしまった。
昨日の午後、銀行に行った帰り道コーヒーショップで一息入れていたときのことだ。
ボクはちょうどお二人のテーブルに対して対面するところのテーブルに居た。
ご婦人の話は続く。
「足を組む癖があると体のバランスが崩れていろいろ痛い所が出てくるからね」
とても93歳に見えないかくしゃくとしたご婦人は、強烈なインパクトがある人だった。身なりも物言いも何もかも。
おにいさんと言われた男性は、まさしく鳩が豆鉄砲を食ったようになったあと、ご婦人を無視することに決めたようだった。
それでもお言葉はさらに続く。
「いい子にしていないと明日サンタクロースがやってこないよ」おじさんもボクも自分のカップに集中することにした。
ご婦人は自分の横に置いているきれいな30センチ四方ぐらいの箱を大切に撫でて
「私はいい子だから、サンタクロースがやってくるんだね。まあ歳だからね、サンタクロースの役も自分でやるんだけどね、ほほほ」
ボクたち二人は同時に今度はご婦人の顔を見た。するとご婦人はにっこり笑うと立ち上がって帰って行かれました。とても元気な足取りで、きれいな箱とともに。
それからおじさんはゆっくり足を組みコーヒーを飲み始めた。
ボクはと言えばご婦人の話された「サンタクロース」が、どうしてもカタカナの「サンタクロース」に思えなくて頭の中で必死に漢字変換をしていましたとさ。
「三太十字架」ウーンこれぢゃあちょっと無理ありかぁー
さて、みなさんにはサンタクロースがやってきましたか?鳥取のイベント情報 ジャングルズームノマップ鳥取

底荷

2019年12月24日 | Weblog
春に放送していた「平成万葉集」を再放送でやっと見ることができた。短歌を題材としたドキュメンタリーで90分×3本という大作、ここ3週間をかけて見終わる。
この国の短歌人口は100万人と言われているそうだ。その中から歌詠み人を選出し丁寧に取材、各地の日常の風景とともに番組は展開された。
年の瀬に「平成」の冠が付く番組を「ああ、今はもう令和という新しい時代なんだなぁー」というぼんやりとした感慨とも言えない思いで見始めたのが正直なところだった。
ところがどっこい、目の離せない素晴らしい番組だった。
どの人も、どの歌も、そこに大切に生きていることを、三十一文字でこぼれんばかりに物語っていて、何度か胸が熱くなった。
誰もが自分のいるところで懸命に生きていることを知る喜びと言えば大袈裟だろうけれど
「あーみんな一生懸命だなぁー」という思いほど、背中を押してくれるものはないなぁーとつくづく思った。
それなのに中国に出かけている我が国の偉い人の有り様と言えばなんだろうと、今朝のニュースにがっくりと肩を落とす。
安倍さんは何を守り、どこに向かって行っているのだろうか。少なくとも国民を市井の人を見ていないのは確かだなぁーと思う。
「都合のいい人」という表現があるが、日本は「都合のいい国」になっているんぢゃないだろうか。
「都合のいい国」は用無しになれば「はい、それまでよ!」という簡単なことがわからないわけではないだろう。
見ても何も感じないとは思うけれど、一度「平成万葉集」を安倍さんに観て頂きたいと思う。
みんな懸命に歩いているんだよね、それだけは絶対に忘れないで!!
番組の最後、短歌を自分の底荷にして生きていくという歌が出て来た。
底荷とは「船舶の積み荷が少ないときなど、重心を下げて転覆を防ぐために船底に積む砂・石・水など」ことを言うそうだ。
バースくんの底荷は何だろう……と考える朝、この国の底荷は何だろうと不安になる朝鳥取のイベント情報 ジャングルズームノマップ鳥取

いやいや、わかっていますけど

2019年12月23日 | Weblog
今朝バスを降りたら、雨が上がって間もない濡れた路面に、昨日の有馬記念のはずれ馬券がべったり貼り付くようにして捨てられていた。
思わずだれとも知れないその人の買い目をつくづくと見てしまう。
フフフ、だからいったぢゃないか……、馬券には「銀行」も「鉄板」もないんだよ。
バースくんお得意の後出しじゃんけんで申し訳ないけれど、勝負事に絶対はないんだよねぇー。
えっボクの結果?!そりゃあもちろん、がっちり頂きましたよ。でないと、朝からこれを話題になんかしない。
昨日は有馬記念のあと、夜も多忙?を極めた。
漫才とスケートの掛け持ちでテレビの前から離れられなかった。
漫才は、少々ショツキングだった。ボクのツボと視聴者や審査員のツボがことごとく噛み合わない。
時代遅れなのか、ボクの感性がおかしいのか、いずれにしても総合的に面白くなかった。やっぱりボクが変なんだろうなぁー。
スケートは宇野昌磨君の笑顔にホッとして、ミスの多かった羽生君に胸を痛めた。
羽生君もアーモンドアイも、結局疲れがたまっていたんだよ!!体は正直だなぁーとつくづく思う。
気持ちや技術では乗り切れない、厳然たる生物学的絶対的な疲労というもの。こわいねぇー。
早寝早起き、しっかり食べていきましょうねぇ(君はよく寝ているから大丈夫)
さて昨日は、新聞の集金も来られましたよ。暮れだから一週間早く来ましたとのこと。
うん、もう年末だね!!有馬も済んだ、スケートも観た、お餅は今度の日曜に配達してあげるとの電話もあった、落語の芝浜も聞いた。
あと何?!(あとは仕事ですよ!!月末までやることいっぱいあるでしょう)
いやいや、わかっていますけど、何となくね一年締まっちゃった感じがしたの、ごめんなさい。
はい気持ちを引き締め、今日もエンジン全開元気に出発進行いたしましょう!!鳥取のイベント情報 ジャングルズームノマップ鳥取

翻訳

2019年12月20日 | Weblog
「逮捕状が出たのに執行されず、起訴もされなかったのは、「上級国民」(日本語で質問)だからではないのですか?」昨日の夕方のニュースに驚く。
外国特派員協会で記者会見をした元TBSの山口さんへ投げかけられた質問だ。(日本語で質問)というところに、バースくんは深く考えさせられた。
記者の自国に、それに該当する言葉がなかったということだ。ボクだってこんな言葉を知った?作られたのを知ったのは今年に入ってからだもんね。
そしてもちろん逮捕状を執行しなかったことを今更に訝しいと思い、少し海外メディアのこの事件に関するものをネットで拾う。
大方国内とは随分違うだろうという予想はあったけれど、それをはるかに上回り、この件は日本とは全く違う様相を呈して報道されていた。
「総理大臣の力を借りたんじゃないですか?」自分の罪をもみ消してもらったのではないかということに質問が集中していた。
逆にこの外人記者たちの質問は、あまり日本語に翻訳されないというか、そこに触れないような気配さえ感じる。
誰が誰のためにどんな便宜を図る権力を持っているのか。国民皆が思い浮かぶ顔……、ため息しか出ないなぁー。
そんなこんなでそのニュースやら、有馬記念の枠順やらとネットでウロウロしていたら、氷川きよしのインタビュー記事を見つける。
先日彼がコンサートでQUEENの『ボヘミアン・ラプソディ』の日本語バージョンを初披露をしたというその一部をニュース動画で見て、うんなかなかと感心したばかりだった。
インタビューは、近頃とみにのびのびと自分らしくやっている彼の本音を上手に引き出していた。
デリケートで繊細な部分に触れるところは、聞き手が直球にならないように上手く翻訳するかのように質問していた。
とても読み応えのある記事で、申し訳ないけれど今日の日まで全く興味のなかった氷川きよし君に少しだけ興味がわいた。
通訳ぢゃなくて翻訳、いろいろ思った一日でした鳥取のイベント情報 ジャングルズームノマップ鳥取

ウィーク!!

2019年12月19日 | Weblog
やってきましたよ!!今年も押し詰まって参りました。
今度の日曜は、競馬「有馬記念」です。有馬ウィークなわけです。
もうオールドファンの域にどうやら入ってしまっているバースくんですが、やっぱり有馬記念はどこか特別でわくわくするものです。
長いつきあいですからね、友人たちもわかっているわけです、ボクが予想を口にしないこと。
じゃあそれで何も聞いてこないかと言えばそうでもなくて、あれこれと手の込んだことをして探りを入れてくるんですよね。
そもそも一年に一度、このときしか電話をかけてこない君!!
「元気だった?久しぶりに声を聞きたいと思ってね」って言うけど、続く言葉は「そういえば今週は有馬記念だねー」ではわかり過ぎでしょう。
いつもメール交換で仕事を進めているそこの君、わざわざスマホを鳴らしてくれなくてもいいんだよ。メールぢゃないと原稿も写真もわからないからね。
スマホに出たら「あっ!間違えた。えっバースくん?!元気?」と言った貴方、その手は何年か前にも使いましたよ。
でもなんだかんだ言ってもうれしいね、楽しいね。クリスマスカードや年賀状とおんなじことですよ。
お互いの一年の無事を確かめ、来年がいい年でありますようになんて言ってね、お馬さんのおかげです。
先週、来社していた青年に熱く競馬の魅力を語ったら一気に興味を持って「有馬記念、場外に買いに行きます」ときっぱり言って帰って行きました。
フフフ、青年よ!!もうこの沼からは抜けられないよー。また特別だからねぇー「有馬記念」は。
というわけで「有馬ウィーク」です。一年の締めくくり、どのお馬も元気に出走してくださいよ!!
お天気がよくなることを願っています!!
(でもまず仕事だよねー)そんなこと言われなくてもわかってる!!今やろうと思ったところ!!!!鳥取のイベント情報 ジャングルズームノマップ鳥取

としよりこども

2019年12月18日 | Weblog
ここ数年バースくんは役所関係に出かけたことがありませんでした。
ケンカをしてはいけないと周りの方々が代わりに行ってくださるという、ご厚意に甘えてやってきました。
でもやっぱり本人が行かないと、とても面倒くさいことになることが出来て昨日市役所に行ってきました。
市役所は先月新築移転したばかりで、勝手の分からないところに行く不安と、やはりどうしても抑えがたい戦闘モードをどこかに秘めつつ出かけました。
まず入り口がどこだかはっきりしない、暗い、案内板が少ない等々、建物の中に入るまでにすでにカチンときていました。
幹線道路に面した入口から入ったけれど、そこは「東入口」でした。一体正面入り口はどこにあるのやら。
嫌な思いをしたくなかったので、自分の欲しい書類の取り方をちゃんとネットで下調べをして行ったので、ボクは該当窓口まで一目散に行きました。
驚きましたね、レイアウトがまったく変わっていない。おかげで迷いもしませんでしたけれど、動線に優れているわけではないあのレイアウトをどうして続けるのでしょう。
なんですかね法律でもあるんでしょうか、市役所はこのレイアウトぢゃなきゃいけないとか(もうこの時点ですっごいケンカ腰になってるよねー)いや別にそんなこと……ゴホゴホッ
そして目指していた窓口に着きました。いつものことですが、だぁーれもそこにはいませんでした。
「お願いしまーす」と声をかけ、出てきて頂いたのは50歳凸凹の女性でした。こちらが欲しい書類を言うと
「はい、それではここにお名前を書いてくださいねー。書けますかお名前?そしてこちらに住所ですね。住所です、わかりますか?今住んでいるところですよ」
あまりのご丁寧な説明にボクが絶句したままでいると、説明は延々と続きました。
「ここの小さな□(四角)はチェック欄ですね。チェックってわかりますか?レの字、カタカナのレの字を入れてください」
不意に、えっ?!ボクは一体何者に見えているのだろうと気になり始めました。年寄り子供?!あーーっどっかよその国の人に見えたのか!!えっどこの人??鳥取のイベント情報サイトジャングルズームノマップ鳥取

ボクだけぢゃなかったーーー!!!

2019年12月17日 | Weblog
バースくんにはマイルールがある。
ひとつ、自分で出来る範囲のあらゆる手を尽くして中継を観ること。テレビ⇒ラジオ⇒ネットとにかく試合を追いかける。
ひとつ、ヒッティングマーチ及び応援歌は覚えている限り、出来うる限り声に出して歌う。
ひとつ、いい時も悪い時も独り言コメントを出す。「よしっ、よくやった」「何やっているんだ」どちらも言う。
ひとつ、卓上カレンダーに星取表を付ける。〇・×・引き分けが△で雨天中止は☔。何勝何敗かを常に把握している。
ひとつ、ホームランが出たら、応援バットを掲げて食卓を一周する。
以上が、阪神タイガースの野球を自宅で観戦するときのきまりだ。
昨夜「ストーリーズのぞき見ドキュメント 100カメ阪神タイガース・ファン」という番組を観た。
この夏甲子園で行われた阪神-巨人戦の日、許可を得て甲子園、街の居酒屋、お茶の間、タクシー、質屋などあらゆるところに小型の固定カメラを100台設置して撮影したものだった。
そこには熱い阪神ファンが様々に映し出されていた。
じっくり試合を観たいのにお客が来て気もそぞろに接客する質屋、スタンドでヤジを飛ばすのも一筋縄ではいかないこと、たまたまオレンジ色の軍手をしていた息子にそれは巨人の色だからやめろという父親、居酒屋のバイトの18歳の少年は生まれたときから阪神ファンだと豪語する。
なんと撮影日は珍しく?!勝ちゲームだった。狂喜乱舞のファンの様子、ライブでもないのにボクは本当に今ゲームが終了した気分で、ラッキーのぬいぐるみハンドパペットとともに「ウェーイ!!」をやってしまった。あはは
テレビでは、居間でテレビ観戦をしていたお母さんがいきなり振り返り一言「アレクサ!六甲おろしをかけて!!」と叫んでいた。わぁー欲しくなったよ!Alexa~~
うれしかった、とにかく安心した。ボクだけが一人ばかみたいなことをやっているんだと思っていた。みぃーんな馬鹿だった!!うれしかったー
そして「来年は優勝したいね」と思いながら眠りましたとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

地上指揮官

2019年12月16日 | Weblog
NHKの大河ドラマ「いだてん」昨夜が最終回だった。
視聴率が悪いだのなんだの、あまり評判は芳しくないようだったけれど、ボクはまずよかったと思うよ。
確かに最後までビートたけしは少々お粗末で頂けなかったけれど、切り取った時代もタイムリーでよかったんぢゃないかな。毎年戦国時代でちょんまげでもなかろうものに。
とか言いながらボクも惰性で見ていたところはあるけれど、でもラストまで見続けた。
そして先週と昨日の回には、ボクはその話になると必ず泣いてしまう「開会式のブールーインパルス」が取り上げられていて、力を入れて見ましたともさ。
前夜雨で飛行中止になると踏んだメンバーが酔いつぶれるほど酒を飲んだこと、当日まで一度も五輪を描くことに成功していなかったこと
知っている話だったけれど、ドラマにやっぱりドキドキさせられたのは脚本家の力だったかもしれない。
ただね、ボクが書いてほしかったのはあの飛行の地上指揮官の話だったんだなぁー。
ブルーインパルスがジャストのタイミングで競技場の上に現れるには、地上でそれを誘導する人がいたのだ。
その人は、スタジアムの天覧席のすぐそばの小さな通信室で無線一本であの航空ショーの指揮をとったのだ。
時間通りに進まないプログラム……、タイミングを計るのはさぞかし難しかっだろうと思う。
後にその人はインタビューで「実際は5秒遅れたけれど、それがよかった」と話しておられる。
バースくんが泣けるのは、その直前飛行機を招き入れる「君たちの空だ」という指示の言葉だ。
アメリカとの制空権の問題もあっただろう。そんなこんなの難しい壁を乗り越えて「君たちだけの空」なのだ。
ねっ、鼻の奥ツンとこない?!もう計り知れないことがあってのあの一瞬なのだ。
それは結局この一年の「いだてん」というドラマが描いていたこと。
どれもこれも、あれやこれや、そんなこんな全部を乗り越えてオリンピックという祭典が開かれたんだねー。
「田畑、よかったじゃんねぇー」鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取