小学6年生

「時下ますますご隆昌のこととお慶び申しあげます。平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。さて、当社は本日七月一日をもちまして開業11周年を迎えることができました。開業以来、ここまでこられましたのも、ひとえに皆様方のお引き立ての賜と心より感謝いたしております。今日から12年目に突入するというのに、相変わらずなにかと不行き届きの点が多く、皆様方に大変ご不便をおかけしていることも多々あること、毎度毎度反省いたしております…」
なとどあいさつ状のひな形にそってみて、しみじみとこの常套句のよくできていることに感心しきりです。実際みなさんのお力添えがなければ何もできないということを身をもって知った11年でした。それだけ周りの方々にお世話になっておきながら、何かしらのご迷惑を常にかけ、そのわりには「それで前進しているのかよ?!」というスピードでしか動いていないわが身の情けなさです。もうどんな言葉を尽くしても、今ここにある11年分の感謝は到底表せるものではありません。
常々「いろいろあるのが暮らしであり人生だ」なんて高邁な能書きをたれているわりには、ちょっとした事件でこの世の終わりかというドダバタ劇を演じ、一人であたふたと自分の尻尾を追うようなことをやってしまうバースくんです。今日も明日もきっと小さな事件が連発し、それをひとつひとつ何とかこなしてゆくしかないということを忘れずに、また今日という日を機会に気をひきしめてやってゆきたいと思います。
本日より12年目、生まれた子供なら小学校の6年生です。干支なら一回りすることになります。「もうちょっとしっかりしろよ!!」と一番思っているのはボク自身ですなんて言い訳をして、また新しい一年を重ねたいと思っております。
これからも何卒よろしくご愛顧のほどお願い申し上げまして、本日も出発進行!いたします鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取