バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

何を知る

2007年09月28日 | Weblog
昨日の昼前のニュースで、自宅の3軒先のお宅の若きご主人が交通事故で亡くなったことを知る。なんと事後現場は我が社の近所で複雑な思いだ。地域の行事にもさわやかに参加される人であった。けれどボクはその方の何を知っているというのだろうと、昨日の帰り道ドアに貼られた黒枠を見つめた。何も知らなくて当たり前だしそれでいいのだ。只ご冥福を祈るばかりだ。そんなことを思っていたらミャンマーで日本人新聞記者の長井氏が発砲を受け亡くなった。亡くなるまでカメラを手から離さなかったというニュースが流れているが、はてご本人はそんなニュースが報じられることを本当に望んでおられたのだろうか。長井さんが伝えたかったのは政権が市民に銃口を向けたことであり、ジャーナリスト魂を伝えてほしかったわけではないと思う。何も知らないということを知らそうとしてがんばっておられたのだということを、まずボクたちは知らなければならないんだろう。アウンサンスーチーさんが自転車に乗って京大に通っておられた姿を覚えている京都市民は多いという。長井さんのご冥福を祈りつつ、何を今知らなければならないのかとボクははたと考える。あの国に一番お金を持って行っている国は我が国であるということ、そんなことしかボクは知らない。 

いっそ・・・

2007年09月27日 | Weblog
♪あまい口づけ、遠い思い出~で始まる井上陽水の歌、あれは確か途中の歌詞が「ラジオからのさみしい、そして哀しい、いっそやさしいセレナーデ」ってなるんだよね。はぁー昨夜は十六夜の大きな月が昇り、ある挑戦をし続ける女友達の「背水の陣のあと川に落ちてもがんばるよ」のメールに妙に胸が熱くなり、小さくガッツポーズを決めたボク。昼間はまだまだ暑いけれど、やっぱり秋だ!!そしてボクも静かにラジオのスイッチを入れる。聞こえてくるのは「さみしい、そして哀しい、いっそ何やってるんだよーの阪神戦」絶句です。ここまでとは考えもしなかった。いっそもう清々しいかも。状況は必ず変わるからこのままではないけれど、でもねー、腹が立ったあとにはもう脱力感しかないわけで・・・。駄目だこんなことじゃ!!気を取り直して今夜も応援するけどね。でも頭の中は「いっそセレナーデ」がずっとリフレインしてるよ。(はいはいバースくん、たそがれてないで秋晴れのいい1日だよ!頑張ろう!)おー!(声が小さい!)おーっ!! 

橋が燃える

2007年09月26日 | Weblog
顔振りはほとんど変わらず閣僚が決まった。ただ鳥取県としては石破氏が防衛相となりちょっとした話題といえば話題だが、氏が自身の就任をテレビで知ったということの方が話のタネといえばタネかもしれない。それはともかく昨夜福田さんは「背水の陣の内閣」であると話しておられたが、絶体絶命の危機感と悲壮感よりは、何やらごそごそ御自分の思惑やらが先行してうれしくて若返えられたような気がするのはボクだけ?思うに「背水」という考え方は大らかだなと思う。英語でこの類義のことわざだと「橋が燃えちゃう」とか「ボートが燃えちゃう」とか「あとは壁しか相手がない」とスケールがちっちゃいような気がする。逆に背後に川ということは落ちても泳いで向こう岸に渡るという手もあり、絶体絶命でもないってこと?!!おーまだ奇跡は起こるってこと?!まあまあ国民としてはさっさと仕事にかかってくださいということしかないんですけど。(背水の陣といえばバースくん!)えっ?!何のこと、会社のこと?(いいえ仕事はもちろん頑張ってもらわなければいけませんが、ほら昨夜も横浜あたりで・・・)ギャーッ、そのことには触れないでー、川に落ちてしまってますから何とか向こう岸にたどりつきたいと思ってまーーす。 

かもめと虎と狸と狐

2007年09月25日 | Weblog
昨年映画館で観た「かもめ食堂」を、一年ぶりにCSで観た。やっぱり良かった。2回目はまた別のところに胸が温かくなり、しみじみと「まじめにマイペース」を守る幸せを教えてくれた。やっぱりこうなると現在公開中の「めがね」を観たくなるというのが人情というものだけれど、さて鳥取では公開されない。これは確実に「文化格差」だ。で「格差是正」を掲げている政府を顧みれば、福田狸翁がすました顔で急に若返り、麻生狐君も妙な気炎を上げて、安倍君はあんな記者会見をして余計に傷口を大きくしているような気がする。とにもかくにもまず君達は内部を「是正」せねばなるまい。そしてボクといえば、瀕死のトラを言葉もなくただただ3日間見守るしかなかったわけで・・・、いやはやかもめで多少は慰められたものの意気消沈の連休だった。でも状況は必ず変わる。現に新しい総裁が生まれ、また新しい展開をしていくだろう。それが良い展開か悪いものかは別の話。トラだってこのままであるはずがない!!ないだろう、うーん多分ないと思う。(あらまバースくん弱気だね)とにかくちょっぴり涼しくなってきたんだから、ネジを巻きなおしてやっていこう!!おぅ!! 

モード

2007年09月21日 | Weblog
暑い!!取りあえず暑い!!社長が帰社一番「暑い!!」というぐらいだから暑い。「暑さ寒さも彼岸まで」って、もうお彼岸に入っちゃったし・・・。こうなると何を着るかが朝一番の懸案事項だ。先日「何を着たらいいか迷う季節に着る服」というラインアップでアパレルががんばるなんていうのを聞いたけれど、うーんそれも微妙でしょ。結局時季が短いし、なんとか手持ちを着たり脱いだりなんてとこで落ち着いてモードにはならないんじゃないかなあー。モードといえば、今一番モードになるのは、高齢者向けのIT機器をおしゃれにすることだそうだ。見るからにお年寄り向けでは団塊の世代の人は手を出さないからだ。機能は高齢者向けでも見た目はデザイン性がよいというのが売れ筋になるという。なるほどうなづける話だ。でも今なんと言ってもモードな人は、「キャラって何?!」と笑顔で周りの人に尋ねている福田さん、あなただとボクは思うよ。(あれバースくんって福田さんを応援してるの?)いいえボクはどちらも応援していませんが、皮肉屋だったはずの福田さんがあれだけパフォーマンスをやったら、やっばり目を引くよー。暑いときにちょっとうっとしいモードだね 

どこかで聞こえる・・・

2007年09月20日 | Weblog
5年間愛用している「MP3タイマー付き録音ラジオ」の製造メーカーからお便り。長年使っているとバッテリー部分が熱くなり機材そのものが変形するおそれがあるので無料修理を致します、着払いでご送付くださいとのこと。おいおいそれは困ると至急に発送の準備をする。しっかりプチプチで巻く、危ないから一応二重にして佐川急便さんに頼む。ヨシ!!これで大丈夫だ!!安心をしてテレビを見ていたら、物流会社のCMが流れていた。中国のおもちゃ工場、ゼンマイ仕掛けのパンダのぬいぐるみを梱包出荷のときにお姉さんがネジを巻いて箱詰めする。そしてブーンと日本まで運ばれた荷物をおもむろに商社マンが開けたらまだパンダは踊っていたというコマーシャル。そこではたと気が付いた。ラジオのタイマー入れたまま送っちゃったよ!毎日の定時録音を設定しているから、その時間になると電源が入っちゃうー。(何時にONになるの?バースくん)朝の7時半、あーあ鳥取の放送局が設定してあるから多分電源が入ったら放送ではなく、ガーガーピーピーっていう音が聞こえると思う。あーあ、人騒がせなことしちゃった。配送センターかもしくはドライバーの方、どこからともなくかすかに聞こえる何の音?!ってことになっているでしょうが無視してください。20分ほどでおとなしくなります。何もありません。聞かなかったことにしてください。(でも大丈夫だよ。クッション2重に巻いたんでしょ。聞こえないよ)ウーンどうかなぁ、結構ボリュームも大きく設定してるんだ・・・。 

運ぶ

2007年09月19日 | Weblog
今朝玄関を出た瞬間何かスーッというか、かけそき気配のようなものは感じた。うーん感じたというか何かあった。そしてバスに乗って元気に出勤!!事務所に着いてかぶっていた帽子を脱いだ瞬間、今度は明らかにスーッという気配を感じた!!何?!何だよと身の周りを見る。ゲッ!!何てこった!!ボクは猫でもアリでもゾウでもペリカンでもないぞ!ボクは「バースくん」だ!!そうなんだバースくんなんだなボクは、運んでしまいました!大きな足を含めれば5センチはあろうかという大蜘蛛を・・・。どうやら庭にいた蜘蛛をボクは頭に乗っけて事務所にやってきたようだ。きれいな縞の入った大きな蜘蛛、ボクは寡黙に、しかししっかりと仕留めた。あーあ、昔おばあちゃんに言われていたのに殺しちゃったよ。「朝蜘蛛は殺さず懐に入れておけ」ってね。つまり蜘蛛は足が多い⇒おあしが多い⇒お金が多いってことで縁起がいいのだ。でも無理!!あんなでかいの洋服の中に入れたらどうなるんだよー、ギャーッ!!朝から殺生しました、ごめんなさい。南無阿弥陀仏、でもどうぞお金にはご縁がありますように!! 

見た?見た!見たぁーー!!

2007年09月18日 | Weblog
やりました阪神の赤星くん、激走のホームインです。あとで聞けば最初は盗塁を狙っていたとか。けれど目の端にシーツの打球の落ちるところを見極めた瞬間、スイッチが入ったんだね、止まらない、走る走る走る!!!ボクはもうテレビ桟敷で固まってしまって声もでなかった。そしてヒーローインタビュー「楽しんでやっているからここにいる(優勝争い)」と選手会長の彼は誇らしげに言った。そうなんだよなぁー、自分のやるべきことが楽しいということほどすごいことはないわけだ。引き換えニュースをみるたびに保身のためにキュウキュウとする議員たちを見ていると、こんなでこの国をやっていけるのかと不安になる。この難局を是非とも打破しよう、挑戦しようという気概を持っている人はどこにも見当たらない。日々の生活がそれではつまらんでしょう。詰まらん人に仕事はできないとボクは思う。未来を見つめ涼しい目で風に立ち向かうヒーローなんて出てこないのかなぁー。楽しく自分の為すべきことをする!そうありたいもんだ。(バースくん、仕事は楽しいかい?)うーん、ウーンあのね楽しいというより有難いってとこかな。 

知るということ、知らないということ

2007年09月14日 | Weblog
ボクが浅学であるということは皆さん百も御承知でありましょうが、日々知ることがあるというのはこれはまた幸せなことであると思うのです。さて今日本という国は船長を失い・・・(バースくん、総理は船長だったろうか)、うんもうっ!!その次元の話は今日はやめよう、元へ!!船長不在の今早急に新しい人を探す事になったわけだけど、一晩にして勢力地図が変わる。みんな夜も寝ないでわさわさ動いていたんだろう。そういう動きのことを「猟官運動」というのだとボクは初めて知った。つまり官職を得ようとして多くの者が争うことを言うんだそうだ。「猟官」かぁ、上手いこというよなぁ、髪を振り乱し恥も知らずに動きまわる御婦人議員とか、ばっちりテレビに映ってるもんなー。民意に関係なく動き回る人の言い方を知ったボク。しらないから出来ること、知っているから出来ないこと、世の中は本当に複雑だ。「何も知らない!!」と放り出した人が病室で高いびきというのがなんとも腹が立つけどね、国民は何があっても残暑に負けずこつこつと働いているということを決してお忘れなきよう願います。 

今日もまた

2007年09月13日 | Weblog
語らねばなるまい。(バースくん、もういいよ阪神の話は)いやいやそうではござらぬ、本日は安倍君の話じゃ。学校に行きたくないから「お腹が痛い」と言って子供がぐずるが、総理辞任の件もほぼこれと同じ次元だとボクは思う。今民意はもうボクがここで語るまでもなく「何だよこれは!!」ということだからそれはもう置いておこう。そこでボクは語りたいのは「いわゆる幸せといわれるものの哀れ」ということ。何不自由なく育ち、世間の明るい広い道を歩いて今日の日までに至った安倍さんの人生は一般的に幸せな人生、もしくは苦労のない人生というのだろう。ボクは決して安倍さんが今日の日まで何の苦労もなく悲しみもなく来たとは思わないし、幸せで平坦な道を来たとも思っていない。人は誰も皆それぞれにいろいろなことがあって今日がある。ただ昨日のあのタイミングでああいう結論、ああいうやり方を見たとき「あーこの人は本当の悲しみや苦しみの淵に立ったことのない幸せな人だったんだ」としみじみ思った。辞任と口にしたことから始まる様々なこと、人の動き、御自身のいわれるところの民意の真意それらすべてをもう昨日の安倍さんは放棄していた。逆を言えば放棄できる幸せで哀れな人であった。大きな壁の前、安倍さんは逃げた。誰かが言っていた「逃げないことも才能」なんだと。ボクは思う「逃げないところにしか本当の幸せはやってこない」と。国民は今不幸のどん底だ。今度はとにかく逃げないリーダーが現れることをボクは切に願う